aisakiranのブログ

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 最後に、まるっきりくり返しになりますが、「哲学面=人間論」と「経済・社会・歴史面」それぞれの纏めをしておきたいと思います。
  
 【 人 間 論 】
 資本主義における「自由」って、「商品」が「自由」に流通するために必要になって現れたものでした。「人間」そのものから生まれ出たモノなんかじゃなかったんですね。で、「商品」のためって、「私有財産」のためでもありますょね、「私有財産」あってこその「商品」なんです。 大元は「私有財産」。。。
 だから、この「自由」って、「私有財産」「商品」の都合によるモノだったんです、決して「人間」優先なんかじゃアリャシマセンでした。「商品」様のご都合、「私有財産」様のご都合、優先です。
 前にも触れました、「家族制度」に縛られて、人間の♂♀関係は、決して「自由」なんかじゃありません!! 人間さんの「心」なんかより「私有財産」様のご都合の方が先なんです、エライんです。
 一方で、この「自由」、他面では、人を、人と人との本当の人間関係からも「自由」にしちゃいます。人間同士の繋がりも断ち切って、「自由」にしちゃいます。人間をバラバラにしちゃいます。
 資本主義において、ヒトは基本的に勝手です!! それでいいのが資本主義!!! 迷惑さえかけなけりゃ。。。
 これ、本当に「人の世」ですか? 人の世って本当は「共同社会」なんじゃないですか。オランウータンは殆どひとり暮らしみたいだけど、ヒトとかチンパンさんとかは、仲間ナシでは済みません。「自由」な個人が "共同" する社会、「自由意志」で "助け合う" 社会です、本当は、本来は。。。
 でも、これも前に書きましたけど、ボク以外アタマのいい人類は生産力 上げました、で、「私有財産」作っちゃいました、で、自分の「財産」で ・・・・つまり、他人と区別したところで・・・・ 生きることになりました。・・・・ここで「人間関係」の分断が始まります。勿論、助け合うことだってあるでしょうけど、それも「私有財産」を通じて・・・・ って事になっちゃいました。常に「利害」の絡む仲。。。
 生産力の発展は「私有財産」の交換も発展させることになりました。いま極限まで発展して、100%交換の世になりました。ボク達 何も持たない人間は、「労働力」と「賃金」、交換して生きる世になりました。遂に、「自分」の「労働」という「行動」までが他人様のものになったんですね。何も持たなきゃ、それ以外にありません、それ以外、「売る」もの、「売れる」もの、なんてありゃしません。
 ところで、自分の「行動」が他人の物になるって、それ、「自分」そのものを売ってることになりませんか? 「人格」を売ってることになりませんか? 自分が自分でなくなってる、って事ではないですか?これも書きました、「疎外労働」。。。「自己疎外」。。。 「労働力」売っちゃった結果、自分の「労働」が他人のものになる・・・・って、奴隷とどこが違うんです? 形の変わった、表面上「自由」な「奴隷」。。。 「自由意志」で自らなる「奴隷」!!! まさに、「人格」まで「他人」のものになっちゃった!!! 「自分」を「売る」「自由」です!! それを「買う」のも「自由」です!!!! 「売春」「買春」なんてものじゃない! 「売人間」「買人間」です!!!! ・・・・ それが資本主義の「自由」!!!
 こうして、バラバラになった人たちが結果だけ結びついてる。。。 そういう「共同社会」=結果として結びついてるだけの社会。。。 ・・・・・「売買」を通じて、、、 「お金」を媒介にして、、、、 「利害」の関係として、、、、全世界が 結びついてる人間の「共同・協力」関係。。。 「自由」な資本主義社会は、個人を「自由」だょ、としてすべての人から「自由」にします、「共同」からも「自由」にします、・・・・バラバラに切り離します。そして、「交換」を通して、「売買」を通して、「お金」の関係として、結びつけ直します。逆に「私有財産」は、「バラバラ自由の♂♀」を「家族」として縛り付けます。・・・これらがみんな資本主義の「自由」!!!
 フランス革命の「自由」、資本主義の「自由」って、時の必然だっただけなんです。人間が主体になって獲得したモノなんかじゃない。。。 で、決して「人間的」なものなんかじゃない。。。 んです。 「人間的」な、本当の「自由」を望むんなら、これから人間が、自分で作り上げなきゃならない。。。 「私有財産」なくして、「家族」なくして、「国家」なくして、「商品」なくして、「賃金」なくして、「お金」なくして、
    ・・・・・・ これら全部が、人間を人間でなくしてるんですから ・・・・・・
 世界中の人々全員が、お互い媒介物なんてナシに直接に協力して、世界中の人々全員の「共同社会」作る、っきゃないでしょう。でなきゃ、「人間」回復はない、「行き詰まり期」からの回復もない、危機はどんどん煮詰まっていく。。。
 「人間」回復か、「人類」滅亡か・・・・ 大げさなんかじゃないと思ってます。ボクは、幸いなんでしょう、その辺に関わることなくまもなく居なくなるはずです、皆さん、頑張ってください、ご検討を祈ります。
  
