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母親の連れ子であれば、父親とあるが、殺人者は継父である。

この母親に親権を与えたのは日本の単独親権制度である。

 

 

東京都品川の児童相談所は何をしてる!なぜ香川県の児童相談所から重大性を引き継がない!

児童福祉法の改正は社会が守るべき権利があると明言した。

そもそも香川県の教育委員会が東京都の児童相談所と教育委員会に通報すべきじゃないのか!

 

https://www.fnn.jp/posts/00321330HDK

救えたはずの命はなぜ救えなかったのか?

東京・目黒区で、5歳の女の子が虐待死し、両親が逮捕された事件で、女の子が「ゆるしてください」などと書いたノートが見つかっていたことがわかった。

島田彩夏キャスター
愛を結ぶと書いて結愛(5)ちゃん。5歳といえば小学校に上がる前の幼さです。
そんな5歳の結愛ちゃんが生前にノートに手書きでつづっていたという「ママへのメッセージ」は本当にあまりに悲しく、あまりに辛いものだでした。

 

結愛ちゃんの手紙メッセージ(全文)

島田彩夏
だが、目をそらしてはいけないと思い、ここに全文を読み上げます。


ママ もうパパとママにいわれなくても しっかりとじぶんから きょうよりかもっと あしたはできるようにするから

もうおねがいゆるして ゆるしてください おねがいします

ほんとうにもうおなじことはしません ゆるしてきのうぜんぜんできなかったことこれまでまいにちやってきたことをなおす

これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだからやめる もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします

もう あしたはぜったいやるんだぞとおもって いっしょうけんめいやる やるぞ
 

 

島田彩夏
5歳の子がどんな思いで、これを書いて、どんな思いで死んでいったかと思うと本当に胸がつまります。

反町理キャスター
しつけと言う名の折檻にどんな目にあっていたのかというのも伺えますし、でもギリギリの所で母親への気持ちも残っているように見えますし。習いたての「ひらがな」で書いた文書がこれかと思うとせつなくなる。
 

 

児童虐待の専門家に聞いた

元警察庁で児童虐待の現状に詳しい弁護士の後藤啓二さんに、どうすれば私たちがこうした悲しい事件を一つでもなくすことができるのかについて聞いた。

島田彩夏
後藤さんはこれまで児童虐待のケースたくさん見てきたと思うんですけれど、結愛ちゃんの手書きのメッセージをどうご覧になりましたか?

後藤啓二
これは本当に切ないわけなんですけど、恐らく些細なこととか何も悪いことをしていないのに、いちゃもんと言いますか叱られて、殴られたり叩かれたり、あるいはご飯を食べさせてもらえなかったり、そういう目にあってたんじゃないかと思うんですね。それでこう言うものも書かざるを得なくなって、本当に怖かっただろうなと思います。

 

警視庁が結愛ちゃんのメモを全文公開した理由は?

島田彩夏
追い詰められた気持ちが伝わってくるという風に思うんですけれど。今回虐待死した子供のメモを目にするということは、これまであまり無かったということで、
背景を警視庁記者クラブの金子記者に聞きます。警視庁はどんな思いでこのメモを公開したんでしょうか?

金子聡太郎記者
虐待事件捜査では、家族内の当事者にしか知りえない状況を立証する難しさ。いわゆる「密室感」があります。今回警視庁が明らかにしたメモは、結愛ちゃんが事件直前どんな劣悪な環境にいたか、そしてどんなに切迫した状況だったかを亡くなった結愛ちゃん自身の言葉で声高に示す状況証拠です。警視庁は両親による悪質な犯行を裏付けるうえで重要な証拠と判断し、結愛ちゃん自身が記したメモの公開に踏み切ったと言えます。

島田彩夏
父親が逮捕されてから母親が逮捕されるまで3か月がかかった理由は?

