神戸空港開港5年、3年連続の赤字で神戸市は国に発着枠撤廃等を要求 | Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog

神戸空港開港5年、3年連続の赤字で神戸市は国に発着枠撤廃等を要求

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Source/MSN産経ニュース 2月16日10:33 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110216/plc11021608530006-n1.htm


神戸市が2月15日明らかにした平成23年度の神戸空港の管理収支によると、収入は22億6100万円の見込みとなった。

着陸・停留料などの施設使用料が7億2700万円と、昨年5月の日本航空が撤退した後のスカイマークの増便などで今年度当初見込みより1億円強の増加。土地使用料などの収入が9億4300万円の見込みとなった。

 

不足する5億9100万円については、開港後の黒字を積み立てた財政調整基金からの2億700万円に加え、他の開発事業の利益をプールしている新都市整備事業会計から、新たに3億8400万円を繰り入れることで収支均衡を図る計画。3年連続して実質赤字になり、16日で開港5年を迎える同空港の運営は正念場を迎える。

同市によると、同空港の5年目(22年2月からの1年間)の搭乗者数は223万人。過去最低だった4年目の231万人をさらに下回っており、18年2月の開港前の需要予測(年319万人)を一度も達成していない。

 

23年度も空港収支が厳しい見通しとなったことに対し、同空港を所管する市みなと総局の岡口憲義局長は「新都市会計から借り入れることで、なんとかこの苦しい時期を乗り切りたい」と話している。

 

ただ、同空港を西日本の拠点と位置づけるスカイマークが格納庫を建設、所有する機材を増やすとともに、成田や札幌便などで相次ぐ増便を計画していることから、同局長は「発着枠の1日30便到達が目前にきている」との手応えを示した。

 

市は今後、国土交通省に対して同空港の発着枠の撤廃や運用時間の延長などを一層強く求め、神戸空港の“足かせ”を外すことで搭乗者数や空港経営の浮上を目指す考えだ。
Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog 発着枠の撤廃や運用時間の延長を政府に求めてみたところで、関空(関西国際空港)への配慮から国際定期便の乗り入れが禁じられている神戸空港に需要があるとは思えませんね。

そもそも神戸空港の赤字転落は空港が建設される前から予想されていたわけであって、当時は有権者の反発も強かった。自業自得というものでしょう。