今年初めての燕の飛来を目視で確認。
目の前を2羽の燕が、餌の虫を自在に飛び回りながら追っている。
そういえば4月も既に半ば。
今年の飛来は「遅かったなぁ。」と心の中で呟く。
毎年飛来してくれる燕は、この土地はまだ大丈夫と言ってくれているように思える。
そして自然の中で暮らしているような錯覚を呼んで幸せな気持ちにさせてくれる。
いい朝だった。
で、気分をよくしたので、掃除をすることにした。
このマンションは、各戸廊下より少しだけ奥まって玄関扉がありアルコープがある。
今まではそこと廊下に面した窓の格子と桟を管理組合雇用の掃除婦さんが、汚れが目に余ったのか廊下を掃除する時にいつも気を利かして一緒に綺麗にしてくれていた。
そう。甘えまくっていたのだった。
けれど、3月期末で定年退職を迎え、男性の掃除婦さんに変わり、甘えは望めなくなってしまった。
いや、逆に気を利かしてくれても困る。
自分で掃除をすることにした(あたりまえのことだけど…)。
スポンジを泡立て、タイル1枚1枚を丁寧に磨いた。暫く掃除をしなくてもいいように。
と、そこに真上ではないけれど、階上に住まわれている初老のご婦人が近づいて来た。
エレベーターの中から掃除をしている姿が見え、日頃なかなか会えないのであわてて来て下さったとのこと。
ご婦人は早くにご主人を失くし、細腕で二人の息子さんを立派に育たことでこのマンションで少し有名な人だ。
挨拶もそこそこに話が始まる。
息子さん達は既にご結婚し、お孫さんも。そして、今はお一人暮らしとのこと。
ここ2~3年、視力が落ちぼんやりとしか見えなくなり耳もあまり聞こえなくなってしまったとのこと。云々。
その後、突然謝られる。
半年ほど前に郵便受けに住民一同として投書があったのだそうだ。
それが…蜘蛛の繁殖で近隣が迷惑しているという内容だとか…で…。
私は心の中で叫んだ。
「ええええーーーーーーーー。
ここ2年ほど悩んでいたベランダに舞い降る赤い花びらと蜘蛛の出所は、あなたの部屋のベランダだったというのーーーーーーー!!!」
どうも部屋の中で蜘蛛が繁殖したのは私宅だけではなかったようだ。(私宅は既に自己駆除済)
そういえば、2か月ほど前にお部屋点検申し込みなる用紙が配布されていた。
それは、蜘蛛繁殖宅を確認して駆除する為のものだったというのだ。
苦情に管理組合が立ち上がったらしい。
原因は、目が悪くなってからベランダのガーデニングの鉢々にお水だけをあげて手入れをせずに放置していたらこんなことになったとかで。
いやいや…。
ん~。
そうですかぁ。
…責めるわけには…。
はぁ…。
お蔭で何が起きていたかよ~くわかりました。
わざわざ説明とお詫びに来て下さってありがとうございます。
(1Fホールの掲示板に、この内容の張り紙がしてあったそうだけど、私はスルーしていたのだった。)
「十分に悪いと思ってらっしゃるようなのでそれ以上はもう気になさらないで下さい。」と言ってご婦人を帰した。
私は蜘蛛とは別の意味で溜息が漏れた。
ふぅ~。
既に私の周りにも年配の方とのかかわりを考えながら生活していかないといけない環境が訪れていたってことなのね…。
誰でも老いは必ずやってくる。
細胞は衰えていくのだから仕方がない。
どんなに頑張って生きて来た人でも、それは容赦なく訪れる。
ご婦人の場合、
息子さん達は転勤族で同居は難しいだろう。
同居できたとしても、苦労してきたのに今度はお嫁さんに気を使いながら生活するなんて…
可哀想な気がする。
ご婦人の人生に自由というものは一体どこにあるのだろう。
など勝手に想像して哀愁を禁じ得ない。
行政に任せていては後手後手で、いつの間にか私達の環境は今回のような思わぬ事故が多発なんてことになるわけで。
老若男女共存共栄。
皆ができるだけ快適に暮らせる環境づくり。そしてルール。その為の協力。それもプライバシーを守りながら。が必要なのかな。
難しすぎる…。
(余談だけど、ここにはファミリーが一番多いけれども、一人暮らしや初老の方や毎朝同じエレベーターに乗り合わすハっとするくらいイケメン同士の同性愛カップルも住んでおられる(イケメンだけにどうしても目がいってしまう~エヘ)。)
そうかぁ…。
これからは出来るだけマンションの集会に出席しなくっちゃね。
そうして珍しく晴れて気持ちのいい気候の日曜日の午前は過ぎていった。
哀愁漂う色んな意味での気づきの朝であった。
