現場が終了する。
ホテルに入ることになる。
現場から徒歩一分のホテルだ。
「一人で現場に戻ったらダメだからね」
先輩のTが言う。
徒歩一分の自由すら無いのか・・・
たりがドアの前まで送ってくれる。
「ノックされても出たらだめだ、開けた瞬間袋に入れられて連れていかれるからね」
おれ、さすがにそこまで危ないとは思ってもみませんでしたわ・・・
英語で話してるから、ひょっとしたら俺の翻訳ミスかもしれん。
・・・たり、ボディーランゲージで袋に入れられる動きしてるわ
間違いではないらしいな。
リアルか・・・
まじかー、さすがに少し怖くなるな。
まあいい、シャワーでも浴びて気を紛らそう。
その前に携帯充電して・・・
コンセントからアリが行列して歩いて出てきてる・・・
フィリピンあるある
ありは 居るもの
ホテルの室内を闊歩するアリ。
まあいいわ、シャワー浴び
シャワーの所もアリだらけっすけど・・・
もういい、ほっとこう。
あきらめる俺。
とりあえず寝る。
くそ寒いクーラーをくらいながら。
朝7時起床。
シャワー浴びて準備して7時半レストランへ。
かなり寂しい朝食を頂く。
現場に向かう。
先輩T、セブに帰る。
現場終わる、ホテル戻る
「Sir、ノックされても開けちゃダメ、袋に・・・」
昨日と同じことを言われる。
「何か欲しかったら二十四時間いつでも行くから呼んで、俺が買いに行くから」
夜中三時とかに喉乾いた水欲しいなんてわがまま言えませんわ!!!
たり達のアパートはホテルから十分バイクで行ったところ。
よしんば思ったとしても、来いなんて言えませんわ。
そんな感じで過ぎて行った三日。
そろそろさみしくなり、部屋にいるアリを友達と感じだしたころ・・・
朝、シャワーを浴びる。
アリがいつものように壁を歩いている。
「おお、マイフレンド」
声をかける(マジで)
眺めながらシャワーを浴びていたら、
シャワーの機会の裏から雲が出てきて一匹を捕獲!!
ともだちーーーーーーーー!!
俺の目の前で友達が食われました。
結構クモって素早いんだね。
クモの巣張らずに捕まえてたよ。
朝飯を食うためにレストランへ。
テーブルに透明なものが動いてるなーと思って
テーブルマットあげたら
ちいさいちいさいクモの赤ちゃん達が
うわーーーー!って感じで四散して逃げた。
蜘蛛の子を散らすってマジやね。
必死に逃げる姿がかわいそうやし、害虫も食ってくれるし・・・
友達がアリからクモに変更になりました。
ちなみに俺の泊まっていたホテルの名前は
アリンダ ハウ っていいます。
ありんこ はうが正しいと思いました