2024年4月23日
緊張の日
この日はPETの結果と延期された
気管支鏡検査の日程を決める日でした。
私の中でどこか大丈夫!という
根拠のない自身があったんですね。
ひとりでいけばいいやって。
私は独身で、一緒に暮らしていた母も
2022年に他界して、いまはひとり。
身内は2人の姉しかいません。
仲のいい姉妹なので、
2人とも凄く心配して、病院には一緒にいく!
と言い張りました。
私は「いいよ、どうぜ大丈夫だったって
なるから〜」って言っても着いていく
と言うので、はずかしながら3人で
診察室に入る事になりました。
「先生、こんにちは。
すみません、今日は沢山できちゃいました。
姉達が心配性で💦」
と言うと
「大丈夫よ、大勢で聞いてもらう方がいいんだから」
と。
そうゆう先生で良かった。
主治医は女性のサバサバした
裏表ない先生で、物事をはっきり
言う方ですが、大好きな先生です。
「PETの結果はどうでしたか?」
「それがですね、画像的には光っている感じ。画像診断師からは、がんではないとは言い切れないとの回答だったようです。副腎にも腫瘍が確認されました。良性かな…というところ。なんでまずは気管支鏡検査してみましょう」
との事。
大丈夫でしたよと言われると思っていたので
ちょっとショック😨でした。
これからやる気管支鏡検査は
原発なのか、転移なのかを
調べる感じなんだな…と
理解しました。
転移なら、呼吸器から乳腺外科に主治医は
変わる。
手術はできない場合とそうでない場合が
あるようですが、化学療法は必須。
更にPETでは、脳の転移はわからないから、
脳検査もやると。
私ね、バチ当たりな事いってたんですよ。
死ぬ時はがんがいい。
なぜなら、さよならの準備ができるし
身の上整理もできる。
みんなに迷惑かけずに、いろいろ準備できるからって。
10年前乳がんを発症してずっと治療を
して来ました。旅立つ人もたくさん見てきました。
ある人は、「弟は何も出来ないから、
私が全部後の事もやっていかないと」と。
その人は余命を告げられてから、病室に葬儀社を
呼び、自分の葬儀をプロデュースしていました。
そんな彼女をみて、凄いなって。
でも、そこまで出来ちゃうのがこの病気なんだなと
思ったんです。だから安易に能天気に
言っているわけではありません。
その土俵に立つかもしれないと思うと
なんだか怖くなってきました。
神様に与えられた試練は、多すぎますね。
やっと時系列追いつきました
5/23明日はいよいよ気管支鏡検査になります。