大ファンの二村ヒトシさん。「愛」がタイトルについた著作が多いなあ。
そんな二村さんに、性について、恋愛について、結婚について、
そして自分だけのパートナーシップについて、
直接質問ができるトークライブですが
現在30名くらいのお申込みがあって、
質問形式だしこのくらいでちょうどいいなー、
でもせっかくだからたくさんの人の二村さんを知ってほしいなー、なんて贅沢な悩みでごいす。
 
本好きと言われるワタクシですが、二村さんの本はバイブルです。
特に『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか」。
 
(あ、ついでに「あの」上野千鶴子さんも二村さんを推薦してるよ、って言ってみる)
(わたしは上野さんの本を読み続けてるけど、今までいいよねって言ってたひと、周囲にいなかったけどなあ。
 みんな、本当は読んでたの?好きだったの?)
 
二村さんの『なぜ愛』は何度読んでも魂を揺さぶられる。
「あなたが主体的に自分を大事にして生きてくださいね」って書いてあるんだけど、
読んだときはね、スグ分かった気なっちゃうのね。
わかった気になるのって気分いいんだもん。頭いいみたいで。
 
わたし、昨年勤め先を辞めたんですけど、理由は上司のハラスメント三昧です。
セクハラとモラハラを拒否したらパワハラされたってパターン。
生活のかかった40代半ばの、なんの資格も経験値もない女性が正社員事務職を辞めるって、
まあまあの健康被害だったわけです。動けなくなっちゃった。
よろよろと始めたバイト先ですぐさまモラハラされる。ふへー。
 
なーんでかな??
どうしてかな?
それはね、わたしが自分を粗末に扱っていたからです。
 
何年もたって「なぜ愛」を読みなおしたとき、
「わたし、わかってなかったああああっ!!」
って愕然となりました。
モラハラの話、つづく。
 

 
ちょっと偏愛語り。
「AV監督さんをお招きする」というと驚かれるけど、
わたしにとってAVみるのと、少女漫画読むのって同じことだけどな。
と、いうことを、大大大大傑作・橋本治『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』で学んだんだけどね。
そして二村さんの『僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに』は
二村版キンピラゴボウだ!!!!と大感激したのだけど。
少女漫画について考察した、すんばらしい本です。偏愛語りおわり。
 
7月20日、長久手での