私的流用

女性校長、修学旅行で私的流用1000万円


 埼玉県狭山市にある私立小学校の女性校長が、修学旅行のために訪れたアメリカで私的にテーマパークなどに出かけ、学校の費用から1000万円あまりを流用したと指摘されていたことが分かった。

  私的流用が指摘されたのは、狭山市の西武学園文理小学校の佐藤仁美校長。学校が設置した調査委員会の関係者によると、佐藤校長は、児童の修学旅行の視察や同行でアメリカに行った際、私的に「ディズニーワールド」やカジノなどを訪れ、これを学校の費用で支払っていたという。

  調査委員会の調べでは、私的流用は1000万円を超え、近く学校に報告書を提出するという。学校を運営する文理佐藤学園は、「報告書を受け取っていないので詳細は分からない」としている。

校長が体調不良を理由に調査委員会の聞き取りに応じていないことが分かった。父の理事長と連帯して不明朗な支出分を学園に弁済するか寄付することなどを求める報告書を提出する


次のような教育方針のようです

人間性あふれる心豊かな子供を育てる

  人に対する思いやりの心、感謝の心、そしていのちを大切にする心を持った文理生の育成をめざし、
レディー&ジェントルマン トップエリートを育て、リーダーシップ教育を実践します。
  本校では、小学校教育のなかでもっとも大切なことは基本的生活習慣とマナーをしっかり身に付けさせることであると考え、ごあいさつなどの礼儀・作法の教育を徹底します。
  また、お年寄りとの触れ合いや地域の清掃などのホスピタリティ活動を通じて思いやりの心を育て、教室や校庭、近隣の豊かな自然の中でのいきものとの触れ合いを通して命の尊さを学びます。
  さらに、芸術鑑賞会や美術館見学、校内の彫刻などを目にしつつ、日頃から一流のものに触れつつ審美眼を養い、人間味あふれる情緒豊かな文理生の育成に努めます。