今日はキャディーを超能力者と勘違いしているお客さんについてです
私達キャディーはその日にご一緒させて頂くお客さんをマスター室で決められお客さんのお名前が書いてある伝票をもらい、バックを探しカートに積み込みます
伝票は横書きか縦書き、ゴルフ場によってバラバラだと思いますが、名前の書いてある順番にバックを積みます。
ある日の事、マスター室で伝票をもらい、カートにバックを積みクラブ確認をしていました。
一人のお客さんが近寄ってきたので「お早うございます」と挨拶したとたん「新しいキャディーバックなのに、なんで端に積まないんだ。そんな事もわからないのか」と挨拶もなしにいきなりぶちギレ
私が言葉も出ず唖然としていたらパターをカートのパター入れに力まかせに入れ立ち去りました
私はすぐにマスター室に報告し、キャディーを変えた方が得策じゃないかと相談結局はマスターの判断でそのまま…
スタートしてからのそのお客さんはあれは何だったのと言うほど穏やかな感じでプレー1日無事終了
でも意味がわからない
あっ、もちろんバックは端に積みかえました
確かにバックを端に積んで欲しいと言うお客さんはいらっしゃいます。
でも言い方があると思います
「キャディーさん悪いけど、バック端に積んでくれる
そう言われるのと朝からぶちギレされるのじゃ大違い
たまにキレどころのわからないお客さんがいますが、キャディーは超能力者ではないと知っていて欲しい
コースに出てお客さんのボールの位置や飛距離で次に使用するであろうクラブを予想し、先に準備し持って行く事はしますが、それは経験がなせる技で超能力じゃありませんから
バックを見ただけで、これは端に積むべきバックだなんてわかったら怖い
それともわからない私がおかしいの
余談ですが、自分ではクラブを持って行かない人に限ってバックを端に積んで欲しいと要望するお客さんが多いのがキャディーの七不思議のひとつです(笑)