先週のこの時間、
会社で大雨情報などを見ながら慌ただしくしていました。
 
帰宅したのは23時ころだったかな。
そして翌日は休日でしたが、朝4時半に起きて、
早朝6時には会社にいました。
 
災害級の雨が降ることは
事前の情報やデータでわかっていましたが、
ここまで・・・
 
本当に自然災害は恐ろしいです。
 
今回の「平成30年7月豪雨」で
被災された皆さまに
心よりお見舞い申し上げます。

 

 

今回の大雨で、
今まで見たことのない数の
大雨特別警報が発表されました。
 
今回のこの豪雨があってわかりました。
たぶん、この【大雨特別警報】が発表されるということは
どんなに危険なものなのか、
まだ知られていないんだな・・・と。
 
大雨警報や大雨注意報などとの違いを
感じている人は少ないんだろうな、と。
 
 
【大雨特別警報】というのは、
警報の発表基準をはるかに超える
数十年に一度の大災害が起こると予想される場合に出るもの
です。

 

命の危険があるものです!!
だから、いつ何が起きてもいいように、
避難できる体制をとるべき目安となります。
 
今回の西日本を中心とする豪雨では、
福岡、 佐賀、長崎、広島、岡山、鳥取、兵庫、
京都、高知、愛媛、岐阜の11府県に対して
大雨特別警報が発表されました。

 

これが出た府県では死者がいます。

行方不明者も入れるとその数およそ200人。

 

どれだけ大変な状態で発表されるのか、

一目瞭然だと思います。

 
 
私は今年度から、
九州で気象情報を伝える仕事をしています。
 
昨年の九州北部豪雨で、
この大雨特別警報が出て、
人的被害のあった大分県です。
 
今回の大雨でも、一部の市では
土砂災害の避難指示が出ました。
 
実は、先週のこの時間、
大分県にも大雨特別警報が出るかもしれない、
という情報が入ってきて
そうなった場合に備えて待機していました。
 
そして、翌日のとある番組で
急遽 気象解説することになり、
その準備などもしていました。
 
特別警報が出たバージョンと、
出なかったバージョン、
そして、雨が小康状態になるバージョンなど
当日の朝早い番組で準備する時間がないため
私以上に詳しい、長年気象情報に携わってきた
大先輩に助けられながら。。。
 
 
不幸中の幸いで、大雨特別警報は出ず、
翌日午後からは雨も小康状態になったため
(とはいえ、土砂災害の危険はかなりありましたが)
近県に比べると被害は少なかったのですが、
それでも九州の夏は怖いなと、改めて感じました。
 
台風もよくきますし・・・
梅雨入りしてから、落ち着かない日々が続いていた気がします。
 
気象予報士は日々の天気を伝えるだけでなく、
災害から守るための情報を発信する使命もあります。
 
そんな重要な役割を担っていることを
これからもずっと忘れず、
日々の業務に励んでいきたいと思います。
 
昨夜の夕焼け、とってもきれいでした。
毎日暑くて熱中症が心配ですが
なんとか、日常を取り戻している大分県です。
 
 
大雨被害があったあとには、一気に梅雨明けもしました!!

 

 

 

 

 

 

梅雨明けの発表があった

7月9日(月)午前11時の空。

 

梅雨明けしたとは思えない雲(笑)

・・・でも、午後にはだいぶスッキリな空になりました。

 

 

そして、その後の猛暑ったら・・・

 

真夏日はもちろんのこと、

猛暑日を観測し、

気温ランキング全国1位の座を

今週何度も獲得しました!!

 

いまは毎日、熱中症対策について

呼びかけています。

 

毎日、放送を見てくれている人には

もういい加減しつこいよ、って思われてそうですが・・・

 

しつこいくらいに言い続けますよ、これからも!

熱中症でも命を落とす人は毎年いますからね。

 

 

 

 

 

私の熱中症対策は
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