あいりママです。
うちの親戚のおばさんの話。
昔からとっても我が娘のように可愛がってくれてて
そのおばさんには息子はいるが
娘がいないからかな
くらいでしか思ってなかった
昔小さい頃は
ただのおばさんかと思ったけど
私が成人になった頃かな
そのおばさんが昔流産したことがあると
母から聞いた
その時はふーんと思っただけだった
その時は妊娠とか流産とか
身近にない歳だったからすぐに忘れた
そして、私が死産した時
誰よりも泣いてくれたらしい
それを聞いて
あの時の母の話がやっと分かった
いとこは一人っ子じゃなかった
その上にお兄ちゃんかお姉ちゃんがいたってことを。
誰にも会えなかったあの頃から
どのくらい経ったか
死産以来、初めて会った時
すごく泣いて抱きしめてくれた
おばさんもこんな気持ちだったのかと
私は辛い気持ちと
わかりあえたといったらおかしいけど
昔よりおばさんの娘になってもいいと思った
それからは
我が娘のように
実家の母のように
田舎から段ボールいっぱいに野菜を送ってくれたり、お米を送ってくれたり
味噌を作り込んで持っていきなーとか
ポニョの写真を見ては
自分の孫のように話を聞いてくれる
料理が上手なおばさん
料理が苦手な実母
私はどっちも好きだよ
いてくれて
いてくれるだけ
ありがとう
私はあいりの死から
全てがそう思うようになったよ
そしてまたおばさんから
夏野菜が届いた
いつもいつもありがとう。
ズッキーニなんて
シャレオツな野菜、使ったことないよ！
だって料理苦手な母の娘だからさ！笑
さぁ、どうしよう。