私には子宮筋腫があった。

それを知ったのはもうずいぶん前、独身の時。

「大きいものじゃないし、手術の必要はない」とドクターに言われた。

ありふれた疾患、自覚症状もなし。

それで本当にすっかり忘れていた。


それから何年も経ち、結婚して、久々に検査を受けた。

子宮筋腫が2箇所あると指摘された。

一つは子宮の内側、もう一つは外側。

大きさはどちらも直径3cm以下、「手術は必要ない」とドクター。

とはいえ、結婚してそろそろ子供も欲しいかな...なんて考えはじめた頃。

ちゃんと妊娠できるのかしら...?


ちょうどクリスチャンになり教会に通いだして4ヶ月。

すでに難聴のいやしを体験していたし、神様これもいやしてくださるかも?!

牧師に相談した。

すぐに礼拝の時にいやしの祈りをしてくださった。


それから毎日のように信仰告白し、感謝した。

「子宮筋腫は神様がいやしてくださいます、感謝します」

「子宮筋腫はいやされました、感謝します」


それから2ヶ月ほどたったある日、

朝方夢の中で目の前にバーンと

「5」と「2」という数字が大きくあらわれた。

夢の中で私はすんなりと

「ああ、歌集の52番の曲ですね、神様、わかりました。」

と受け止めていた。


目が覚めて、どうしてあんなにもすんなりと52番の曲と思ったのかわからない。

聖書のどこかの何章の何節とかじゃないの?

「5」と「2」なんだから5番と2番の曲ってことはないの?

一応考えられる聖書箇所を読んだり、

歌集の52番以外のところも見てみた。

どれもしっくりこない。

やっぱりここだ。

教会で毎年出されている歌集、やすらぎの歌10集の52番目の曲。


「主イエスの打ち傷によって」


主イエスの打ち傷によって私はいやされた

十字架の上で私の罪を背負われて命捨てられたイエス様

死に打ち勝ちてよみがえり天に昇られて再び来られる

(歌詞の一部)


ちなみにこの曲、歌集に収録される前から

私の通う教会の方達は、私達夫婦以外は全員知っていた。

教会の牧師のいやしの証しの映像がつくられた時、

BGMとして作曲者の牧師が提供してくれたのだそう。

なので歌集に収録された時、皆さん喜んでおられた。

良い曲だし、新しく覚えなくて良いし、いち早く礼拝で歌われていた。


神様、この曲ですか?この曲を歌いなさいということですか?

それから毎日、デボーションでこの曲を入れて賛美した。


それから1ヶ月、ちょうど婦人科を受診する機会があり、

エコー検査を受けた。

「ありませんね~。」とドクター。

カルテには筋腫の画像しっかり残ってるはずだ。

「無いよね?」ドクターが一緒に見ているナースにも確認している。

画像のプリントしたやつもらった。

子宮筋腫写ってない。消えた?!


本当にいやされたんだ!ハレルヤ!!


この記事を書くのに当時の手帳を見直してみてちょっと驚いた。

いやされたのがわかった日のみことばメモ↓


見よ。子どもたちは主の賜物、胎の実は報酬である(詩篇127篇3節)


この半年後、娘を授かった。


つづく。