 ここで息抜きにまた漱石さん、入れときましょう。バラバラ問題、・・・・感じ取ってたみたいです。
(朝日新聞2015年6月4日朝刊より。東京朝日新聞に連載された「それから」を原型のまゝ載せてます。この日の分の日付は、明治42年8月11日です。下線はもちろん私が付けたものです。)
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 平岡はとうとう自分と離れてしまった。逢うたんびに、遠くにいて応対するような気がする。実を言うと、平岡ばかりではない。誰に逢ってもそんな気がする。現代の社会は孤立した人間の集合体に過ぎなかった。大地は自然に続いているけれども、その上に家を建てたら、忽ち切れ切れになってしまった。文明は我らをして孤立せしむるものだと、代助は解釈した。

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 【 経済・社会・歴史面 】
 問題は、何度も言うんですけど、この後、どう展開するのか・・・・ ですょね。
 「資本」はどうしても儲けなけりゃなりません、
   不景気でジッ動かないでいる時もあるかもしれませんけど、そんな時「労働者」は大変ですょね。
   「資本」の方は食う心配いらないからジッとしてればいいんだろうけど、「労働者」は食いっぱぐれます!! 解雇されちゃうのもいるでしょう。 そうでなくても「需要」と「供給」の力関係から言って、「賃金」下がっちゃう!!   ・・・・・「資本」が動かなきゃぁ経済が止まります。
 この問題の現実・現象部分、最近はマルクスさんの時代より、多分、相当、複雑怪奇、深刻なものになってるんだろうと思います。彼、きっと想像もしてなかったんじゃないのかなぁ、って思うほどです。
  
 いまのとこ、ものを作り出す「資本」の動きは、大局として、先進諸国の「労働力」を見放して、アジアに目を向けて動いてるみたいですね。
 でも、もう行き詰まりは目に見えてるみたいにも思えます。
 先進諸国の「労働力」が見捨てられ「資本」が外に向かったからでしょうか、先進諸国の経済が思わしくありません。アジアが多少よくても、どうも先は明るくないでしょう。先進諸国の事、考えないにしても、アジアだってそう遠くない将来、お終いになるのは間違いありません。先進諸国問題と併せて、やっぱり行き詰まる事を想定しておかなくてはならないんじゃないでしょうか。
 すでに、中国だって成長のペース落ち始め、バブルが心配になり、格差問題も大きくなり、民族間対立が激しくなり("民族間" と言っても経済の問題が底に潜んでなければそんなことにはならないんで、問題があるんだと思います。多分、非漢民族の差別・格差=貧困問題)、
 「資本」の投資先も、「賃金」がある程度上がってきた中国、タイ辺りの「労働力」を見放し始め、ミャンマーとかベトナムとかへと移動し始めてる ・・・・とか。
 その後、こうした国々でも同じ事で更にその先に移り、、、 遂にアフリカまで? でも、政情不安定は目を覆うばかりで、行けるのか行けないのか、、、 仮に行けても同じ展開が待ってるだけ、でしょう。
  ・・・・・・・・ いずれにしても、先は見えてる、んじゃないのでしょうか。
  
