ネパール🇳🇵 7:39 M5.2

日本で慣れてるはずの地震でしたが

思いの外激しく長く揺れました。

山の上に立つ高い建物だったからかな。

たまたま広い部屋にインド、オーストラリア、

チベット、日本ピープルの4人でいたのだけど

揺れ始めた瞬間から

飛び上がって騒いで情緒も挙動も不安定になる人

大丈夫だと笑ってる人

不安定になった人を宥める人

その時のリアクションが様々で

色々と感じることがありました。

【一体なにが不安で、なにが大丈夫だというのか】

ありのままを観ればわかる、

揺れがこのままおさまるかもわからないし、建物が崩壊するかもしれないし、窓ガラスが割れて突き刺してくるかもしれない、外国にいて1人だし、言葉も通じないし、死ぬかもしれない大きな揺れの中にいる時、普通こんな状況はなにも大丈夫じゃないはず。

でも、今回は焦ることも取り乱すことも楽観的に大丈夫だとおもうこともなかった。怖くなかったわけじゃない、でも大丈夫の方が大きかったことがわかった。

助けてくださいでも、何事もありませんようにとお願いすることもなく、淡々と脱出する時のための部屋のドアを開けて、ガラスから離れて、遠くに置いてた携帯を手元に置いて、出来ることをやった後、あとは人と場をホールドしようと祈った。

この7年間いろんな闇を無条件化していく仕事をしてきて、死という最大の闇とも向き合い続けている中で、蓋をするわけでも大袈裟に得体の知れない恐怖にのまれるのでも、どうにでもなれと投げやりになるのでもなく、神の意図であれば受け入れて委ねられるチカラと信頼関係が出来てきたからなのか、大丈夫になってた。

どんな怖いと感じる状況でも

神とともにあることは

こんなにも安心感があるのかと

改めて実感する出来事でした。

場を荒らすように騒ぎ続けてるのも

笑顔で問題などないと冷静を装ってるのも

一見真逆の行動に見えるけれどどちらも

地震によって一気に自分ごととして迫ってきた

【死】というものに対してのリアクション

死を前にして、ようやく本当に今回の命を通して

自分が向き合わないといけないことが浮き彫りになる。

だとすると、生きることは死をありのまま観れるようになることで初めて、本当の自分として本番が始まっていくのかも知れないよね。

余震も落ち着いた頃、自国のお守りを取り出して身につける姿があった。彼女はなにを祈ったのだろうか。

どこにいても

なにが起きても

誰と一緒にいようとも

【誰になんのためになにをどう祈るのか】

それがあなたの繋がり先🌙

2015年4月25日、スリランカ🇱🇰に滞在していた時に、ネパールの地震の速報を受け祈っていたことをちょうど昨日思い出してました。Pray for Nepal あの時わたしは、誰になにをどう祈っていいかわからなかったな。

父と子と精霊の無条件の愛のMaria Trinity

ネパールで地震がありました