ここにきての大スランプ(かいの塾生活・2022年10月) | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

11月からいよいよ本番が始まります。

 

とりあえず11月は3校受験で、全て出願済み。

 

出願手順については記憶が薄れないうちに残したいなと思うので、明日あたりアップするかもしれません。

 

で、肝心の勉強のほうですが…うん、今月は大変でした。

 

夏に第一志望の過去問の合格者最低点を超えた話は何度か書いてきましたが、それが5年前くらいの過去問で…その後その1年新しい過去問やったら、もうボロッボロで、血の気が引きました。

 

で、慌てて確認したら、年を追うごとに、特に英語は難易度が上がってる…!!!!!

 

こうなるとその合格点が取れた時に「この年に受験したかったー!」って悔しがってたかいが大正解だったってことになりますわ…。

 

過去問、新しいものほど本番近くなってからやらせようと思って、一番古いのから始めたんだけど…これは完全に私の作戦ミスです、大反省。

 

しかもこれが英語に限った話じゃなくて…第一志望は帰国生受験も一般受験も算国の難易度は変わらないので、算国は一般の過去問もガツガツ始めたんですが、これまたボロボロ…得意なはずの算数まで…。

 

実際、あとで解き直しをさせると解説なくても自力でできたりするので(時間はかかることが多いけど)、できないわけじゃないんだけど…あとは応用力つけるのと、とにかく過去問を徹底的にやりこむしかないかなというかんじです、一般も合わせればかなりの量はあるので。

 

で、かい、「やってもやっても結果が出てくれない」って嘆き始めてたところに、先日の英検のまさかの不合格が重なって、その日は心がぽきっと折れて、「塾行かない!」とか言い出し(結局普通に行きましたけど)。

 

…でもね、母からすれば、全っ然、本気で受験に向かえてないのよ、この期に及んで!

 

相変わらず勉強の取り掛かりもイヤイヤだし、ちょっとでもひと区切りつけばYouTubeですぐに休憩取ろうとするし、友達と映画観に行きたいとかぬかすし、イライラしてかんしゃくも起こすし、相変わらず朝は起きないし昼寝もするししかも一度寝たら起きないし…。

 

私なんか、もし自分が過去問でこんな点数取ったら顔色変えて本気で頑張るけど?!そういうふうに向かっていけないわけ?!って思っちゃう。

 

英検だって、落ちて悔しがる割に、だからといってこのままじゃ受験もやばいから頑張ろう!とかなるわけじゃないし。

 

「頑張ってるのに結果が出てくれない」「やってること全部無駄に思えてきた」って言うんだけどさ、そりゃ頑張ってるよ、机(テーブル)に向かってはいるよ、だけどさ、全然受験が自分事じゃないわけ、この局面に来てもなお!!

 

「このままじゃ第一志望落ちるんだよ?!」って煽っても、怒っても、「私はあんたをあの学校に入れたいんだよ!」って泣いてみせても、「あんたはちゃんとできる子なんだよ!」って持ち上げても、なにしてもダメ…。

 

これを自分事にさせられなかったのが、私の最大の失敗でしょうね、この1年半で…。

 

で、さすがに英検不合格の日は、これはちょっとまずいなと思って、塾に電話しまして(そもそも過去問で点数が取れてない状況についても相談はしたかったので)、次の日先生と本人の面談ということになったんですけど。

 

10分もないくらいの面談だったんじゃないですかね、んで、頑張ってるからそんなに焦んなくていいみたいなこと言われて帰ってきたらしいんですけど。

 

英検落ちた話をかいからもしたらしいんですけど、そしたら先生、準1級なんて小学生が取れるもんじゃないって言ったらしくて…イヤ、まぁ、本来、一般的な話をしたらその通りだし、だから落ちたって当たり前なんだって励ますつもりだったのかもしれないけど…でも帰国生受験なんて準1級持っててようやく難関校受験のスタートラインに立てるくらいの世界なのに、それはちょっと…と。

 

基本的な塾の授業内容とかはまぁ満足してるし信頼もしてるんだけど、この塾は、授業外の部分では本当に頼りにならなかった…このあたりもまた受験終わったら書けたらいいなとは思いますけど…二月の勝者みたいな塾を期待したらほんとにダメだよねって、他塾に通わせてる受験ママとも話してる(苦笑)

 