 これから先、次々そこでの「労働力」 見捨てて、アジアの後はアフリカに行くのか? 行かないのか?どっちにしたって、その後どうなるのか? 際限なく続ける訳にいかないのは自明です。こうして、最後は全世界を見捨てて、その後、どーするの?
 すでに見捨てられた側、先進諸国の問題も今まで以上に深刻になるばかりでしょう。1% 対 99% 。非正規雇用。移民問題。 ・・・そして、国の債務過重の処理しようのない財政危機。
   ドコカさんも、▽◇△ミクスとかで債務削減 先 延ばし、逆に増やして投資して、一向に効果 なくて、、、
これ、いずれ、ギリシャ、スペイン、イタリアさんなんかよりよっぽどヤバくね??
  ・・・・・絶対 他人事じゃないッすょぉ!!!
2% 目標、なんて物価が上がれば景気回復みたいに言ってるけど、
売る側にとっての回復だけ、買う側にとってはツラいだけ!
かつてなら売る側がよくなれば給料もそれなり上がったけど、
この「行き詰まり期」、「資本」としてはどんどん外に逃げ出したい時、そういう基盤の上で、
多分、「賃金」にはロクに反映しっこない・・・
結局、相変わらず国債増やして公共投資したって民間投資まで反映しない!!  ←第一の矢
金融緩和したって危ない投資はともかく、まともな投資や消費なんかにゃまわらない!! ←第二の矢
  景気回復の意味での物価上昇になんかならない! 危ない金が出回るばかり!
規制緩和、って資本優遇=人間冷遇(非正規拡大もそのひとつ)しても、
資本の海外志向は変えようがない!! ←第三の矢
と思いますょ。ケインズさんの理論は多分 いま無効 !!!
状況が違うんじゃないかな。。。 たゞ盲目信仰するんじゃなく、見極めなくっちゃ!!
 最後に、どうしようもなく取り残されてる地域では、解決のない諸々の対立=テロ、部族抗争、民族紛争、イスラム国。。。
  
 「資本」はそんなこと先刻、見越してるんでしょうね。マルクスさんの時代とかけ離れた、かの人の予想を遙かに超えてるであろう「複雑怪奇・深刻」な問題のご登場しかありません。
 それは、・・・・・【物を作る=生活資材を得る=人類の生存のための活動】、なんて実体のある経済、見限って、【お金遊びで儲けましょ】、って方法、・・・・ そんなのを考えてるみたいに思えます。
 先物投資とか、変な金融商品とか 作り出して、、、、まるで賭事みたいな「投資」を始めて、もう随分になるでしょう。挙げ句の一例がリーマンショックでしたょね。
 生産活動とか、流通活動とか、そういう実生活と関係ないところで、、、、 架空の空間で儲けようとしてるみたいです。(これは、水野さんもご指摘でした)  ・・・・・・ これ、どう考えても不健全でしょう!!
  
 でも、もう止めようがありません、一時的にしろ儲かる空間があるとなれば、その儲けが大きければ尚更、、、 「資本」はそこに集まるんでしょうね。
前の時代の破綻期=大戦に至る期、の後の、今の時代・今期になってから巨大化した「金融経済」の必然の結果だと思います。 ・・・・ だから 「もう止めようがありません」。
   たまたま誰かが思いついてそんな方法を発明したから、、、 なんかじゃなく、いずれ必ず誰かが始めたんです。  ・・・・これ、「貨幣」の完全独立!? 「貨幣」が「実体」、見限っちゃった!!!? 「貨幣」が「貨幣」だけで「勝手」に動く???   ・・・・「貨幣経済」の必然の終局・終極?? 
 こんなの、一時は必ずよくて、やがて必ず破綻します!!!  これは、かつてなかった「投資」形態だと思いますし、より危険な「破綻」形態に思えます。
 もう、「投資」空間を強引に作り出してるとしか思えません。実体ある経済を離れてしまった「資本」。。。 言ってみれば、架空体の経済!?リーマンで一度経験している訳ですけど・・・・、何が起こるか解らない!!!
 これが、「今期」の「行き詰まり期」の今 ・・・・の状態かと思います。
  
