ふとYouTubeで目にした「あ、この子とは住む世界が違うんだ」って分かるお嬢様感というタイトルの動画。
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その後、すぐに本編を観ました。
(私は全然知らなかったけど、2021年の作品だそう)
これは予告編
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門脇麦ちゃん演じる生粋のお嬢様の華子(松濤暮らし)と、水原希子ちゃん演じる慶應義塾大学への進学で地方(富山県)から上京してきた美紀。
それぞれの対比がよく描かれている映画で、とても良かったです。
(あまりにいろいろ考えたので、語ります)
冒頭、東京は階級が違う者同士が会わないようになっているという言葉が印象的でした。
これだけの人口がいて、長く東京に住む私でも、全く関わりのない人や世界があって…
自分が見ている世界は狭いんだろうな〜。
そして、華子側の人には会ったことがないので(笑)本当に映画のような世界があるのかは分かりませんが、(←もしブロ友さんで実は華子や幸一郎のような方がいらっしゃったら、こっそり教えてください)
私は、美紀の立場にすごく共感しました。
私が新潟から上京して入った私立大学は、慶應のレベルには及ばないし、附属幼稚園や小中高がなく、いわゆる「内部生」がいなかったにも関わらず、東京出身の子との違いを痛感することはたくさんありました。
小学校が銀座、中高が赤坂という親友に、「大学の学費が一番安い」と言われた時は、ビックリしたな😂
ちなみに、私は高校まで公立、塾なし。
勉強しろとも言われず田舎で超のびのび育ったのですが、
両親に唯一言われたのが、
「高校を卒業したら、東京か海外に出なさい。」
「田舎の狭い世界だけを見ていてはダメ。」という両親の教えのおかげで、新潟にいたら経験できなかったことをたくさん経験しています(現在進行形)
(両親も学生時代は東京暮らし)
もちろん、地方出身者が都会で生きるのは大変だし、地元の友達のほうが幸せに暮らしているように見えることもあるけれど…
実際、今から田舎に戻っても、馴染めないと思う。(美紀が富山で同窓会に出るシーンも共感の嵐でした😂)
ただ、私は継がなくてはいけない家も会社もないので、自分の人生は自分で選べる✨
お金はなくても自由がある
この映画を見ると、どんな立場・階級の人にも、それぞれ苦労も幸せもあるんだ〜って思います。
もう一回観てもいいなと思う映画でした。