金子聡太郎
密室の中での犯行を立証する上で必要な時間だったと言えます。警視庁は発覚当初からこの事件が単に義理の父親が子どもを殴って死なせてしまったとものと矮小化せず、一定期間の中で恒常的に行われた虐待の末に起きたものとみて、一緒に住んでいた母親の関与を調べてきました。その後の3カ月に及ぶ捜査で夫婦2が、長い期間、食事も与えず結愛ちゃんを衰弱させた上、病院に連れて行かず放置したことなども明らかになりました。その結果、むごたらしい虐待の実態に即して、今回、保護責任者遺棄致死容疑での立件につなげたと言えます。

 
 

何度もSOSが出ていたのに…結愛ちゃん虐待死の経緯

5歳の結愛ちゃんの心の叫びを亡くなる前になぜ社会は受け止めることができなかったのか?結愛ちゃんが亡くなるまでの経緯をもう一度振り返ってみる。

結愛ちゃん一家は今年1月に東京・目黒区に引っ越してきた。その前はというと…

2016年12月、香川県の自宅の前で結愛ちゃんが唇から出血した状態で放置され、児童相談所が一時保護をしていた

2017年2月、一時保護を解除され自宅に戻る

2017年3月、また放置され、児童相談所が2度目の一時保護

2017年4月、幼稚園を退園

2017年7月、一時保護を再び解除

2017年8月、結愛ちゃんが「パパにけられた」と病院が市に通報もしていた

 

2018年1月、東京に引っ越し。香川の児童相談所から東京の児童相談所にそれまでの経緯や情報は全て伝えていた

2018年2月9日、東京の児童相談所職員が自宅訪問したが、結愛ちゃんに会わせてもらえず

2018年2月20日、小学校の入学説明のため関係職員が自宅訪問したが、結愛ちゃんに会わせてもらえず

 

ここまでSOSが出されていたにも関わらず、児童相談所も関わっていたにも関わらず、

2018年2月下旬、父親が結愛ちゃんの顔面殴るなどの暴行

2018年3月2日、搬送先の病院で結愛ちゃん死亡。享年5歳

と事件は起こってしまった。
 

 

児童相談所の対応に問題はなかったのか?

後藤啓二
完全に救えたはずの命ですよね。東京の児童相談所が自分で案件を抱え込まずに、家庭訪問して会えなかったのであれば警察に連絡をして、警察が家庭訪問すれば絶対子供の安否は確認できたはずです。その時傷があったり、ガリガリに痩せていたということであれば、その場で警察官が緊急に保護できたはずなんです。それをみすみす児童相談所が警察にも連絡せず、結果的に虐待死に至らしめたという事件だと思います。

倉田大誠キャスター:
事前にこうゆうことがあったにも関わらずどうしようもできないものなんですか?

後藤啓二
これは普通の人が考えても、面会拒否というのは危険な兆候だと思うのは当然ですよね。それを児童相談所はそのままにしてしまったと。ここがまずあり得ない対応ですね。警察に連絡さえすれば、警察が保護できたはずなんですね。なんの問題もない。絶対できるはず。

島田彩夏
なんで抱え込むんですか?警察になぜ電話をしないんでしょうか?

後藤啓二
これは他機関の関与を嫌うという縦割りの体質が非常に強くて、危険な兆候があっても警察に連絡しないというのは、特に東京都の児童相談所は顕著ですね。

児童相談所と警察が全件情報共有している地域も

島田彩夏
地域によっても差があるんですか?

後藤啓二
高知県、愛知県、茨城県では、児童相談所と警察は全件情報共有していまして、連携して活動しています。ですからそのような県では必ず警察が行って、警察が子供を確認する、危ないと思ったらすぐ保護すると。非常に連携とれて子供が守られている所もあるんです。東京は残念ながらそういう状況にないということです。

反町理
東京の児童相談所はなぜ連携を嫌がるんですか?さきほどセクショナリズムという話もありましたが?

