気象庁から6月7日、みんなが寝ている真夜中に臨時情報が発表された。
焼岳では地震が急増しており、5月29日から6日7日の間に山頂付近で地震が80回観測されている。
これは通常の時期に比べて、80倍の状況だ。
また、山体膨張も確認さてれいる。
低周波地震も観測されているが、これらの状況から地下水がマグマで高温になり、
上昇している可能性がある。
焼岳は過去にも噴火しているが、全て水蒸気爆発である。
しかし、水蒸気爆発と言っても、軽く見てはいけない。
爆発すれば、火砕流が発生する。火砕流のスピードから逃れるのは至難の業だろう。
また、過去の噴火で東京と埼玉に火山灰が降ったこともある。
もし焼岳が噴火すれば、首都圏も小パニックになる。
通常ならこの程度の異変で爆発する可能性は低い。
しかし焼岳は能登半島から近いことを考えると、決して油断できない。
決して怖がらせるつもりはないが、甘く見てはいけないと言うことだ。
火山の噴火に関しては地震と同じように予測は難しい。
異変が起こっているからと言って、噴火するとは限らない。
逆に異変がなくても噴火する場合もある。
今年は能登半島で大地震があった。
もうこれ以上の大災害はないことを祈る。