目の前を2羽の燕が、餌の虫を自在に飛び回りながら追っている。
そういえば4月も既に半ば。
今年の飛来は「遅かったなぁ。」と心の中で呟く。
毎年飛来してくれる燕は、この土地はまだ大丈夫と言ってくれているように思える。
そして自然の中で暮らしているような錯覚を呼んで幸せな気持ちにさせてくれる。
いい朝だった。
で、気分をよくしたので、掃除をすることにした。
このマンションは、各戸廊下より少しだけ奥まって玄関扉がありアルコープがある。
今まではそこと廊下に面した窓の格子と桟を管理組合雇用の掃除婦さんが、汚れが目に余ったのか廊下を掃除する時にいつも気を利かして一緒に綺麗にしてくれていた。
そう。甘えまくっていたのだった。
けれど、3月期末で定年退職を迎え、男性の掃除婦さんに変わり、甘えは望めなくなってしまった。
いや、逆に気を利かしてくれても困る。
自分で掃除をすることにした(あたりまえのことだけど…)。
スポンジを泡立て、タイル1枚1枚を丁寧に磨いた。暫く掃除をしなくてもいいように。
と、そこに真上ではないけれど、階上に住まわれている初老のご婦人が近づいて来た。
エレベーターの中から掃除をしている姿が見え、日頃なかなか会えないのであわてて来て下さったとのこと。
ご婦人は早くにご主人を失くし、細腕で二人の息子さんを立派に育たことでこのマンションで少し有名な人だ。
挨拶もそこそこに話が始まる。
息子さん達は既にご結婚し、お孫さんも。そして、今はお一人暮らしとのこと。
ここ2~3年、視力が落ちぼんやりとしか見えなくなり耳もあまり聞こえなくなってしまったとのこと。云々。
その後、突然謝られる。
半年ほど前に郵便受けに住民一同として投書があったのだそうだ。
それが…蜘蛛の繁殖で近隣が迷惑しているという内容だとか…で…。
私は心の中で叫んだ。
「ええええーーーーーーーー。
ここ2年ほど悩んでいたベランダに舞い降る赤い花びらと蜘蛛の出所は、あなたの部屋のベランダだったというのーーーーーーー!!!」
どうも部屋の中で蜘蛛が繁殖したのは私宅だけではなかったようだ。(私宅は既に自己駆除済)
そういえば、2か月ほど前にお部屋点検申し込みなる用紙が配布されていた。
それは、蜘蛛繁殖宅を確認して駆除する為のものだったというのだ。
苦情に管理組合が立ち上がったらしい。
原因は、目が悪くなってからベランダのガーデニングの鉢々にお水だけをあげて手入れをせずに放置していたらこんなことになったとかで。
いやいや…。
ん~。
そうですかぁ。
…責めるわけには…。
はぁ…。
お蔭で何が起きていたかよ~くわかりました。
わざわざ説明とお詫びに来て下さってありがとうございます。
(1Fホールの掲示板に、この内容の張り紙がしてあったそうだけど、私はスルーしていたのだった。)
「十分に悪いと思ってらっしゃるようなのでそれ以上はもう気になさらないで下さい。」と言ってご婦人を帰した。
私は蜘蛛とは別の意味で溜息が漏れた。
ふぅ~。
既に私の周りにも年配の方とのかかわりを考えながら生活していかないといけない環境が訪れていたってことなのね…。
誰でも老いは必ずやってくる。
細胞は衰えていくのだから仕方がない。
どんなに頑張って生きて来た人でも、それは容赦なく訪れる。
ご婦人の場合、
息子さん達は転勤族で同居は難しいだろう。
同居できたとしても、苦労してきたのに今度はお嫁さんに気を使いながら生活するなんて…
可哀想な気がする。
ご婦人の人生に自由というものは一体どこにあるのだろう。
など勝手に想像して哀愁を禁じ得ない。
行政に任せていては後手後手で、いつの間にか私達の環境は今回のような思わぬ事故が多発なんてことになるわけで。
老若男女共存共栄。
皆ができるだけ快適に暮らせる環境づくり。そしてルール。その為の協力。それもプライバシーを守りながら。が必要なのかな。
難しすぎる…。
(余談だけど、ここにはファミリーが一番多いけれども、一人暮らしや初老の方や毎朝同じエレベーターに乗り合わすハっとするくらいイケメン同士の同性愛カップルも住んでおられる(イケメンだけにどうしても目がいってしまう~エヘ)。)
そうかぁ…。
これからは出来るだけマンションの集会に出席しなくっちゃね。
そうして珍しく晴れて気持ちのいい気候の日曜日の午前は過ぎていった。
哀愁漂う色んな意味での気づきの朝であった。