Kz Guitar Worksのギターをまたも購入したので、割り込みでご紹介させていただきます。

 

(たまたまの出会い)

Kz One Semi Hollow 3S23スタンダードラインの中古が入荷したことをネットでキャッチして、試奏しにお茶の水の楽器店に行った時のことです。

3S23を試奏後、横に白いKz Guitar Worksのギターがあることに気づき、ついでに弾いてみることにしました。

アルダーボディにメイプルのセットネックとのことなのですが、同じ仕様のSSD10を持っているので興味は無かったのですが時間があったので弾いてみたところ、びっくり。

あまりにも良い(好みの)音で、弾き心地も良くとにかく弾きやすいのです。

木材の組み込みも塗装や仕上げもセッティングもSSD10をはるかに超えており、SSD10や先に弾いた3S23もくすんでしまうくらい、衝撃的なこのギターとの出会いでした。

SSD10と比べると、よりクリアでハイが抜け、一音一音の粒立ちが際立っている印象です。

ちょうどLOTOSのレコーディングが始まる前で、クリーンの音をどのギターで録音しようかと考えていたので、迷わず購入することにしました。

 

(ショーモデル)

家に帰ってネットで調べたところ、Kz Guitar Worksのホームページで紹介されていました。

Kz Guitar Works HP

 

2018年の楽器フェア用のショーモデルで、工房製ワンオフのカスタムラインであることがわかりました。

SSD10は国内工場製造のスタンダードラインなのですが、それでも十分な弾き心地とで音で満足していました。

しかしこのギターはそれを上回った出来になっています。

言葉で表現するのは難しいのですが、F社やG社のレギュラーモデルとCustom Shopモデルとの違いという表現がわかりやすいかと思います。

 

(新品に近い状態)

中古なのですが、丁寧に扱われていたと思われかなりきれいな状態です。

メーカーサイトの写真ではナットがアイボリーなのですが、黒いものに交換されており、その他はオリジナルのままのようです。

この状態のカスタムラインなのですが、スタンダードラインと変わらない価格で購入できラッキーでした。

 

(美しいビジュアルと音)

購入後少しすっきりとした見た目にするためゴールドのピックガードを外し、いつも通りRaw Vintageのトレモロスプリングに交換しました。

もともとのピックガード付きはこんな感じです。

このギターはピックアップがダイレクトマウントなので、ピックガードは簡単に脱着が可能です。

色はJet Whiteというきれいな白で、ボディバインディングはゴールドなどの多層バインディング、トラスロッドカバー、ハードウェアもフレットを含めすべてゴールドという仕様に、メイプル指板の透明感がマッチしたゴージャスかつ爽やかなルックスです。

ピックアップはKGWオリジナルシングルコイル×3で11種類の音色が選べます。

材と組み込みの違いと思いますが、出音はクリアで粒立ちの良い美しいと表現できるものです。

これからライブに、レコーディングに活躍してくれると思います。