明日カノの萌ちゃん編読みました(`・∀・´)

ネタバレあるかもしれないのでまだ読んでない人は以下注意。

感想書くつもりが…自分語り長くなりましたw














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萌てゃは本当は誰よりも女性らしさに関心があったけど、コンプレックスがあるからうまく表現できなかったのかな。


男に興味ない、恋愛はいらないって自他ともに認める一匹狼だった萌てゃの心に、第一印象なよっとした感じで裏がなさそうな、純粋そうな、ホストらしさを感じさせない楓くんがスルッと入り込んできて、萌てゃがズブズブ沼にハマっていく様子、初めは楓くん話しやすくてよかったなくらいだったのに、ドキドキやキラキラを与えられるうちにどんどん深みへハマっていく様子は…とてもリアルでした…。


萌てゃの卑屈なところとか、どうせ自分は相手にされないと思っているところ、恋愛に興味ないと言いつつ無意識に絵空事の少女漫画を理想としているようなところが、自分にもすごく当てはまっていて…共感してしまいました笑 

そして自分はホストにハマるタイプなのだと知りました笑 気をつけよ。


自分では絶対騙されるタイプではないと思ってるし、ホストクラブで楽しむタイプではないと思っていたけど、実はそれが一番危険なことがよくわかりました…。


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ホストではないのだけど、キラキラにどんどんハマって抜け出せない感じとか、依存していく感じとか、気持ち的に似たような経験があって「あ、まんまだ。私ハマるタイプだったのか。そういうことだっか。」と妙に納得してしまったことがあるんですよね。

私、たやすい奴だった、って笑


私は○年前、萌てゃみたいに女性としての自信がなくて、いや、萌てゃより卑屈でした。

もちろんモテないし、可愛くてモテる女の子たちを呪っているような暗くて陰湿なモサい奴でした。何の努力もせず周りを責めて自分は一歩も動かない感じとか最悪でしたね。


そんなカビが生えたような奴になぜか、(当時の私から見れば)かっこよくていわゆるリア充でキラキラした男性が声をかけてくれたのですね。(寄ってきた理由は今でもわかりません。)


当時の私、芋女転がして騙す気か!騙されないぞ!お金でも掛けてるんか!?って思っていたんですけど、結果、見事に彼にハマったんですよ。

騙される気はないけど別に悪い気もしないからとりあえず返信しとこーって、そこが始まりでした。


そこがすでに負けですよね。

相手を疑いながら付き合うなんて、自分にも相手にもいいことない。


私、好きな男性にはあまり相手にされないんです。…誠実な人はカビキノコなんかで遊ばずにカビキラー撒いて逃げていくんですよね。ある意味優しさなのかな。


それなのに、イケメンがわざわざカビキノコを相手にして培養しようとするあたりが悪質。

…と思うのは被害妄想ですかね。

向こうは単に話してみたかっただけなんでしょうか。なら、勝手に相手に翻弄されたのは私ってことになりますね。


それはさておき、2X年ものの布団が発酵したようなカビキノコにイケメンなんて、それだけで麻薬作用は十分、そこにリア充のキラキラも与えられたものだから、毒ですよ。


すぐ捨てられるんだ…これはいつかなくなるんだ…って思いながらズブズブズブズブ。


わかってるんなら断りなさい、ハマるんなら割り切ってハマりなさいって話ですよね。

中途半端に「自分は大丈夫」って思ってちょっかいかけてる気になってるのが1番タチ悪いんですよね。騙される1番の原因だと思う。


で、結果としては見事に彼のキラキラにハマってしまって、相手がいなくなった後、何しても楽しくないし物足りなく感じるようになってしまいました。依存症ですね。ほんとに麻薬みたいですね。


明日カノでいうと、高いお酒入れたら楓くんがアフターしてくれて、ドキドキするようなことしてくれて、またあのドキドキが欲しい…ってどんどん求めて行ってしまう萌てゃの気持ちとよく似ているように思います。

これが手練手管か。


ホストがお金に応じて疑似恋愛を与えるように、相手も何かしらメリットがあるから、得たいものがあるから、キラキラを与えてたんですよね。


萌てゃの言葉を借りるなら、彼は完璧超人な訳なくて、何かのメリットを求めて、その役割を演じただけ。そういうことなんですよね。


…実際の彼の性格は、演じてたキラキラとはものすごくかけ離れているので、相当無理してたのではと思います。初めからキラキラなんか提供しなけりゃいいのに、と思いますけど、そこが相手を依存させる、上手なところなんでしょうね。



私のハマりようは萌てゃだそっくりけど、彼ははるぴに近いのかな。

初めはゆあてゃに大事にするって言っておいて、約束破ったりお金だけ使わせたり。でも時々飴も与えて繋いでおく。初めにおっきな飴をあげておいて、あとは鞭、時々飴みたいなね。あとイケメン。


彼は別にはるぴみたいに夜の仕事させて金巻き上げたりとか、そんなことはしなかったけど、初めだけ優しくて、あとはどんどん雑になっていきましたものね。


ほんとにホストのやり口みたいですね。

そしてホストに転がされたイケメン好きのバカな女が私です。


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萌てゃは20歳の若い女の子だけど私は20歳どころじゃないおばさんなので、いい加減こんな痛いこと言っている場合じゃないんですがwwwwwwwww