 行き詰まりを感じ取った連中、危機を悟った連中、は、いかに自分が勝ち残るか、、、 動き始めてるように感じます。もっとも、「危機」としてじゃなく「チャンス」と意識してるのかも知れませんけど。。
 結果、いままでの行き詰まりなんかとは比べものにならない深刻な危機を演出するんじゃないかと心配しています。
 巨大な「利益」の元を「資源」とか「利権」に見だしているみたいです。小さな島の奪い合いが巨大な資源と利権の奪い合い=現代戦争の危機?
 ドコカの大統領さんが就任直後のカッコ付けた演説でノーベル賞もらっても、核なんか、それでなくなる訳 ないんです。選考する方も選考する方ですょねえ、目がないょなぁ !! 今頃気がついたのか、ノーベル委員会の委員長さん、退任に当たってその大統領さんに返上を要請したんだって! 郵便でいいから送り返せ、って!!
  
 まぁ、その辺はいいにしましょう、前の文章をそのまま再掲させていただいて終わりにしたいと思います。
・・・・世界の力関係はまた大きく変わり、時間が経つにつれてそれは余りにダイレクトに目に見えてきてると思います。小さな島の取り合い=海の取り合い=資源の奪い合いなんて、1世紀前の植民地の取り合いに極似してると思いませんか? また「復興期」の前、まさに「戦争期」に入りつつある、と感じませんか?「行き詰まり期」というのは、再び「復興期」の前、まさに「戦争期」だと思います。「戦争」がどういう展開を見せるのか、見当もつきませんけど。。。 大国同士か、テロ頻発か、諸紛争か??? 前回は世界戦争でしたけど、、、で、「戦争期」でしたけど、、、。とにかくどんな形にしろ、破壊をしないとどうにもならない・・・またそんな時期、「破壊期」に入った事は確かでしょう。テロや紛争くらいでは破壊にさえならないので、それはそれで行き詰まりの中、続き続けるでしょうけど、やはり大国同士の間で何かが起こるしかないのかなと思います。     ・・・・イスラム国なんて、仮に殲滅したってまた別の形で起こります!! テロ・紛争はこの時期、永遠でしょう

・・・・まぁいいでしょう。人間が人間でいるためには、全世界で、人間として、この「戦争期」の競争に対して、対抗して抵抗してひっくり返すしかないんです。   でっきるかなぁ? ですけどね。
 で、ひっくり返して、どうします? 私有財産を元凶としての「行き詰まり」なんですから、それもひっくり返して、世界中で協力し合って、すべてをみんなのものにする、、、 みんなで共同して使う生き方を作り上げるしかない事になりませんか? それがマルクスさんのロマン、なんだと思います。
  
 この経済の根底にある「労働」、「価値」、「労働力」、「賃金」、「資本」、「利潤」の諸関係、それを媒介する「貨幣」、これらをすべて払拭すること、
 この社会の根底にある「財産」、「家族」、「国家」、これらをすべて払拭すること、
                ・・・で、「政治」も消える。。

 そこにこそ、人間が人間でいて、世界中で協力し合って、すべてをみんなのものにする、、、 みんなで共同して生きる生き方がある ・・・・・ わけなんですが、、、、、

  これは絶対に「政治」なんかではありませんょ。

  「統治」なんてあってはいけない、、人の世が人間の世ならあり得ない訳で、、、人はいつだって誰だって"主体"です、公人かつ私人です。そういう人達全員の集まりが、世界でなければなりません。その世界をどう治めるのか・・・全員が常に関わる社会でなければなりません。代理人任せの「民主主義」なんて形式的なもの=形ばっかのものでは決してないんですょ、難しいですねぇ、どう作ったらいいのでしょう、、でも、そうでなければ、「私人」が治め、日頃の私は「私人」として生活する事にしかならないでしょう。"主体"は、どこかに消えちゃいますょ。"主体"なき人間に逆戻り。。。人間でない人間に逆戻り。。。「自由」だって、「公人かつ私人」であるからこその「自由」です、「勝手気まま」なんて決して本当の自由なんかじゃないでしょう。
  これって、やっぱり、マルクスさんのロマン、で終わるんでしょうか???
   ・・・・・・ 後は皆さん次第です。私は、すみませんが、まもなく失礼させていただきます・・・・・・