後藤啓二
実は東京都は毎年毎年同じような事件を起こしていて、私どもは3年前にも要望書を出して全件情報共有をお願いしているんです。それでもほとんど拒否しているんですね。今回も要望書を小池都知事に出して、都議会の議長宛にも出しているんですけれど、まだ何も言ってきていないという。こういう状況でも他機関の関与を嫌う(東京都の)閉鎖的な体質が顕著ですね。

反町理
東京の児童相談所が閉鎖的という言葉で片付く話なんですか?児童相談所には児童相談所なりの理由がそこにあるのか?例えば予算の問題、人員の問題、受け入れ施設の問題、そういったさまざまな問題が児童相談所にあるのかどうか?

後藤啓二
それはもう無いですね。正直言いまして、私どもがお願いしているのは警察と連携して情報共有してくれというだけですから、何の支障もないですよね。どちらかと言えば警察がやってくれることになるんで、児童相談所はむしろ楽になると言うか、拒否する理由は何もないですよね。ですから高知県、愛知県、茨城県ではそれはそうだと言ってやってくれているんです。

島田彩夏
もう何年も前に法律で、要保護児童対策地域協議会を設置しなさいとなっていると思うんですけれど、東京都も適用されていると思うんですが?

後藤啓二
それは主に市町村に設置されている機関なんですけど、やはり警察が参加していない地域も多いですし、参加しても情報共有はしていない。市町村によっては資料をわざと持ち帰らせないようにしている所もあって、じゃあ何のために協議会を開いているのか分からないような。

島田彩夏
それはプライバシーの問題というようなことなんでしょうか?

後藤啓二
いやあ。私もどうも理解できないんですけれど、まさに案件を抱え込む体質が強い。

反町理
そこが分からない。なんで抱え込むんですか?抱え込む児童相談所側の理屈はなんなんですか?

後藤啓二
これはですね。私も10都道府県くらいの児童相談所と話しているんですけれども、要するに児童虐待と言うのは児童相談所が解決するものだと。他機関が関わるのは、私は耳を疑ったんですけれど「児童相談所のメンツが立たない」とかですね、あるいはそもそも「児童相談所が解決すると法律にもそうなっていて、逆に情報提供なんかする義務は無いはずだ」とか言うんですけれど。私はもう本質は役人の「今までのやり方を変えたくない」とか「他機関と一緒にやるのは面倒くさい」という不作為のなせるワザだと思います。

 

回りの大人たちができることとは?

島田彩夏
近所の人も薄々変だなと思うこともあったかと思うんですけれど、そういう時に回りの大人たちができることってどんなことでしょうか?

後藤啓二
やはり虐待に気づいたら通報するということなんですけれども、今回の事件でも近所の方は何度も通報しているんですよね。それを全く活かせない児童相談所。これに最大の責任があると思うんですね。住民の通報を児童相談所が抱え込むことによって死蔵されているんですね。活かされていない。要するに児童虐待は一つの機関だけで対応できるほど甘いものではない。それを肝心の児童相談所が感じていない。私は周囲の方は今回非常に良く反応していただいたのではないかと思うんですけどね。私はもう法律で情報共有を義務付けない限りは「法律で義務付けられていないのに、そんなことはやれませんよ」「そんな余計なことだ」「面倒くさい」ということでやらないんですよね。これが正に高知と愛知と茨城を除く全国の状況だと思う。

島田彩夏
警察は「民事不介入」ということもあって、なかなかズカズカと入り込めないというか令状もないですし、それはどこまでできるんですか?

後藤啓二
それは確かに拒否されればできないです。ただ普通の人は児童相談所には拒否しても、警察が来たらもうしょうがないと思いますよね。ズカズカとか全くそんなことやる必要はないんです。「ちょっと子供さん見せてくれますか」と警察が言うだけで大部分の人は見せますし、それで見せなければ児童相談所が一時保護するとか措置をすればいいことだと思います。

反町理
都道府県ごとの話をされていますが、国全体の法整備が必要ということにはならないんですか?

