ということで、皆さん興味のあるパイロットの収入についてご説明します。
一般に高給取りのイメージがある パイロット
パイロットブログは数あれど個実際に公開している方は少ないのではないのでしょうか。
給与明細丸々コピーだとばれてしまうので、Moneytree の画面でご紹介です。
ドン!👇
あれ?以外と多くない?(パイロットの給料はおおむね所得額面の0.7掛け≒手取り)
この月の額面は80万円ほど+おまけ
※これには様々な要素が含まれているので以下に説明しますね
私pは大手2社以外のいわゆる「その他」航空会社の属性に分類されます。
大手2社の場合ここで説明する1.3~1.4倍で脳内補正してご覧ください。
その他航空会社の副操縦士の給与には概ね一定の法則があります。
それは
【副操縦士フライトタイム=手取り】
【機長額面1.7倍の法則】
です。
【副操縦士フライトタイム=手取り】とは
月間のフライトタイムの時間数×万円 がおおむねの手取りです。
そもそもフライトタイムとは飛行機が駐機場を動きだしてから、到着駐機場で停止するまで時間です。
実際に空中に浮いている時間は飛行時間として、搭載用航空日誌に記載はしますがわれわれの給料計算には反映されません。
ですので稼ぎたいパイロットはあえて巡行時間を稼ぐため、燃費向上や快適性を建前として速度を落とす機長(CAP)もいます。
しかしそういった行為は命取り副操縦士(FO)の間で話が拡がり
「あのCAPはこういったオペレーション(運航)をする、ケチだ」などと批判されます。しいては客室乗務員(CA)まで飛び火します。
ここで1分伸ばすことにどれだけの価値が。。。。といってもCAPフライトタイム換算時給1.8万FO(1万)とすると1分で300円(160円)変わるのですね。人間の大きさがでます笑
パイロットの給料を語るうえで『最低保証時間』が設定されています。航空業界ではよく
あの会社は50時間保障だとか60時間保障というように話されます。
これは乗務離脱せざるを得ない状況や、スケジュール変更で飛行時間が伸びなかった場合でも50h(60h)は飛んだものとみなして給料を払いますよ。というものです。
我々パイロットは軽微な違反や運航上のトラブルですぐに乗務から外されます、たいていは2,3日の乗務離脱で再教育や会社からのヒヤリングを経て乗務再開できます。
しかし、ライセンスの1つである第一種航空身体検査にパスできなかった場合は長期に及ぶ。そうなった場合のお財布事情は深刻だ。
最低保証時間がなければパイロットの給与は乗務手当に致命的なダメージを受ける。
そもそもパイロットの給与の立て付けはこうだ
①基本給
②職務手当(副操縦士、機長、教官、査察など)
③乗務手当(フライトタイム時給)
④出張手当(俗にいうステイ費)
⑤福利厚生費(交通費、住宅手当)←上記給与明細には反映されておらず。
④⑤については各社 約10万+5000円/泊 非課税枠として支給される。
つまり副操縦士
実際の手取り=①~③の合計【副操縦士の場合概ねフライトタイム=手取り】+④+⑤
となるのだ上記の明細の月手取りは59万(フライトタイム)+13万円(おまけ)=72万円 程度だっただろうか。
次回続編にて
【機長額面1.7倍の法則】と【結局どこが給料いいの?】
を紹介します
