まずは有名なところでタレントの関根麻里が通っていたという西町インターナショナルスクール聖心インターナショナルスクール の学費(授業料・諸費用)から。※別途入学申請等に数万の料金が掛かる場合もあります。



西町インターナショナルスクール  2008年現在

⇒幼稚園~9年生:2,022,000円

  諸費用:800,000円(初年度のみ)+100,000円(毎年)


聖心インターナショナルスクールYAHOO翻訳 ) 2008年現在

⇒幼稚園(半日):1,120,000円

幼稚園(1日):1,820,000円

 1~12年生:1,900,000円~2,010,000円

  諸費用:920,000円(初年度のみ)+100,000円(毎年)



 さすがインターナショナルスクールですね。いちおう関西のインターナショナルスクールも調べてみました。音楽家の卒業生もいる大阪インターナショナルスクール と六甲アイランドにあるカナディアンアカデミー の学費。



大阪インターナショナルYAHOO翻訳 ) 2008年現在

⇒幼稚園:1,175,000円

  1~5年生:1,400,000円

  6~10年生:1,575,000円

11~12年生:1,700,000円


カナディアンアカデミーYAHOO翻訳 ) 2008年現在

⇒幼稚園(Aクラス):1,317,000円

  幼稚園(Bクラス):1,492,000円

  小学校(1~5年生):1,492,000円

  中学校(6~8年生):1,816,000円

  ハイスクール(9~12年生):1,781,000円



 あとは京都インターナショナルスクール とかもありますが、およそどのぐらいの費用がかかるのか判っていただけたでしょう。主に英語で授業を行う場所しか紹介してませんが、神戸には中国語やドイツ語を主としたインターナショナルスクールもあります。そこで日頃行政に補助・助成を増やせと言う朝鮮学校の学費はいくらなのか気になります。ただ検索してもなかなかでてこない。助成金関係のHPはすぐ見つかるのですが・・・、そんな中で見つけたのは朝鮮学校を視察した市議のHP。



視線は世界へ 胸には祖国を  ~伊丹朝鮮初級学校~

12月議会で注目された朝鮮初級学校。どんなところで、どんな勉強をしてるのかな? 北野議員と伊丹朝鮮初級学校を訪ねてみました。
学校も、子どもたちもふつうの小学校とまったく同じ・・・に見えるけど、ここはハングルの世界。会話も掲示物も朝鮮語onlyです。低学年のクラスは学芸会の練習中で、4年生は算数、5年生は国語、6年生も国語の時間でした。
学習内容は日本の学校に合わせたもので、「朝鮮語」「朝鮮史」など独自の教科が加わります。教室には国家主席の肖像はなく、子どもたちの笑顔が飾られていました。民族学校について、特別な思想や反日感情を育てている可能性を疑う人がいるとしたら残念です。おこなわれているのは、子どもたちが日本社会で生きるための教育なのですから。


違っていたのは、子どもたちの真剣さでした。学習量も違う。同じ小学生の親としてこの差はショック!!
「視線は世界に向けて、胸には祖国を」。教育理念を語る金校長のことばに力がこもります。

「足利尊氏」などの固有名詞以外は朝鮮語で記されたオリジナルの教科書をみたとき、この学校を支える人びとのたいへんな苦労が偲ばれました。戦後も祖国への帰国が果たせないまま日本に定住することになった人たちが、民族のアイデンティティを守り、子孫に文化を承継したいと願って建てた「国語教習所」(1945年)がもと。いまだに「各種学校」扱いのため運営は厳しく、保護者は年間約32万円の授業料+交通費を負担(もちろん給食なし)、教職員は300万円にも満たない報酬で教鞭をとり続けているそうです。現在の児童数は75(+園児37)。宝塚校の閉鎖後は市内から28人(+9)が通学し、市は1人当たり年間14万円の就学援助を行なってきました。節約のため暖房もがまんで頑張る子どもたち。20%削減方針は、関係者を大いに落胆させています。

(20004年1月20日 寺元さなえ宝塚市議HP より)




 というわけで2004年現在で授業料は年間約320,000円らしい。主に英語で授業を行う先の4校と単純に比較しても朝鮮学校の授業料は4分の1~7分の1と非常に安い。いや安すぎるだろ。授業料は学習塾並みで授業数が公立学校と同等じゃ記事にも書いてあるが教職員の収入などにも無理が生じるわな。でも給食は公立学校じゃないんだから絶対必要じゃないとは思うけど。お弁当だっていいじゃない、何がだめなの?

 それでいて各種学校だと本来補助されない就学補助の市負担分相当額・相当額以上の補助を受けている。今の補助も問題(非1条校への補助、公の支配の下に属さないものへの補助)だが、この授業料の実態を知ったらなおさら補助の増額は許されるものでは無いと思う。そもそもこれ以上増やしたら私立なのに保護者の負担と拮抗する金額を行政が負担する事になってしまう。そうなった時に今でさえ「歴史的経緯」を理由に消極的な行政がいいなりになっていくのは予想できてしまう。


 引用した寺元宝塚市議の認識もかなり事実と異なる。

『教室には国家主席の肖像はなく』

一部の朝鮮学校では未だに教室や重要な行事の際に体育館・講堂に金親子の肖像を飾っている学校もある。

九州朝鮮中高級学校の卒業式の写真 (九州朝鮮中高級学校のHP「2008年3月卒業式」より)


『戦後も祖国への帰国が果たせないまま日本に定住』

このHPでも散々言ってきたが帰鮮事業は戦後GHQの計画によるものや赤十字による北朝鮮帰国事業が行われた。

※韓国は事実上の在日韓国人の棄民政策を実施した(統一日報 2008年1月16日 )が戦後残留した朝鮮人のほとんどが38度以南の出身なのに北朝鮮支持の朝連加盟者、朝鮮学校は総連や北朝鮮と関係あることからここでは省略。