後藤啓二
私ども法改正の要望はしているんですが、これは厚生労働省が拒否していまして、本当は法律で全県びしっと情報共有するとしてもらえば解決するんですけれど、国も拒否していると。東京都も拒否していると。こういう状況ですね。
 

島田彩夏
虐待死はわかっているだけで年間に100人近くともいわれている。周囲で、もしも虐待かなと気になったらすべての人が躊躇せずに通報または相談をしてほしいと思います。全ての子供が明るく楽しく生きること、それを大人がサポートすることが義務だと思います

(プライムニュース イブニング6月6日放送より)

 

https://www.fnn.jp/posts/00393714CX

 

両親から虐待を受けて死亡した5歳の女の子。「ゆるしてください」、亡くなる前の悲痛な思いをノートに書き残していたことが明らかになった。

 

カメラに笑顔を向けている女の子は、船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)。

2018年3月、東京・目黒区のアパートで両親から虐待を受け、死亡した。

 

「ママ、もうパパとママにいわれなくても しっかりとじぶんからきょうよりか もっとあしたからは できるようにするから。もうおねがいゆるして ゆるしてください。おねがいします。ほんとうにもうおなじことはしません」

 

6日、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、結愛ちゃんの母親・船戸優里容疑者(25)。

 

「おう吐し、心臓が止まっているようだ」

 

結愛ちゃんは2018年3月2日、東京・目黒区のアパートで、意識不明の状態で倒れていた。

 

病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された結愛ちゃん。

体重は12kgしかなく、5歳児の平均およそ20kgに比べて、極度にやせ細った状態で、顔や体には殴られたようなあざがあったという。

 

そして、翌日、傷害容疑で逮捕されたのは、結愛ちゃんの義理の父・船戸雄大容疑者(33)だった。

 

2年前の2016年春、結愛ちゃんを連れ、雄大容疑者と結婚。

その年に、長男が誕生した。

 

2017年までは、優里容疑者の実家がある香川・善通寺市のアパートで、家族4人で暮らしていた。

 

2016年12月には、自宅前で、唇から血を流した状態で放置されているところを発見され、児童相談所が一時保護。

2017年2月には、いったん自宅に戻ったが、翌3月、またしても外で発見され、再び保護された。

 

幼稚園の関係者は、「結愛ちゃんに『施設とおうち、どっちがいい?』と聞くと、『施設がいい』との受け答えもしていた」と語った。

 

そして2018年1月、結愛ちゃんは家族とともに、東京・目黒区のアパートへ。

2018年2月、児童相談所が家庭訪問。

しかし、結愛ちゃんには会えなかったという。

 

そして、3月2日午後6時59分。

結愛ちゃんは、搬送先の病院で息を引き取った。

 

夫の逮捕後、納骨のため、香川県の実家に戻っていた優里容疑者。

 

優里容疑者の実家付近の人は、「(優里容疑者は)報道しているのは、全く、全部、それが本当ではないから、全部、真に受けないでくださいってことは言っていた」と話した。

 

そして、6日、優里容疑者も逮捕された。

 

近くの飲食店の人は、「2月初めかな、来て。ご飯食べに、子どもと3人で来た。女の子は、お友達のところに預けているって言った」と話した。

 

毎朝、午前4時ごろには起き、ひらがなの練習をさせられていたという結愛ちゃん。

手書きのノートには、日常生活の記録以外に、毎日欠かさず、「両親への謝罪」が書かれていた。

 

「きのう ぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおす これまでどんだけあほみたいにあそんだか。あそぶって あほみたいだからやめる もう ぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします もう あしたは ぜったいやるんだとおもって いっしょうけんめいやる やるぞ」

 

母親に届いてほしいと、結愛ちゃんが懸命につづったメッセージ。

調べに対し、優里容疑者は、「間違いありません」と容疑を認めている。

https://www.asahi.com/articles/ASL33513DL33UTIL014.html?iref=pc_extlink

 

