大学のとき、本当はロックなムスメだったのに
間違って(^^;)ジャズサークルに入ってしまったときのこと。
ジャズのソロは「アドリブ」だ、ということを知ってびっくりした私
そして、かっこいいギターソロを弾く先輩たちを見て
自分もかっこいいアドリブソロを弾きたい(><)と思うようになった
でも、もちろんなかなかうまくなんて弾けなくて
ある時、1年上のギターの先輩に
「どうしたら、かっこいいソロを弾けるんですか?」って
質問したことがありました。
「ちょっと弾いてみ」と、言われ
覚えたてのペンタでセッションの定番曲
「The Chicken」に乗せてアドリブソロを弾いてみると、その先輩
「弾けてるじゃん」と、ニコニコ。
「いや、全然かっこ悪いじゃないですか」と、私。
「まあー、そんな感じでいいんだけどな」 先輩のテキトーな返事
私が若干苛ついてるのを感じたのか^^;
先輩はちょっと焦った様子で少し考えてから
「コードトーン弾いてりゃいいんだよ」と、
困ったみたいに笑いながら、またも、テキトーな感じで言いました。
そりゃ、そうだろうけど……と、思いつつ
先輩、教える気ないな、と判断してあきらめた
それからウン十年の時を経て
大好きなマツキタイジロウさんのギターソロをコピーしていると、
意外にペンタやコードトーンを使ったソロが多いことに気づきました。
聴いてるときは、ものすごく複雑・難解なことをしていて、
とてもとても自分には弾けないと思ってたマツキリーダーのソロ。
もちろん、音のつなぎとか難しいところは多々あるんだけど
音遣いはけっこうオーソドックスだということを発見
リーダーのyoutube「たいじろちゃんねる」でも、
「コードトーンは重要」って、リーダー言ってた。
そこで、冒頭のテキトーだと思ってた先輩の言葉を思い出しました。
「コードトーン弾いてりゃいいんだよ」
長い年月を経て、ここにたどり着いたような気がした(笑)
実は、最初に教えてもらってたんだね
もう20年以上会っていないあの先輩、
テキトーだなと苛ついてごめんなさい、と改めて反省しています。。。
もう、それを伝える手段もないけど(笑)