ほんと毎回突然来るなぁ……。

帰省で高速道路を走行中に全速度域で振動が出ている事に気付きまして、

高速を降りてからの低速走行だと左右にウニョウニョと車体が振られる状態になってました。

機械屋脳なのでどうしてもメカニカルな部分の不具合に思考が向いてしまってモヤモヤ……。

頭の中でFTAをフル回転しているような感じになってしまっていて気になって夜しか眠れない状態でした。

とりあえず車両後方から覗き込んでみましたが、

左リアタイヤの内側の摩耗が多いかな〜ぐらいの感じ。

近場のタイヤ屋でアライメントを測定してもらったら左リアが外側に5°ぐらい開いてました。

調整してもらってからの帰り道でもまだウニョウニョと振られる感じは治らず。

よくわからんのでとりあえず怪しいと思われる左リアタイヤを外してみると、

うをいっ！

なんだこれ！

内側がなんか膨らんどる！

こんな症状初めてだわ！

バースト寸前……危ねえ……。

もう何十年も昔にワイヤーが出るまでドリフトしながら走ったりもしてましたがタイヤがこんな状態になるのは見た事がないですね。

台湾製とはいえブリヂストンとダンロップから技術供与されたフェデラルなのでタイヤ自体の品質的には問題ない筈。

他のタイヤも外してみましたが

左フロントは問題なし。

右リアタイヤも問題なし。

右フロントも問題なし。

恐らく、昨今の気温40℃超えの影響+アライメントの狂いから摩擦で異常発熱して外側に引っ張られて変形したとしか考えられないです。

しかしこれは……、

もうワイヤーベルト見えてるし……。

この状態で走るのは危険過ぎる。

タイヤ屋も気付けよと言いたいところですが、こうも暑いと見落としも致し方無しですかね。

自分も昔整備士してましたが、今の夏の温度環境ではミスなく作業出来る気がしないです。

足回りのリンク系やアクティブステアリングとかの異常ではないようですし、タイヤなら交換すればヨシなので良かったちゃあ良かったです。

ひとまず交換用にオートウェイでNANKANG NS-2を発注しました。

盆休み中にも営業してるみたいで本当にありがたいですね。

FEDERALのSS595はもう生産されてないみたいです。

8/15には届くようですが、なんか高くなってますね……、

以前は確か1本1万以下だったと思いましたが。

なにはともあれバーストする前に気付いて良かったです。

因みにNANKANGも台湾製ですね、

こちらも日本の技術指導が入っている企業です。

欧州車とかの新車に設定されてたりして、サイズのラインナップも一番多いメーカーです。

台湾は日本に対してリスペクトがあるので嫌いじゃないです。

中国と東南アジア系は嫌いですけどね！

あ〜あ、盆休みなのにウロウロ出来なくなってしまった……。

'25/8/16追記

交換してもらって来ました。

やっぱ新品のタイヤは良いですね。

予定外の出費でかなり痛いですけど、命には変えられないので仕方なしですが……。

'25/8/20追記

ちょっと走った感想ですがこのタイヤ、

率直に言うと「良い」です。

静寂性も高いし転がり抵抗もあまり感じなくて滑るように走ってる感じがします。

グリップ感もそこそこでマイルドにコーナリング限界に近付いていく感じが昔のYOKOHAMAのM7Rに近い感覚です。

意図的に滑らせたりはしてませんけどね。

あとは耐久性かな、と。

今気付いたんですけど、

トレッドパターンがDNA GPに似てますね。

BMW F10 523i FEDERAL SS595リアタイヤ変形