 5歳の長女を殴ってけがをさせたとして、警視庁は3日、父親で無職の船戸雄大容疑者(33)=東京都目黒区東が丘1丁目=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「言うことを聞かないので、数日前に2人でいるとき風呂場で拳で殴った」と容疑を認めているという。2日夕、長女がぐったりしていたため船戸容疑者が119番通報。長女は搬送先で死亡した。

 関係者によると、一家は1月に香川県善通寺市から現住所に転居。市の担当者によると2016年9月ごろ、長女の結愛(ゆあ)ちゃんが大声で泣いているといった情報が児童相談所に寄せられた。市と児相は連携して定期的に訪問を続けていたが、同年12月には外でうずくまっている姿も目撃され、通報を受けた香川県警は結愛ちゃんの耳付近にあざなどがあったため児相に連絡。児相は一時保護の措置をとったが、翌年2月には家庭に戻された。船戸容疑者は当時「しつけの一環」と説明していたという。

 東京都福祉保健局の担当者によると、香川県から「虐待事案が2回あった家庭」などの引き継ぎを受けていたが、けがの程度が軽かったことなどから危険性が高いとは考えていなかったという。児相は2月9日に家庭訪問。玄関先で船戸容疑者の妻(25)が応対したが、船戸容疑者や結愛ちゃんの様子は確認できなかった、としている。妻が児相と距離を置きたがっている様子だったため、徐々に関係を築こうと判断したという。担当者は「重く受け止めている」と話した。

 捜査1課によると、船戸容疑者は2月末ごろ、自宅で結愛ちゃんの顔を殴るなどして全治不明のけがを負わせた疑いがある。妻と結愛ちゃん、長男(1)の4人暮らしで、結愛ちゃんは妻の連れ子という。結愛ちゃんの両目周辺にはあざがあり、体には数カ所皮下出血があった。4日に遺体を司法解剖し、死亡との因果関係などを詳しく調べる。

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180606-00010003-ksbv-l37

 

5歳の女の子はノートに「もうおねがい ゆるしてください」と書き綴っていました。今年1月まで香川県善通寺市に住んでいた夫婦が、東京都に転居後、5歳の長女を放置して死亡させたとして逮捕されました。

ノートに「おねがいゆるして」5歳女児虐待死事件 香川・善通寺市に住んでいた夫婦を逮捕
逮捕された、船戸雄大容疑者(33)と妻の優里容疑者(25)
 保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、東京都目黒区の無職、船戸雄大容疑者(33)と妻の優里容疑者(25)です。

 警察によりますと、2人は今年1月下旬ごろから、長女の結愛ちゃん(当時5歳)に対して、十分な食事を与えずに殴るなどの暴行を加えました。そして衰弱して嘔吐したにも関わらず、虐待の事実を隠すため、医師の診察を受けさせずに死亡させた疑いです。

ノートに「おねがいゆるして」5歳女児虐待死事件 香川・善通寺市に住んでいた夫婦を逮捕
船戸容疑者の自宅(東京・目黒区)
 自宅からは、結愛ちゃんが書いたノートが見つかっていて「もうおねがい ゆるしてください」などと書かれていました。

 一家は、今年1月まで善通寺市に住んでいて、香川県の児童相談所が結愛ちゃんを2度にわたって保護しましたが、その後、解除していました。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/180606/afr1806060014-n1.html

 

東京都目黒区のアパートで3月、船戸結愛ちゃん=当時(5)=が、父親の船戸雄大容疑者(33)からの暴行直後に死亡した事件で、結愛ちゃんは、自宅に手書きの文章を残していた。警視庁が明らかにした文章の内容は以下の通り。


 ママ もうパパとママにいわれなくても

 しっかりじぶんから きょうよりか

 あしたはもっともっと できるようにするから

 もうおねがい ゆるして ゆるしてください

 おねがいします

 ほんとうにもう おなじことはしません ゆるして

 きのうまでぜんぜんできてなかったこと

 これまでまいにちやってきたことを なおします

 これまでどんだけあほみたいにあそんだか

 あそぶってあほみたいだからやめる

 

