ブクマとは本のフリマが簡単にできる、アプリのことです。

 

ブクマ!公式サイト:http://xn--pck0dza.com/

 

現時点ではiOSに対応したアプリですので、iPhoneやiPad、iPodtouchで利用が可能になっています。アンドロイドOSに対しては今後対応が検討されていますから、アンドロイドのスマートフォンで使いたい人はもうしばらく待つ必要があります。

 

本のフリマとは、中古の本を販売するイメージをすればちょうど良いでしょう。フリーマーケットですので、古本屋で販売する方法とは違います。

 

中古販売の許可を得ていない人でも気軽に相手と取引ができる手段で、出品者の都合によって価格を自由に決められるのがメリットです。 ブクマでは出品も購入もすることができますが、特に出品に関するサービスが優れています。

 

普通のフリマに出品するときには、タイトルや出版社、著者を正しく入力しなければならなかったり、本の表紙画像を準備する必要があります。特に本の表紙画像を準備するのは面倒です。

綺麗に撮影できないと本の見栄えが悪くなってしまいますから、見ている人に良い印象を持ってもらえません。

 

ところが、このフリマアプリを利用すれば、画像を写真やスキャナで取り込む以外の方法で見栄えの良いものを用意できます。

本にはバーコードがついていますが、このバーコードをアプリで読み取ることで本の表紙画像が自動的に用意できます。自分で画像データを加工して送信する必要が全くありません。

 

 

バーコードから読み取れる情報は表紙画像だけでなく、タイトルや出版社に著者、出版日に新品価格も含まれます。最短10秒で登録できるほどのスピードの速さが魅力です。

 

 

 

早く本を売ってしまいたい人にとっては、とても助かるシステムだといえるでしょう。 ただ、本の表示画像は新品の本を売っているサイトなどと同じものが使われますので、中古品としての状態が確認できません。

 

 

これに関しては4段階のステータスを設定できますから、状態を相手に確認してもらう際に役立ちます。

 

 

チャット機能が使えますし、その中には画像を付け加える方法が用意されていますので、これを上手く活用することで、本の状態を相手に伝える工夫が可能です。

 

 

 

ブクマを利用するために、まずは会員登録を済ませます。本名を公開する必要はありません。支払いについてはブクマが間に入る形で扱ってくれますので、ニックネームでも安全に取引が可能です。

 

メールアドレスとパスワード、招待コードを入力します。招待コードとはポイントなどの特典を受けられるものです。持っているなら必ず入力しておきましょう。携帯電話番号を入力すると、ショートメールが来て認証番号を確認できます。その認証番号を登録画面に入力すれば無事に手続きは完了です。

 

本の価格は自由に決められます。価値がある本でも絶版の状態で入手が困難なものなら、高い価格をつけても売れる可能性がありますが、このアプリでは購入希望者が最安値の本を検索できる機能がついていますので、安めに設定したほうが売れやすいといえます。

 

出品すると本の基本情報と販売価格、本の状態に簡易的なメモ、発送元の地域や発送方法、発送の際の日程が閲覧できる状態になります。メモの欄には本の状態を詳しく書いておくと、購入希望者にとってわかりやすいため、使いこなすことをおすすめします。

 

 

送料は販売価格に含まれる形で出品しますので、あまりにも安い価格を設定すれば損をしてしまいます。送料分を考慮した価格設定が大切です。 購入者はブクマに対して、クレジットカードや独自ポイントで代金を支払います。そのお金を出品者が受け取る形になります。発送は出品者自らが行わなければなりません。本を丁寧に梱包して、購入してくれた相手に発送する流れです。