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4月から愛星幼稚園の園長になりました。よろしくお願いします!

   「新しい歌を主に向かって歌え。」  (詩編96編1節)

    4月、新しい年度となりました。草木も新しい命が芽生える季節です。私たちもまた新たな気持ちでそれぞれの場所に立っていることと思います。


 私は今年度から、愛星幼稚園の園長として新しい務めを任され、愛星幼稚園の子どもたち、保護者の皆様と関わらせていただくことになりました。これまで小石川白山教会において務めを与えられ、5年間、たくさんの恵みを頂きました。これからの歩みにおいて幼稚園の働きを通してより多くの恵みを頂くことを神様に感謝すると共に、その恵みを子どもたちに分かち合っていくことができるよう、祈りつつ精いっぱい与えられた務めを担っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


 冒頭の言葉は聖書の言葉で、イエス・キリストが生まれる前に書かれた旧約聖書の「詩編」に収められています。詩編には多くのが収められており、その中には様々な状況の中で詩人が叫んだ祈りや賛歌があります。悲しい歌、嬉しい歌。嘆きの喜びの歌、時には呪いのまであります。しかしそれら様々な歌に共通するのは、それらを主(=神様)に向かって歌ったということですこんな祈りまで、と思うような人間の赤裸々な感情の告白さえ、神様は受け止めてくださることが分かり驚かされます

 

 私たちもまた、様々な感情を内に抱えつつもそれを表すことができない時があります。こんなことを言ったら受け入れられないのではないか思い、時に平静を装って生きています。しかし神様の前ではその必要はありません。神様は、私たちのすべてをご存じの上で、私たちの本当の気持ちを聞きたいと願っておられます。そして、その気持ちを受け止め、様々な方法で語りかけてくださいます。その語りかけは、親が子に語りかけるように優しく、時に厳しく、慰め励ましに満ちています。私たちはそんな神様がおられることを信じ、感謝しながら子どもたちと共に成長していきたいと思います。きっとどもは大人よりはるかに神様に向かって歌うことが上手だと思います。どもたちに学びながら、日々生まれる新しい歌を、主に向かって歌いながら歩んでいきたいと思います。



今、私の一推しは、フリージアの花です。香りに癒されています💐

 
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