
探し歩いているガーメントケース。
ひとつの究極の形のガーメントケースを
見せて頂きました。
場所は銀座の魔窟こと
いつもお世話になっている
パーソナルテーラーです。
このガーメントケース
パーソナルテーラーのオーナーである
H川氏がヨーロッパでビスポークしたもの。
ヨーロッパに居住していた時との事ですので
かなり昔の物だと思います。
氏はいつも小旅行の時は
このガーメントケースひとつで出かけたとの事。
とてもよく鞣された
ブライドルレザー。
かなり肉厚で鞄自体の重さは
恐らく3kg~4kg位はあると思います。
鞄のハンドル部分はとても
頑丈でまず壊れる事はないような作りです。
両サイドは革のベルトで閉じ
下の部分には鞄に入れたまま
スーツがかけられるよう
ハンガーラックが付属しています。
表面に大きな傷がありますが
これは一度だけ間違って飛行機に乗る際
荷物を預けた時についてしまったモノとのことです。
そして裏面。

ファスナー部分はドレスシャツなど
色々な物が仕舞えるポケットになっています。
氏の本名はF原さんというので
M.Fとイニシャルが入っています。
写真はありませんが
内側はシルクサテンになっていました。
さて、この手のガーメントケース
今は見る事がまずありません。
とても上質でしかも頑丈そうな革。
使い込む程にエイジングしていく。
正に旅を重ねる人と共に
年輪を重ねて行き、そしていつも寄り添い
サポートしてくれるようなガーメントケース。
今はビスポークでも
ここまでの鞄は作ることは難しいのかもしれません。
当面はガーメントケース探しの旅は
続きそうです。