先週は、はるばる宇都宮へ
ちょっと温泉に～♪
と言いたいところですが、
いま気になっている
乳がんについての講義を聴きに行きました。
ピンクリボンのツリーがあり、
私もリボンをかけてきました
場所は、とちぎ健康の森。
↓なんだかこの感じ、
学生の頃に戻ったみたいで
ちょっとウキウキ
300名ほどの方が集まっていました。
小林麻央さんの闘病ブログ、
いつも拝見していますが、
自分もいつガンになるかわからないので、
基礎知識は身につけたいと思って。
まず第1部 は、「乳がん基礎知識入門」
宇都宮セントラルクリニック 乳腺外来の
竹原めぐみさんが講師でした。
女性の癌の中で№1の乳がん。
2000年には20～25人に1人だったのが、
2012年には12人に１人と急激に増加。
アメリカでは8人に１人が乳がんとのこと。
日本も食の欧米化により
増加してきたと言えそうです。
これからもっと増えそうですね
乳がんは、ほかの癌に比べて、
病気にかかる率は№1です。
しかし、その病気によって死亡する率は№５。
（ちなみに1位は大腸がん、2位肺がん）
つまり、乳がんは
かかる人は多いけど、
それによって死亡する人は
ほかの癌に比べて低いのです。
しかし、怖いのは
乳がんは転移、再発すると、
治らない病気だということ！！
なので、早期発見が大切です。
早期発見して治療すれば、死にません
乳がんは、女性ホルモンの影響が強く
未出産だし、これから出産できたとしても
確実に高齢初産の部類に入るので、
危険因子はあるんですね。。。
遺伝については・・・
乳がんは親族にいないけど
がん家系ではあるのでここも危険。
生活習慣も良いとはいえないので
定期的に検査して早期発見できるように
しなければと改めて思いました。
第2部 はPEM（ぺム）検査について。
PEM（ぺム）というのは乳房専用PET検査のこと。
一般的に、乳がんの検査は、
マンモグラフィと超音波検査ですが
さらに高精度で、しかも痛くない検査です。
小さながんも発見でき、
さらにマンモグラフィーのような痛みがないので、
いますごく注目されています。
ただ費用がそれなりにかかるので、
乳がん手術を受ける前の方が
どうせ手術するなら全部見つけて全部取りたいと
受けるケースが多いようです。
マンモグラフィーも超音波も
それぞれ特性が違うので、
PEMができなかったとしても
両方の検査をした方がいいみたい。
ちなみにPEM検査ができる病院は
現在、日本には2台しかないようです。
そのうちの1台が
宇都宮セントラルクリニック にあるので、
セミナー後に見学させてもらいました。
乳腺外来（ブレストセンター）として、
乳腺トモシンセシスやPEMなどを使って
乳がん検診や乳がん治療を行っています。
女性専用のセンターなので、
安心ですし、すごくキレイです。
日本に2台しかないPEM↓
ここにはさんで検査するのですが、
マンモグラフィーのように痛くなく、
しかも小さながんを発見できる装置です。
がんの細胞は増殖スピードが速いので、
普通の細胞よりも多くのぶどう糖をとりいれます。
なのであらかじめ、ぶどう糖に放射能性物質をつけて
印をつけておきます。
それを体に注射して1時間待ち撮影すると
そのぶどう糖を沢山消費している所が映し出され
そこに癌があるということがわかります。
そしてこちら↓は
乳腺トモシンセシス。
乳房の断層画像が得られる検査です。
短時間のスキャンで複数の角度から撮影します。
マンモグラフィーは、病変と周囲の組織が
重なってしまう欠点がありましたが、
こちらは短時間で被ばく量を極端に増やすことなく
重なりが少ない画像を得ることができ、
精度の高い検査が可能となります。
実際に見学させていただき、
すぐにでも検査したくなりました。
ちなみに、乳がんに気づくために
日ごろから自分で触って
変化を感じることが大切だとも聞きますが・・・
触ってもよくわかりません
そもそものしこりの固さがわからなので
基準が不明というか・・・
セミナーの会場に
実際に触って体験するものがあり、
こんな感じなのか―とやっとわかりました。
でも・・・
乳腺が張ったりかたくなったり
1ヶ月の間にかなり変化するので
やっぱ自分ではわからないかもだな。
セミナーで講義してくださった
竹原めぐみ先生と
佐藤俊彦先生の
著書もお土産でいただきました。
じっくり読ませていただき
さらに知識が深まりました♡