おはようございます。

時差ボケで深夜にブログ書いています。

さて、Air Raceに使われている機体。

色々な方に、『可愛い顔に見えて面白い』と、言われることがあります。

そこで、今日のブログは顔(フロントカウル周り)で、行きたいと思います。

写真はスコットにフライ・インしてきた際の物です。

まずは!!ルーキー二人の機体です。



ファン・ベラルデ選手の機体です。
上部のエアーインテークが大きいのがよくわかりますね。
上部は、エンジンを冷やす空気の取り入れ口です。
レース機は全て空冷エンジンを使用しています。(エンジンは共通)
フロントカウルも大きく見えますね。

続いては



フランソワ・ルヴォ選手の機体です。
黄色いパンダのようにも見える機体で可愛い感じですが、ファン・ベラルデ選手の機体より、上部のエアーインテーク部分が小さくなっていますね。空気の取り入れる量が多くなると、冷却効率は良くなります。
しかし、その反面空気の抵抗が増えて、その分タイムが遅くなってしまいます。

フランソワ・ルヴォ選手のスピナー(プロペラの軸に付いてるカバー)デザインが入っていてくるくる目が回る感じでもありますね。フランスのプロペラ機伝統のデザインだそうです。

さてこの二機は、最大で5秒近い差がトップとあります。
パイロンヒットが3秒のペナルティーですので、最低でも後2秒は早くしていきたいところだと思います。

Round of 14とRound of 8は、対戦方式ですので2秒タイムが詰まるだけで、対戦相手にプレッシャーをかけることが少しでも出来るかもしれないです。

今年機体を導入した一人から



マイケル・グーリアン選手の機体です。
覆面レスラーのような、迫力のあるデザイン。
そして、先ほどの二機に比べると、エアーインテーク、マフラー周り、そしてスパッツ(タイヤカバー)などに空力対策が入っていますね。また、ちょっと見にくいのですが、キャノピーの形も変わっています。

トータルバランスが良く、今季Final 4にも進出していますよね。ペナルティー無く飛べるコンディションは、このAir Raceには、とても大切ですよね。

可愛い顔で笑顔がキュートなのが


ハンネス・アルヒ選手の機体です。
上部のエアーインテーク部分が、ニコッとした目のようにも見えて笑っているかのような表情。
しかし、この機体は可愛い顔からは想像できないタイムを出します。

フロントカウルもシェイプアップされていて、細身の顔つきですね。

今回のアスコット戦から導入された、控えめのウイングレットはピーター・ベゼネイ選手の物と同様にも見えます。また、キャノピーも小さく空力にこだわってるのがよくわかります。

この機体は、シャークスキンと言われる特殊加工が主翼されています。鮫肌のようなザラザラした加工がされています。

次は最新鋭機



60歳にして、現役かつ勝負にこだわるピーター・ベゼネイ選手の機体。
上部のエアーインテーク部分が三角形で、気合いが入ってる顔つきですね。

エアーインテーク空気の流れ込ませ方も上部の方に流し込んでるようにデザインされていますね。

新規導入で、機体のセッティングが整っていない状態ですが、それでも良いタイムが出るところは、さすがAir Raceのゴッドファーザー!!今季後半戦楽しみですね。

オーソドックスな機体なのに、千葉戦では予選トップ



ニコラ・イワノフ選手の機体です。
一見ルーキーの機体と変わらない感じがするのですが、フロントカウルは絞り込まれています。
カラーリングの効果もありますが、とがった口のようにも見えますよね。
昨年は、2勝上げているニコラ・イワノフ選手。昨年も、ここアスコット戦から調子が上がってきました。後半戦が楽しみの選手の一人ですね。

ここ二戦素晴らしいフライトの



マルティン・ションカ選手の機体です。
ハッとした顔にも見える、マルティン・ションカ選手の機体。
上部のエアーインテークの取り入れ口に特徴が有りますね。
また、シェイプの効いたフロントカウル空力、クーリング共に良い状態になっているからこそ、この2戦の活躍がありますね。

さて、半分の7機をご紹介しました。

どの機体も、正面から見ると表情豊かなのですが、いざレースになると可愛い顔からは想像できない早さで飛んでいきます。

さて、本日はここまでで!!

いつも、多くの方々にお読み頂き感謝です。

そして、沢山のシェア・拡散有り難うございます。

明日は、室屋選手の機体を含んだ7機をご紹介したいと思います。

早く時差ボケを治したいと・・・いつも帰国後思っています。なにか良いアイディア無いですかね??