・・・ということで、BOSS GX-100というマルチエフェクターを購入し家で色々と試してみました。

ネットの情報や紹介映像なども追々UPされてきたので、必ずチェックし色々情報収取をしました。

 

(第一段階)

懸念していた操作性については、師匠の言った通りすぐに慣れることができました。

曲ごとにコンパクトエフェクターやアンプを配置し設定を保存しておいて、マニュアルモードにすれば本当にコンパクトエフェクターを並べているのと同じ操作が可能です。

エフェクターの選択や配置もカラータッチパネルで簡単にできますし、本当に使いやすいマルチエフェクターです。

課題だったハーモニーの問題も解決しましたし、モジュレーション系や空間系はこれで行けるのではないかと思われるレベルです。

ただアンプの設定がうまく行かず、クリーンの音も歪の音もうまく作れない状況が続きました。

そこでGX-100のセンドリターンにアナログのコンプや歪系を入れる配線をし、マイアンプにリターン接続してみたところ、これまでの出音と変わらないレベルでの音作りができるようになりました。

こんな感じです。

しばらくは、この状態でライブを行っていました。

しかし、結局これではハーモニーの対策を行ったことと、モジュレーション系や空間系をGX-100に移行しただけで、持ち込む機材の大きさは変わらないという状態でした。

(第二段階)

次に転機が来たのは、購入から半年くらい経った頃です。

オリジナル曲のデモ音源を作るために、DTMを始めたことです。

DTMに取り組むのは初めてだったのでうまくできるか心配だったのですが、オーディオインターフェースとDAWソフトを購入し、元々所有していた小型ミキサーとアクティブスピーカー、MIDIキーボード(小型シンセ)を接続し始めてみたところ、思った以上に操作が簡単で、手軽に楽曲制作ができることがわかりました。

最新のDAWソフトの操作性は素晴らしく、ネットや動画にもたくさん情報がUPされているのでマニュアルレスで打ち込みが進みました。

ドラム、ベース、キーボードを打ち込みそこにギターを入れるのですが、そこで気づいたのがDAW上での音はアナログエフェクターよりもGX-100の音のほうがすんなりなじみノイズも少ないということです。

そこでGX-100のアンプの音をさらに良くするために、色々とネット上を調べてみました。

特に参考になったのが以下の動画です。

 

(こちらは一連の関連動画がすごく参考になりました)

 

(アンプレス)

アナログエフェクターの接続同様にアンプの前にコンプと少し歪ませたオーバードライブを入れ、歪はエフェクターではなくアンプで作ることにし、アンプモデルをBOSSのものにしてマイキングの設定やソロスイッチを利用することでかなり音質の向上ができましたし、最終的にグローバルEQで全体の微調整をすることで全体の出音を良くすることができました。

この状態でスタジオに持ち込みアンプのリターン挿しとミキサー直に接続した場合の音を比べたところ、ミキサー直のほうがバンド全体のバランスが取りやすいことがわかりました。

なので、昨年CLUB CITTA'で行われた邦楽トリビュートバンドフェスティバルで、初めてGX-100のみ使用しLINE出しで演奏してみました。

その時の映像です。

 

発展途上の段階でしたが、決して悪い音ではないように思います。

さらに出音向上への旅は続きます。