自分を。

どん詰まりな感覚。

逃げ道はない。

後ろを振り向くな。

一つだけ通風口があって。

モツ鍋を食べるキリトさんや、お家に帰ってきたマオさんが見えて。

私は誰だ!?

とか思いつつ、朝になれば機械的に起きてきちんと会社に行くんだ。

“会社で仕事をする私”の顔をして。

前の晩、どん詰まり感を抱いてたなんてこれっぽっちも見せず。

時々叫び出したくなる事があるなんて思わせもせず。

私は淡々と生きるのだ。

心の中に紅い何かを隠して。

何事もなかったように。

そして。内と外の折り合いをつける為に私は少し歪む。

歪みを修正する術を私は知らない。

歪みを悟られないようにまた私は歪む。

みんなそんなもんだとか知ったふうな事を言ってみる。

私と歪みのメビウスはエンドレス。