寺子屋塾さんの「インタビューゲーム」というイベントに行ってきました。

「聞けない」「聞けるようになりたい」が今の課題で、

しばらくはここに集中して取り組むつもりです。

 

 

インタビューゲームとは、

・二人一組になって交代で20分ずつインタビューしあう
・聞いた内容を「自己紹介文」として編集して文章にする

・ペアの相手が書いた自己紹介文を全体に音読して発表する

・・・というもの。

 

ペアの方に質問しながら、聞いて、書く。

なんとか20分やり終えたけど、

なんだこれー。めたくた難しいーーー!!
まず、より相手を引き出すための質問を考えるのがむずかしい。

その返事の言葉を聞く、聞きながらまた質問を考える、書く・・・ひー。
書く、な。これも全然ダメ。
ペアの方をあらわしたものではなくて「かなこの書いた、かなこ物語」になってたと思う、たぶん。
聞く怖さもだけど、書く怖さもかんじました。捏造できる。怖い。すごく。

それを防ぐために、このゲームでは

書いたものを本人に見せて、違うところを指摘してもらいます。

ここ・・・すっごい重要だ・・・。
「聞く」は、前よりいくらか、・・・ちょっとはね、意識できたか・・・な。

 

 

このイベントは全部で4時間あったのだけど、

わたしは「聞く」スイッチをフルで入れたまま4時間過ごしてしまいました。

12人ほどいた参加者さんの発言を全て集中して「聞こう」としていたら

途中から意識がもうろうとしてきちゃった。

面白いお話がいっぱいで、内容が濃いし、

「聞く」を今までやったことないから慣れていなくて(聞いたことがないって、改めてひでぇな)、
理解も消化も追いつかないままどんどん話題が変わっていく、ちっともついていけない。

どうにか「聞く」をやろうとした結果が「目をつぶる」でした。

そうすると確かに発言者の声、言葉は拾えます。
でも目で見てないから情報量はとても少なくて、理解がもっと遅くなる。
どんどん疲れていく。でも聞きたい。でも疲れる。困る。
そこで、自分を抱くように肩や腕をさすりながら、時に机につっぷすようにしながら、

いたわりながら「聞く」をやる。

とても失礼な態度かもしれない、と思ったけど・・・。

最後は腑抜けでした。
聞くスイッチのオン・オフや、ボリューム調整を身に着けたいと思えた!!

 

あとね、皆さんからのフィードバックで「話題がシンクロしていく不思議」が出たんですよね。
これはわたしもよく体験する。
なんでかな?っていうのを、主催の井上さんに聞けなかったので

今度お会いしたとき、聞くのが楽しみになりました♪
 

(参考資料をいただいて、読んでみておもったのは

「もともとみんな一つのもの、かわりのないもの」で、
それを別々の容器(人間型)にいれて、中身(言葉)を出すのだから
同じになるよー、ってふうかなあ。
わたしはアニミズム的なものの感じ方が強いので、これだとわかりやすい)

 

 

いろんなことが詰まったゲームで頭がぐるぐるです。まだ自分の体感ばかりに気をとられる。

聞く、話す、質問する、集約する、書く、そして、音読する。

日常で大雑把にやっている行為のひとつひとつが意味をもち巨大化してせまってくる。

「音読する」がまた、なぜかわからないけど、とても大切な感じで、よかった。
自分が語った「わたし」を、他人が聞いて、書いて、それを音読する。
うーんうーん。わからない、面白い、わからない、知りたい。

 

聞くために、身体を大事にしなくちゃ、と思いました。

 

 

写真がないので、イタリアンレストランで
出てきたデザート。
少しずつ少しずつ階段をのぼれる…イメージで。
インタビューゲーム、またトライしてみたい!