シリンダーは、バイクエンジンの心臓部とも言える部分で、燃料と空気の混合気が燃焼する部屋です。

 

ここで燃焼が行われることで、エンジンが動力を生み出します。バイクのエンジンには、シリンダーが1つ(シングル)、2つ(ツイン)、3つ(トリプル)、4つ(フォー)など、複数のバリエーションがあります。

 

シリンダーの数が多いほど、エンジンの出力や滑らかさが向上しますが、複雑さや重量も増します。一般的に、スポーツバイクやツアラーには複数のシリンダーが使用され、低速トルクが重要なバイクにはシングルシリンダーが多く採用されています。