ハゲタカも経験。。。

昨日のチーズ鍋について

「鍋のもとから作ったのですか？」

などというご質問がありましたが…

この城咲にそんな技が使えると思いますか？

市販のチーズ鍋のもとですよ

でもすごく美味しかったです

城咲はチーズ鍋のもとに、更にチーズを追加して入れてみました

やっぱりチーズは最高ですよ

というわけで今日の話題は…

「ショーの時、どうやって髪型を決めていましたか？」

というご質問について

よく、お芝居やショーの髪型は自分で決めるのか、演出家の指定なのかというご質問がありますが…

宝塚も外の舞台でも、演出家からの指定がある場合と、自分で決める時があります

ただ、自分で決める場合でも必ず演出家には相談します

そして外の舞台だと、ヘアメイクさんがいらっしゃる事が多いので、その方とも相談して決めたり

お芝居の場合は基本的に、年代や衣装などを考え、役のイメージを作りやすいようにしますね

髪型選びも役作りの大切な要素ですから

一方ショーの場合は…

まずは場面の構成、イメージ、衣装の雰囲気

そこまではだいたい芝居と同じなのですが…

ここからがいつも頭を悩ませる所…

まず、できるだけ他の場面の雰囲気と変える事

男役さんやは基本的にスーツ、エンビ服、タキシード、変わりエンビなどですから、あまり雰囲気は変えられないのです

だからできるだけ娘役が、衣装、カツラやアクセサリーなどで場面の雰囲気を変えたり国や年代の雰囲気をを出したりする事が大切なのです

そして踊りやすい事と、相手役や隣近所に迷惑のかからない髪型…

たとえ素敵な髪型でも、思いっきり動く事ができなければショーの意味がありませんし、近くの出演者に飾りや髪の毛がバシバシぶつかるようでは、怪我に繋がりますから

そしてここまで考えたらあと一息

でも意外とそのあと少しが大変なのですよ…

今まで考えたいくつかの髪型を全て、ショーの最中の着替え時間でできるようにする…

カツラだから付ければいいだけでしょ

というわけにはいかない事が多いのです

例えば…プロローグはカツラではなく地毛で、次の場面はアップスタイルで、フィナーレは下に髪をまとめて…

という無理無理計画…

でもこんな事しょっちゅうです

そういう場合に、プロローグが終わったら、次の場面までに上に髪を上げて、どこかの場面と場面の間に髪を下に結び直したり…

どうしてもその時間がとれないショーの場合は、その対策も考えなくてはいけない…

もうバタバタです

そういえば城咲、宝塚を退団してからのディナーショー『アイースクエア』では、あまりに早替わりが速すぎて…

舞台稽古の時、全く間に合わず、とりあえずカツラをくっつけて出てみた…

暫く歌い続けていると、みんなが笑っている…

まさか…

と思って頭を触ってみると、

カツラがないっ

白い綺麗なドレスを着て美しくキメていたハズなのに…

ハゲタカみたいになっていた…

ファンクラブが撮ってくれた舞台稽古の写真には、城咲のハゲタカ写真がしっかり写っていた…

まぁ、そんな恥ずかしいおもいもしながら髪型を必死に考えているのです

あぁ髪型については、ブログでは語りきれない

この続きはまたこん度お話しますね