そんなこんなで、今月はほんとにどん底感すごくて、またなんかのきっかけでかいと衝突した時にロクに会話にもならないままかいが部屋に逃げて閉じこもって、私ももう発狂して「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ーーーーーっ!!!!!」って、かいの部屋はもちろん多分隣近所に聞こえたであろうくらい叫んで、「こっちだって気ぃ狂うわ!!!!!」ってテーブル殴りまくって壁蹴りまくった(苦笑)

 

んで、しばらくしてかいが戻ってきてから、もう「早く(やりなさい)」って言うのやめた、って宣言して、あとはもう自分の責任でやって下さいって。

 

そこから数日経ちまして、「あ、早くって言っちゃった」ってなることは数度あるけど、でもなんか、かいもちょっとまずいと思ったのか、本人比でまともに取り掛かるようになりまして。

 

で、昨日の過去問で、英語はなかったけど算国、ようやく合格が見えるラインに復帰…ほんとに久々で、親子でほっとしましたよ…。

 

実は私もここまで開き直れるようになった大きな要因が、この土壇場にきて、ものすごくいい学校を発見して、この土壇場でようやくその学校の見学に行けて、親子で大満足して、第一志望落ちてもここに入れれば全然いいね!ってなれて、心の余裕ができたというのが大きいです。

 

今までは第一志望含め数校の志望難関校と、滑り止め校とのレベルのギャップがすごいあって、第一志望落ちた場合ここになっちゃうんだよな、そりゃいい学校ではあるけど、うーん…ってかんじだったので、これはほんとに大きかった。

 

…ところで、一方の英語教室…こちらも問題があって…。

 

今のところ出願している3校のうち、2校が志望理由書必要で、1校は日本語で、1校は英語で書かなきゃだったんです。

 

日本語のほうは、そのいつもの算国塾のほうで添削をお願いして、2往復して1週間くらいですんなり書き上げられたんですけど、英語のほうが…英語教室にお願いしたんですけど、日本人の塾長さんにメール送付して、ネイティブの先生が添削してくれたらまたメールで返ってくるってかんじなんですけどね、イントロとボディがいくつとコンクルージョンがどうこうとか、なんでこんなに筋が通ってないんだとか、添削がエッセイなのよ、モチベーションレターじゃないわけ。

 

しかも、その学校がどんなところなのか全く知らないまま添削してるから、「この学校はこんなことができるの?なんでこんなこといきなり書いてるの?」みたいなコメントされてて…もうがっくりだよね…。

 

日本人の塾長さん自体も、基本的に中学受験には全く疎いしなんなら消極派ですらあると思うんだけど(これは入塾当初から感じていたので…)、なのでこの人も、これはモチベーションレターの添削で、この学校はこういう学校で…とか全くなしに、ただ右から左にハイ添削お願いね~って流してるだけだなって。

 

もうそのがっくりした添削を見て、「イヤ今お願いしてるのはこういうことで、この学校はこうこうこういう学校で…その視点でもこういう添削になりますか?」ってメールしたんだけど、それに対する返信はなくて、その後かいが教室に行った時に塾長に「筋が通ってない」ってだけ言われて帰ってきた…。

 

ほんっと、最初からこの塾長なんかおかしいとは思ってたけど…ほんっとにもう…(英語教室のことはまた受験が終わったら書こうと思ってます)。

 

取り急ぎ、知人のネイティブに急遽会ってチェックしてもらったんだけど、彼女は受験の専門家でもないし、ましてその学校のことだって知らないわけなので、内容がどうこうってところまではお願いできず、スペルや文法のミスだけは直してもらって。

 

あとは算国塾の国際部のほうに、授業取ってなくて申し訳ないけど添削お願いしたんですが、こちらは日本人の部長さんがチェックして下さり、その「筋が通ってない」って部分も具体的にこの部分が不要とかきちんと分かりやすく指摘してくれて、なので即訂正して再送付して、またすぐお返事下さって「よくまとまっています」って言っていただいて最後に表現をちょっと直して下さって、1週間2往復ですんなり終了…ほんっとに助かった…。

 

なんか生きた心地がしない2週間でしたわ…そんなこともあってほんとに今月はしんどかった。

 

さて、いよいよ帰国生にとっては受験開幕の11月ですね(10月以前から始まってるとこもあるけど)。

 

体調には注意して、頑張りましょう…!!このしんどい日々も、あと少しだ…!!!!!