 もうぜったいぜったい やらないからね

 ぜったい やくそくします

https://www.asahi.com/articles/ASL663D72L66UTIL00H.html

 

 東京都目黒区で虐待を受けたとされる船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)が3月に死亡した事件で、警視庁は6日、すでに傷害罪で起訴されている父親の無職船戸雄大容疑者(33)を、保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕し、母親の優里容疑者(25)も同容疑で新たに逮捕した。同日発表した。2人とも容疑を認めているという。

 捜査1課によると、2人は1月下旬ごろから結愛ちゃんに十分な食事を与えずに栄養失調状態に陥らせ、2月下旬ごろには結愛ちゃんが衰弱して嘔吐(おうと)するなどしたにもかかわらず、虐待の発覚を恐れて病院を受診させることをせずに放置。3月2日に低栄養状態などで起きた肺炎による敗血症で死亡させた疑いがある。

 雄大容疑者は2月末ごろに結愛ちゃんを殴ってけがをさせたとして傷害容疑で逮捕、起訴されていた。

 結愛ちゃんの体重は死亡時、同年代の平均の約20キロを下回る12・2キロだった。部屋からは、「もっとあしたはできるようにするからもうおねがいゆるして」などと結愛ちゃんが書いたノートが見つかっていた。毎朝4時ごろに起床し、平仮名の練習をさせられていたという。

 都や一家が以前住んでいた香川県などによると、結愛ちゃんは同県で2016年と17年に計2回、県の児童相談所で一時保護された。2回目の保護が解除された後の同年8月末には、病院から「こめかみ付近と太ももにあざがある」と児相に通報があり、結愛ちゃんは「パパに蹴られた」と話したが、県は一時保護の必要はないと判断していた。

 一家は今年1月に目黒区に転居。県の児相から引き継ぎを受けた品川児相が2月9日に家庭訪問していたが、優里容疑者とは会えたものの、結愛ちゃんには会えなかったという。

 雄大容疑者については、結愛ちゃんに暴行を加えてけがをさせたとして香川県警が昨年2月と5月に傷害容疑で書類送検していたが、いずれも不起訴になっている。

https://www.asahi.com/articles/ASL665H8VL66UTIL04C.html?iref=pc_extlink

東京都目黒区で虐待を受けたとされる船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)が3月に死亡した事件で、警視庁は6日、すでに傷害罪で起訴されている父親の無職船戸雄大容疑者(33)を、保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕し、母親の優里容疑者(25)も同容疑で新たに逮捕した。同日発表した。

 捜査1課は、結愛ちゃんが毎朝平仮名の書き取り練習をしていたノートの内容の一部を明らかにした。両親に許しを請うような内容で、鉛筆で手書きされていた。雄大容疑者から平仮名の練習を命じられていたという。内容の一部は次の通り。

     ◇

 もうパパとママにいわれなくてもしっかりとじぶんからきょうよりもっともっとあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします

 ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおします

 これまでどれだけあほみたいにあそんでいたか あそぶってあほみたいなことやめるので もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいぜったいやくそくします

 

https://www.asahi.com/articles/ASL3R5TSHL3RUTIL04R.html?iref=pc_extlink

 

 東京都目黒区で虐待を受けたとされる女児(5)が死亡した事件で、東京地検は23日、父親の無職船戸雄大容疑者(33)を傷害の罪で起訴し、発表した。

 起訴状などによると、船戸容疑者は2月下旬ごろ、自宅で長女の結愛ちゃんの顔を両拳で何度も殴るなどして全治不詳のけがを負わせたとされる。結愛ちゃんは今月2日、搬送先の病院で死亡が確認された。捜査関係者によると、死因は不詳で暴行との因果関係は判明していないという。結愛ちゃんの頭部内には出血があった。船戸容疑者は警視庁の調べに対して殴ったことを認め、「これまでもしつけでたたいたことはあった」と話していた。

