秋深まるある週末に大学3年生のREIちゃんが所属する
大学の交響楽団の140周年記念演奏会を聴きに行きました
場所はサントリーホール☆
開演後、期待でどきどきしながら着席して舞台を見ていると
団員の皆さんが入場してきました
目でREIちゃんを探しました
あ!いた!!
黒いドレスに髪を結いあげてバイオリンを持っているREIちゃんを見つけました
ここはサントリーホール
広い広い会場で彼女と目が合うわけはないと思っていましたが、ふと気づくとREIちゃんが会場内を目で探していました。私の席があるあたりを必死に目で追っていました
瞬間、目が合うと、REIちゃんはとてもとても嬉しそうに笑顔を見せて軽く会釈をしてくれて
それから譜面台に目をやりました
私を探してくれた!と思ったらもう胸がいっぱいになり涙があふれてきてしまいました
私はいつもレッスンで、REIちゃんの一面しか見ていなかったことに気づきました
こうして大きな舞台でバイオリンを演奏する姿を見たとき
私はいつも彼女のどこを見ていたんだろうと思いました
レッスンでは笑顔のことや話し方などいろいろアドバイスをしていますが
こんな立派な一面をみて
もっともっとREIちゃん、そして彼女だけでなく多くの生徒さんがそれぞれに素晴らしい一面を持っていること
そこをもっと見てあげて、面接官に伝わるようにしてあげなくちゃいけないと強く思いました
一曲目はワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
若い情熱を持つ大学生の皆さんのエネルギーそのもののような演奏でした
この曲はワーグナーらしい勇ましい一曲です
続いて
チャイコフスキー「ピアノコンチェルト一番」
ピアノは日本を代表するピアニストの清水和音さんの演奏でした
とても力強く素晴らしいピアノ演奏に若きオーケストラが華を添えました
ピアニストの体が浮き上がるほどの力が必要なこの曲を生で聴くのはとても興奮します
私は有名な第一楽章よりロンド形式でリズミカルに進む第三楽章がとても好きです
ロンド形式とはいえロシアの作曲家チャイコフスキーらしい重厚さを併せ持つ第三楽章がとても好きです
そして最後は
マーラーの「巨人」
最後の曲までの二時間以上
若さあふれるエネルギーは持続していました
汗が飛び散るような皆さんの懸命の演奏を涙なしで聴くのは難しかったです
青春時代
厳しい交響楽団に身を置き仲間と切磋琢磨しながら練習に励み
大舞台に挑む経験はなかなかできないことです
私はREIちゃんはじめ、部活動やボランティア、家業を手伝いながら大学生活を送る
教室の大学生のみんなを誇りに思いました
絶対にみんなを立派に社会に送り出す
強い気持ちでサントリーホールをあとにしました
「舞台から伊藤先生の姿を見つけたとき、パワーをもらってより一層心を込めてそして落ち着いて演奏することができました」
REIちゃんからいただいたメールを見て
ちょうど、ES添削の山場を終えていたこと、風邪をひきかけていましたが薬が効いて完治し、演奏会に行くことができて本当によかったと思いました
また最近、みんなに頼ってもらっていることを感じることがたくさんありました
(メールを紹介すると生徒さんたちはとてもとても喜んでくれます
だからたくさん紹介させてくださいね)
先週、会社で困難なことがあったCさんに送ったメールへの返事にはこんな言葉がしたためられていました
「伊藤先生、手を差し伸べて下さって本当にありがとうございました。
今はじっとして、嵐が過ぎるのを待って
けど、とっっっても落ち込んでいて。。先生にお会いしたい気持ちでいっぱいだったのですが、愚痴しかでてこないと思ったのでお返事ももう少ししてからにしようと思い今に至ります。
ツライ時、寂しい時や嬉しい時、どんな時も先生の顔が浮かびます
そして「笑顔」「今、ここ!この時」「美智子様、ご成婚の際の決意」を思い出し、先生のブログをのぞいて、ひと泣きしては気持ちを奮い立たせています。
嬉しいことがありました。
友人の結婚式の受付を立て続けに2件も依頼されました。私にとってはありえないんですよね、人前に立つ的なことが。
これは先生のレッスンを受けていたお陰です!大人の女性として人から愛される人生を送るための前進だと思います、本当にありがとうございます^ ^!
日本キャビンアテンダント協会 設立おめでとうございます*\(^o^)/*
HPも拝見させていただきました!
このお話しも今度お会いする機会がありましたらぜひお伺いしたいです!」