中米ホンジュラスで政府要人らを乗せた小型機が着陸直前に墜落、搭乗者14人全員死亡
Souce/asahi.com 2月15日21:07 http://www.asahi.com/international/update/0215/TKY201102150564.html
Aviation Safety Network(英字版)
http://aviation-safety.net/database/record.php?id=20110214-0
【ロサンゼルス=堀内隆】中米ホンジュラスからの報道によると、同国の首都テグシガルパ近郊で2月14日午前8時(日本時間同日午後10時)過ぎ、小型機が墜落し、乗員乗客14人全員が死亡した。
乗客には公共事業副大臣や元経済相ら要人が含まれており、政府は3日間の服喪を宣言した。
墜落したのはホンジュラスの中央アメリカ航空プロペラ機。国内北部のサンペドロスラを離陸し、テグシガルパに着陸する直前、近くの山中に墜落した。
事故当時、一帯は霧に包まれていたというが、詳しい事故原因は不明だ。
テグシガルパ空港は周囲を山に囲まれ、事故の多さで知られる。
AP通信によると、1989年に131人が死亡する事故が起きて以来、同空港や周辺で、少なくとも10件の墜落事故が起きている。
墜落したのは、Central American Airways731便LET L-410UVP-E20型双発プロペラ機。1993年製。
事故当時の気象状況はにわか雨で、気温17度、風力9ノット(16.7km)、視程5000m。高度700フィート(約210m)から2000フィート(600m)にかけて雨雲が降下していた状態。