 

https://www.asahi.com/articles/ASL353J62L35UTIL014.html?iref=pc_extlink

 

 東京都目黒区で父親(33)から虐待を受けたとされる女児(5)が死亡した事件で、女児が以前に児童相談所から一時保護を受けた後、病院から虐待を疑う通報があったことが、都や以前住んでいた香川県などへの取材でわかった。

 死亡したのは船戸結愛(ゆあ)ちゃん。都や県などによると、結愛ちゃんは同県で2016年12月と昨年3月、外でうずくまっているのを通報されるなどして県の児相で一時保護された。2回目の保護が解除された後の同年8月末、病院から「こめかみ付近と太ももにあざがある」と児相に通報があり、結愛ちゃんは「パパに蹴られた」と話したという。この際、県は一時保護の必要はないと判断したという。

 父親の船戸雄大容疑者は2月末ごろ、結愛ちゃんを風呂場で殴ってけがをさせた傷害の疑いで3日に逮捕された。警視庁によると、「言うことを聞かないので空の浴槽に入れて水のシャワーをかけてから殴った」と述べ、「以前にも、しつけで手を上げたことがあった」と説明しているという。結愛ちゃんは2日夕方、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

https://www.asahi.com/articles/ASL3456BNL34UTIL013.html?iref=pc_extlink

 

長女(5)を殴ってけがをさせたとして東京都目黒区の無職船戸雄大容疑者(33)が逮捕された事件で、死亡した長女の体に複数の皮下出血があったことが警視庁への取材でわかった。船戸容疑者は「これまでにも手をあげたことがある」と供述しており、同庁は日常的に虐待していた可能性もあるとみて調べている。

 捜査1課によると、船戸容疑者の逮捕容疑は2月末ごろ、長女結愛(ゆあ)ちゃんを風呂場で殴ってけがをさせたというもの。「言うことを聞かないので風呂場で水のシャワーをかけてから殴った」と説明しているという。結愛ちゃんは3月2日夕に搬送先の病院で死亡が確認された。

 4日の司法解剖の結果、結愛ちゃんの体には打ち身などでできるやや古い皮下出血などが複数あったことが確認された。頭部や目の周りには比較的新しい打撲痕もあり、同課はこの傷が風呂場で殴られた際にできたものとみている。死因は特定できなかったが、健康状態は良くなかったという。

 結愛ちゃんが病院へ搬送される様子を見たという30代の夫婦は「足がガリガリにやせ細っていた」と話した。近所の人らによると、普段子どもの泣き声や大きな物音などは聞こえず、結愛ちゃんの姿を見たことはなかったという。

 

https://www.asahi.com/articles/ASL33447XL33UTIL00H.html?iref=pc_extlink

5歳の長女に暴行を加えてけがをさせたとして、警視庁は3日、父親で無職の船戸雄大容疑者(33)=東京都目黒区東が丘1丁目=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。長女は2日夕、意識不明の状態で自宅から病院に搬送され、死亡した。船戸容疑者は「言うことを聞かないので数日前に拳で殴った」と容疑を認めているという。

 捜査1課によると、船戸容疑者は2月末ごろ、自宅で長女の結愛(ゆあ)ちゃんの顔を殴るなどして全治不明のけがを負わせた疑いがある。風呂場で2人でいるときに殴ったと説明しているという。結愛ちゃんの両目付近にはあざがあり、体には数カ所皮下出血があった。

 2日午後6時ごろ、船戸容疑者が「数日前から食事を取らず嘔吐(おうと)し、心臓が止まっているようだ」と119番通報した。救急隊員らが駆けつけたところ、意識不明の状態の結愛ちゃんを発見したという。船戸容疑者は結愛ちゃんと長男(1)、妻(25)の4人暮らし。同課は日常的な暴行がなかったかも調べている。