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思えば昔っからミーハーな私。
アイドルとかには一切ハマらなかったけれど、マンガにはハマりました。

高校のときはコバルト文庫の「マンガ家マリナシリーズ」にはまり、
フランスのシャンボール城まで行ってシャルルが飛び降りた螺旋階段を上ったり下りたり。
大学のときは、「バナナフィッシュ」の舞台NYへ行き、市立図書館へ行っては、
ここでアッシュが死んだのね・・・なんてしんみりしてみたり。
社会人になってからは「モンスター」で出てきたプラハの街中を歩きながら、
ヨハンはこの辺りでさらわれたのかしら~なんて思い耽ってみたり。

完全に虚構の世界を現実世界に持ち込んで旅するのが好きなのよね。

そして今ハマっているのは、「アルカサルー王城」。
最終巻まで読み終えた記念にどこか物語の舞台へ行ってみたいなーとミーハー魂再燃。
残念ながら物語によく出てくるセビリア城、カルモナ城、シグエンサ城、カラトラバ騎士団城は
読む前に行ってしまっていたのだけれど、
まだ行ったことのない場所がトルデシリャスにあった!

サンタクララ修道院、ドン・ペドロが娘達に与えたのち修道院になった場所らしいけど、
はてトルデシリャスなんて聞いたことないな~
と思って地球の歩き方を見てみたら、地図に載ってない。
そこでググってみたら、バジャドリッドの近くらしいことが判明。
マドリッドからは約180キロ、これなら日帰りも出来そう~
ということで行ってきました、この週末に、サンタクララ修道院へ!

ここはツアーでしか入れないということで、英語ツアーもあるかどうか聞いてみたら、
ガイドさんが英語も出来るので一緒にやってくれるといわれて、
スペイン語(+英語)ツアーに参加。
でも・・・スペイン語が分からないのは私一人。
おかげでガイドさん、スペイン語の説明が終わった後に、
毎回私の横に来て英語で説明してくれました・・・
ちょっとたどたどしい英語だったけれど十分楽しめたし、
アラビア風の装飾があちこちにあってとても素敵な建物。

最後におねえさんが、楽しめた?って聞いてきてくれたから、
うん、とてもよかったわ、私マンガでドン・ペドロの物語を読んで来てみたかったの~
と言ったらおねえさん、ビックリしてた。
え、日本のマンガでドン・ペドロのお話なんてあるのー?って。
そりゃそうだよね、もしスペインのマンガ(自体ないけど)とかで
織田信長のストーリーとかあったら私も驚くわ(笑)

私はブランシュ姫(ドン・ペドロの正妻でフランス人)って可哀想だよね~って感じで話してたんだけど、
彼女は、あらマリア(ドン・ペドロの愛妾、スペイン人)がいたんだから仕方ないわよって感じだった。
やっぱりスペイン、異国の姫よりもマリアの方が人気者なのか!?
と思ってより一層ブランシュ姫がカワイソウになった私でした・・・


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サンタクララ修道院まではA6で約2時間で到着。
ドゥエロ川を望む景色がとてもキレイでお勧めです♪