今から5年前、私は初めて
ちゃんとTOKIOの音楽を聴いた。

子どもたちに
「曲がいいから、車の中で聞きたい」と、
言われたから。

それまでは、ジャニーズだからなー、という、
大きな偏見があって
まともにTOKIOを聴いたことがなかった。

車の中で大きな音で聴いた時、
「......めっちゃロックじゃん❗️❗️」
と、すごい衝撃を受けた。

まずは、やっぱりギターの音。

最初に感じたのは、
これ...スティーブルカサー❓❗️ってこと。

ほんとに衝撃と言うほど、
自分の好きな音であり、リズムであり、リフであり、ソロだった。

あとで分かった事だけど、
リーダーはブラックミュージックを聴いて
育ったとのこと。
ルーツミュージックが自分と同じだったのだ。。

そして、全員歌が上手い。
コーラスが完璧。
リズム隊のグルーブがばっちり合っている。
メンバー全員が、作詞作曲できる。。。

TOKIOって、こんなすごいグルーブだったんだ...。

曲も随分たくさんコピーしたなー。
オリジナルとアドリブ中心
に音楽をやってきた私は
TOKIOのギターをコピーすることで、
随分、成長させてもらったと思う。

TOKIOの曲は
しっかりしたアレンジャーがついているせいか、
実は結構難しい。

TOKIOが高いクオリティで音楽をやっていることを知らない人は
たくさん、いるんだろうなあ....。

今回、ベースが抜けてしまった。

TOKIOの音を
分厚く支えるベースの音が......。

長瀬くんがソロでやればいいとか、
サポートを入れればいいとか、
ジュニアを入れればいいとか

.....そういう声を聞くと、
ほんとに、分かってないなあと
寂しくなる。

まあ、バンドをやってないと
わからないからしょうがないか...。

彼らの音楽が聞けなくなるのは
やっぱりつらい。