むしろ人生割り切りながらサークルに参加したり、自分でお気に入りのバーを見つけて話に行けたりする萌てゃの方が大人で、萌てゃはきっと人生経験豊富な器の大きな大人になると思います。

それに自分からキラキラを断ち切ってちゃんと立ち直ってるのも偉い。


私は年単位で立ち直れなくて、現実突きつけられるまで断ち切れなかった。

ほんと惨めでみっともなくてバカだと思うけど、依存ってそんなものですね…。


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なんだか自分語りが長文になってしまいましたが、続いてゆあてゃについて。


ゆあてゃみたいな子って、惹き寄せられるんです…私だけですか?人に対して壁がなくて、明るくて、でもどこか危うい雰囲気。キャラクター設計がすごく上手でした。


ゆあてゃについて印象的だったのは、萌てゃが夜の世界から抜け出すときに本音でぶつかった時の「え、ぬる…。萌えてゃは結局そっちの世界の人だったんだね」っていうセリフ。


ゆあてゃは一見初対面でもすぐに仲良くなっちゃう感じだけど、本当は孤独だったのではないかな。


大学に通っている「そっちの世界」の萌てゃが、自分と同じようにホストにハマって、大学も辞めて、夜のお仕事も始めて…って、同じ立場に来て楽しさも辛さも共有してくれたことがすごく嬉しかったんじゃないかと思う。


だから、萌てゃが抜け出した時は裏切られた気分になったんじゃないかなって。あ、やっぱりそっちの人なのね、って。

掌返しとも言えるような態度の急変だったけど、ゆあてゃの本音がすごくよく見えるシーンで印象的だった。


普段のおちゃめキャラのゆあてゃとか、感情に振り回されてるゆあてゃじゃなくて、本質が垣間見えた気がした。


外見も可愛くて、おしゃれで、人懐っこくて、遊ぶ場所も楽しいこともたくさん知っているゆあてゃ。私にはない、すごくいろいろなキラキラしたものを持っているように見えるけど、わたしには抱え切れないほどの闇も同時に持っている感じがしました。


ゆあてゃはこれからどこに行くのだろう?



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次にホスト2名について。


はるぴは俺様というか、イケメンにあぐらかいてるというか、貢がせるタイプのホストのイメージにぴったりでした!


ホストでなくても、自信のある男性でこういう人一定数いるんじゃないかな…。

イケメンでチヤホヤされてたりするとね。

女を振り回す感じで余計モテたりしますしね。


で、はるぴは素が見えるというか、優しさが雑だからサービスしているのがわかりやすいし、ぞんざいな態度とっている方が素なんだろうな〜ってわかりやすくて、ある意味人間味があります。

女の立場から言わせてもらうとクズ男(詰め甘い)かな。



怖いのは楓くんだと思います…。

あの子、素が全くわからないんですよね。

萌てゃに接している態度が素なんじゃないかと思うほどに。実際はあの子は完璧にホストを演じられるプロなんだろうけど。


相手との距離を慎重に測っているし、手軽な色恋にも持ち込まない。あくまで相手の信頼を得てからのさりげない営業。


誠実で金目当てじゃないよって感じを出してて、「萌ちゃんはシャンパン入れなくていいよ」って言ってるのにシャンパン入れたら萌てゃに夢を見させて癖にさせたりね。それも明らかな色恋じゃなくて、甘酸っぱいような物足りないような、先が欲しくなるような絶妙な匙加減。

言葉では無理しないでっていいつつ相手を動かす。


呪文の子が萌てゃにシャンパンコール勧めてたのも、多分楓くん関与してるよね。

その流れも全てが絶妙。自然。作為を感じさせない。


お金がオーバーしちゃった分自腹切ったり、お水とかキーホルダーとか買ってあげたり、女の子にお金使ってるのも誠実そうに見えなくもないけど、よく考えれば自分の店の料金なんて1番よく知ってるんだから、ほどほどにオーバーさせてフォローするのなんかいくらでも調整きくし、お水もキーホルダーも全然高いものでもないし…ホストの収入(いくらだか知らないけど)からすれば端金なのでは。

端金を必要経費として支出しているだけなのでは…と思うのは勘ぐりすぎかしら?


生誕祭で楓くんが用意してた萌てゃへのプレゼントにしても、相手の支払いに合わせてそこそこのリターンをしているのではないのかな…。

まあ実際されたら嬉しいと思うけどね笑


それと、萌てゃが夜の仕事始めたことくらい感づいてるだろうに、お金のことには触れずどんどん高い酒注文させてくあたりも、プロだなと。


わざとらしさホストらしさを感じさせず、純粋な感じでできる楓くん、恐ろしい笑

なんか楓くんに対して毒舌みたいになっちゃったけど、私、彼みたいな人いたら絶対ハマります笑


彼はホストのプロなんだよね。

最後に彼が得た地位も、得るべくした得た地位だと思います。



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久々に読み応えのある漫画だったのでつい語ってしまいました(^◇^)