10年 続けた仕事でした。

着々と 大きくしていきました。
日本だけでなく、海外にも お客様がいらっしゃいました。

その業界では、誰も成し遂げることができなかった
世界で 唯一という事も 成し遂げることができました。

ryuruさんは、憧れの存在
いつか ryuruさんのような 仕事を私もしたい!
どうやったら、ryuruさんのように なれますか?

こんな嬉しい言葉を 何度も、直接 いただきました。
何度も、嬉しいメールを いただき続けていました。



一生懸命に 生き続けていました。
どんな問題からも 逃げずに生きていると 思っていました。

それがある日
一番大切なことから 逃げている自分を 発見しました。

私は、愛することから 逃げていました。
同時に、幸せの中に 生きることを望んでいない自分を 発見しました。



衝撃でした・・・



もう自分に 嘘をつかない生き方をしよう。
私も 幸せになろう。
たくさんの愛の中で 生きよう。

そう決めてから、私の周りの偽りが 一つふたつと 消えていきました。
そして、真実のものが周りに たくさん現われ続けました。



今日、廃業届け 提出直前に
私は お顔が 分からないお客様から
突然「はじめまして」メールを いただきました。

残念でなりません。信じられません。
また、お仕事開始される時は かならず 連絡してください。
お仕事での関係だけでなく 仲良くしてください。と

嬉しかったです。
10年続けてきて このように言ってくださる方
たくさん たくさん いらっしゃって・・・
今なお、どれだけ 皆様から 愛していただいていることでしょう。



なんでもない 普通のお知らせメールでさえ、
ryuruさんメールは 何か 違うものがあった。
メールが届くだけで 嬉しかった。
どうか、お仕事をやめられても アドレスだけは残しておいて・・・と
県外・海外の方は未だに、メールを下さり
県内の方は、私を探して 会いに来てくださいます。

私は、とても とても幸せです。
幸せな10年でした・・・迷わず、届けを提出しました。




昨日、大切な友達 Kちゃんから 一冊の本の紹介をいただきました。


最後だとわかっていたなら
作・ノーマ コーネット マレック / 訳・佐川 睦

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でも、もしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから




みなさま、読み終えられていかがでしょうか?

私は、涙が 一滴も 流れませんでした。
なぜなら、私は 今 この瞬間に 生命がなくなったとしても
なんの後悔もないのです。
以前の私なら、間違いなく 号泣していたでしょう。




後悔しない日々を 与えてくださったのは
私の最愛の人
自らの命以上に 大切な人

私が、生きている理由
私が、生まれてきた理由
最愛の人に 出逢えて、私は その答えが ようやく分かりました。




だから、名刺 肩書き
権利 名誉 財産は 簡単に捨てられました。
今までの仕事は、私の天職ではなかった。

どれだけ憧れの存在、理想とされた職業であっても
私には、もう不必要なものでした。

ただ、私の名前を社会から消すには 少し時間が必要でした。

10年で築いてきた 自分の頑張りに 微笑みながら
あちこちに 広がっていた 真実でなかったryuruを
何年もかけて 消していきました。

そして・・・
今、PCで検索しても 過去の私は 何も出てこなくなりました。




みなさまは

自分の生命よりも 大切な存在の方が いらっしゃいますか?

何のために 生きているか 見つけられましたか?
何のために 生まれてきたか 思い出せましたか?
 
愛する人に 愛していると いつも 伝えていますか?

いつ命がなくなっても、後悔しない日々を 生きていらっしゃいますか?