名古屋市中川区にあるマンションの一室に、
「中学生以上の女の子の居場所」がある。

 

 

 

 

 

幼少期の私がかつてそうだったように、

自分の家以外でこうして自分をさらけ出せるというか

自分の事を認めてくれる・受け止めてくれる場所があるっていうのは

すごく良いことだと思うんだよね。

 

 

私自身このブログに詳しく書いてある通り

父親が蒸発して叔母が住んでいる渋谷区に

それまで住んでいた川崎から引っ越してきて、

祖父と2人で暮らすようになってからは

部屋が6畳一間だったのもあり、

家が居場所だなんて思えなくて。

 

 

偶然当時渋谷区には、

児童福祉センター(通称センター)っていうのがあって、

そこは今でいう就学前の子育て支援施設やら、

図書館やら、温水プールとか運動するスポーツ施設全般が

1つの建物に全部入っていて、

特別な行事には多少のお金が要ったけど、

遊びに行くには何も必要なくて。

 

 

で、いつも叔母さんやじいちゃんに

人と比べられた挙句、

自分のやりたい事もそうだし、

何か疑問に思った事を口にしようものなら

肯定されるどころか、全否定。

仕舞いには殴られたりね。

 

 

そんな家がアタシの居場所とは到底思えなくて、

毎日渋谷区の児童福祉センターに帰宅と同時に

そのままランドセル置いて遊びに行っていて、

寧ろ行かない日なんてなかった。

 

 

 

そこの先生達がアタシをマルっと受け止めてくれたお陰で、

グレても何かある種一線を超えずに済んだというか、

例えば究極だけど犯罪を犯す、

〇したりといった人の道に外れる様な事はせずに

済んだんだと思っている。

 

 

大人になってからも未だに親子同然に

お付き合いさせて貰っていて、

20代半ばに精神的におかしくなった時も、

アタシが生きていく為に働いた仕事を

告白した時ですら、見捨てずにいてくれたんだ。

 

 

 

アタシがそうして救われたように、

少しでも悩んでいる10代の子たちが

救われると良いな。