便利な呼びかけ | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

ベルばらに関する記事でちょくちょく書いてきましたけど、日本語の「さま」をフランス語訳にするにあたって、オスカルの扱いに苦労した様子が随所で見て取れました…「ムッシュ」にするのか「マドモアゼル」にするのかと。

 

でもこれは、「男として育てられた女性」という特殊な状況だからこその、架空の話でありまして。

 

実際に、フランスに住んでて、フランス語ですごく便利だな~と思ったのが、その「ムッシュ」「マダム(マドモアゼル)」という言葉の存在。

 

これ、相手の名前が分からない時にも使える呼びかけじゃないですか。

 

それに、たとえば子供が、友達のお母さんを呼びたい時、「マダム」のひとことですむわけですよ。

 

日本語だったら、「誰々のお母さん」とか「おばさん」とか呼ばなきゃいけなくて、なんか長ったらしかったり、呼ばれた「おばさん」はなんかすごくもやっとするかんじあるじゃないですか(笑)

 

なので、「マダム」「ムッシュ」ですむのはすごくスマートだなぁと思いながら過ごしてました。

 

これ、英語だったら「ミスター」とか「ミズ」とか呼ぶんですか???

 

ミスターはありそうだけど、女性はどうなんですかね???