日本橋に春を告げる「三井家のおひなさま」展が三井記念美術館で2月11日から4月2日まで開かれます。

江戸〜明治時代のミニチュア「銀製雛道具」の緻密な技に目を見張りました。

 

 

 

さすが豪商三井家のラインナップです。

三井家に嫁いできた大名出身の女性や三井家に生まれた娘たち人形の持ち主それぞれのヒストリーが凄いです

 

 

 

 

北三井家十代・高棟(たかみね)夫人の苞子 (もとこ)(1869-1946)

十一代・高公(たかきみ)夫人の鋹子(としこ) (1901-1976)

高公の一人娘・浅野久子氏(1933年生まれ)

伊皿子三井家九代・高長(たかひさ)夫人の興子(おきこ) (1900-1980)旧蔵の贅をつくした逸品が並びます。

とくに京都の丸平大木人形店・ 五世大木平藏が特別に制作した、浅野久子氏の幅3メートル、高さ5段の豪華なひな段飾りは必見です。

展示室6・7では、平田郷陽(ひらたごうよう)(1903-1981)が製作した新町三井家所蔵の「市松人形 銘つぼみ」に、京都・丸平文庫の所蔵品を加え、愛らしい市松人形の世界がありました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真を撮っていい展示室のみ写させていただきました。

古くは江戸時代から、新しいものまでありました。

三井家に嫁いできた大名家のお姫様、そして三井家に産まれた方々のお雛様

庶民にはため息がでるほど価値のあるものだと言う事だけはわかりました

よくぞ、戦争でも焼けず、綺麗に残っていたとは・・・・時代の奥が深い・・・・・深すぎる