システムトレードの開発、作成には様々な流れがあり
個人個人の癖があると思います。


そこで、初心者の方、これからシステムトレードを
始める方の向けにひとつ具体的な進め方を書いていきたいと思います。


「まず、どの投資対象のシステムトレードを作るのか?」


FX、日経225、株式、商品先物あたりから
自分の割ける時間、資金量などから決めます。


まずは、日経225がシステムトレードを始める上で
簡単だと思いますので、初心者の方は日経225がよいと思います。

以下に各金融商品の特性を簡単にまとめますので参考にしてください。



◆FX◆
システムトレードをするにはプラットフォームが必要です。
FXの場合現在有名なのが、
「メタトレーダー4」です。


他には、トレードステーション、マルチチャート、ニンジャトレード
もありますが、書籍、ブログなど情報量が少ないので
始めたはいいが、詰まった時に助けを求める先があまりありませんので
お勧めしません。


今後、トレーダーズ証券やひまわり証券のFXシステムプラットフォーム
も浸透してこれば魅力的なツールになるかもしれません。


しかし、まずは、メタトレーダーでしょう。

そこで初心者は必ず知っておかなければならない点が以下になります。


・FXで上げた利益には税金が40%かかります。
  (くりっく365という税金が低いものもありますが、
    メタトレーダーを利用した自動売買ではありません。)


・日本証券ではODL証券、121証券がありますが、
  スプレッドや手数料を考えると海外証券会社でないと
  なかなか利益をあげることが難しいです。

  ということは、海外証券の講座を開く必要があります。
  海外送金など手間がかかります。

  ※なぜ日本の証券をお勧めしないかというと
  少し難しい話ですが、FX会社は相対取引という手法で
  トレードさせています。信じられないかもしれませんが
  証券会社によって同じ時間に同じドル円を買ったとして
  価格がずれることがあります。
  信じられないですよね?

  だから、多くのメタトレーダー初心者は
  まず、データの信頼性などで戸惑うことがほとんどです。

  利益を出ししてたシステムトレードが自分の証券会社の
  データでバックテストしたらぼろ負けだった。。 
  ということがあります。


・自動売買するには生半可な知識ではできないことです。
  自動売買となると、サーバーがダウンした時どうするのか。
  注文が成立しなかったときどうするのか。など
  多岐にわたる想定をしたプログラムを組む必要があります。

  人によっては海外証券を使うには、海外にサーバーを
  もって海外のサーバーでシステムを回すというところまで
  徹底しています。

  初心者にはそこまでできないですよね?


・信頼できるMT4のEA(エキスパートアドバイザー)を
  持っている人のシステムを買う。
  
  これは、ありだと思います。
  その人が設定など細かくサポートしてくれるのならという
  条件付きですが。



次回、株式、商品先物、日経225の特徴について説明します。




FXのシステムトレードの中で

「ほぉ~、なるほど~そういう視点もあるのか~」と

思える気づきがあるシステムをここでご紹介します。


「FX-Bond メソッド ドル円」


T-Bond、T-Noteという言葉をご存知でしょうか?


T-Bondは、30年米国債、T-Noteは10年米国債のことを意味します。

日本の国債のアメリカ版で米国長期国債ということになります。


世界最大の売買量と発行残高があるといわれる世界的指標です。

つまり、各国の機関投資家が米国債をポートフォリオに組み込んでいることも

多く、またデリバティブ投資する際の指標にもしているというわけです。


その米国長期国債の動きをシステムトレードに組み込んでいるのが

この「FX-Bond メソッド ドル円」 というシステムです。


また、週足でのトレードでこれだけの利益をあげているというのは

優秀なエッジが認められるのではないでしょうか?


デイトレードでないのでスプレッド、スリッページに悩まされることも

ないでしょう。


なかなか、このようなシステムは見たことがないのでよいのではないでしょうか?


エクセルがあればシグナル点灯する点も初心者向きかもしれません。


シストレ投資プログラマーの『システムトレードの作り方』