◆ネットワークビジネスと消費者

ネットワークビジネスに参加することには、消費者にとっても価値があります。当たり前の話ですが、何の見返りも無いのに消費者が、企業の代わりに宣伝と販売を請け負ったりするはずがありませんよね。ここまで読まれて既にお分かりだと思いますが、報酬、つまりお金が支払われるのです。
ネットワークビジネスでは参加者が、企業に新しい会員を紹介するというかたちで、新規の顧客を獲得します。MLMではこれを、リクルートと呼びます。
リクルートする事のできた参加者に対して、企業は売上の何%かを、報酬として支払います。この報酬の財源はどこから来るのかというと、本来掛かるはずだった宣伝と販売、つまり削減できた営業のコストからです。MLMとは、消費者の活動によって浮かすことのできた営業費を、消費者自身に報酬として還元する事によって、成立しているのです。
ちなみにネットワークビジネスでは、参加者のことを「ディストリビューター」と呼びます。また、ねずみ講でいえば「親」に相当する人を「アップローダー」、「子」や「孫」に当たる人を「ダウンローダー」とか「ダウンさん」などと呼びます。
この様な呼び名のせいなのでしょうか、時々勘違いして、ダウンに威張り散らしたり、アップに媚びへつらったりする人がいるそうです。しかし当然ですが、アップの方がダウンよりも偉い、などという事はありません。考えてもみてください、アップローダーはダウンローダーに給料を払っているわけではありません。それどころか逆に、ダウンさんの売上からもコミッションを貰っているのですよ?
そう、ネットワークビジネスではダウンさんがリクルートすると、アップにも売上の何%かの収入が発生するのです。そして更に、ダウンのダウンの売上からもまた、収入を受け取ることができます。