イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24

イメージ 25

イメージ 26

イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

イメージ 34

イメージ 35

イメージ 36

イメージ 37

イメージ 38

イメージ 39

イメージ 40

ダイビング講習最終日は、セブ島西海岸にあるモアルボアル!
マクタン島からは、車で2時間強と結構遠い。
それでも、高い確率でアオウミガメが見られるとあって、ダイバーに人気のスポット。

別に大した野望もないけれど、今日ライセンスが取れなければ
生涯二度とダイビングをすることはないだろうし (超悲観的)
折角セブ島まで来たのだから、人気のスポットに行ってみようという事に。

遠いだけあって、集合時間は朝6時!
1日目は8時、2日目は7時、今日は6時と、1日1時間ずつ朝が早くなっている・・・
朝早く起きられない人は、朝食を「テイクアウト」にしてくれるが
頑張って5時に起きて、レストランへ行った。
早すぎて食欲は全然ないけど、食事抜きでダイビングもツライので、がんばって食べた。 (画像1)
・・・ちょっと食べすぎ?

モアルボアルへは、ホテルのバン2台で分乗。
到着するまで2時間以上、途中の山道では、ものすごい揺れをも物ともせず、爆睡する私。
ホント私ってどこでも寝られて便利だわぁ。

しかしモアルボアルに到着した瞬間、現地物売りの女性達が必死の形相で私達の車を取り囲み
恐ろしくて車から出られない・・・
な、なんか車から出た瞬間に、身ぐるみはがされそうな感じなんですけど!

でも、さすがカッシー、
「貴重品だけ持って出て、ウェットスーツ着て!」
え~貴重品だけ? バックは置きっぱなし!?
「大丈夫、1分や2分で盗まれないから!」
・・・そうは言われても、盗まれたら最後、警察呼んだって来るのに半日はかかりそうな僻地。
こんな目の色変えた現地のおばさん、おねーさん達なら、車ごと持っていきそうよ~!

そして着替え中にも、現地のおばさん、おねーさん達が

「アナタノナマエ、ナンデスカ?」 (・・・名前聞いてどーするの?)
「ワタシノナマエ、マリアデス」 (誰も聞いてないって)
「オミヤゲ、タクサンアルヨ」 (買い物しにきたワケじゃないんだけど~)

上の3フレーズを、私たちの後を追いかけながら、ひたすら繰り返す。
いや~ん、もう放っといてー!

ようやく着替えが終了し、桟橋までずっと並んでついて来る現地物売り集団を
ビーチでようやく撒いて、いざボートへ!

さすがにセブ中心部から車で2時間も来ただけあって、海はさらにキレイな碧色☆
う~ん、気持ちいい~♪
ヽ(≧▽≦)ノ

でもこんなとこまで来て、例の「マスククリア」やら「中性浮力」等のスキルをしなくちゃならないなんて
あぁ、ツライわ~!

今日も、フィリピン人スタッフに両脇を固められて、海中へエントリー。
我ながら、「恐いよー」だの、「待ってよ~」だの
入るまでにひと悶着するのは情けないとは思いつつも
なかなかスムーズにドロップ出来ないのよねぇ・・・
ごめんねぇ、フィリピン人スタッフの皆さん・・・

海中でひと通りのスキルチェックを終了し、更に深くへと潜っていく。
スムーズに耳抜きが出来るようになってきたものの
時折耳が痛くなる事もあって、思いっきり鼻をつまんで耳から空気抜きをすると
勢い余って鼻から「あるもの」が出てきちゃったりするのよね・・・
キタナイはなしですが。

それでも色鮮やかな魚たちに心奪われつつ、15メートルほど潜っていったところで
カッシーが鈴をチリンチリンと鳴らした。
んっ?と思って視線を向けると、カッシーの指差す方向には、なんとアオウミガメの姿がっ!

おおおぉぉぉ~~~!!!
スゴイわぁ、本物のアオウミガメが、私達の目の前を泳いでるっ!!!
水族館で見たことはあるけれど、おなじ空間(海中)の中で一緒に泳いでいるという事が
とても感動だった。
悠然と泳いでいるようで、そのスピードは結構速い。
もっと近くに行きたい、一緒に平行して泳ぎたい!
と思って近づこうとしても、泳ぎが速くて追いつけない・・・

感動のダイビング1本目を終了し、その後はホワイトビーチへと移動。
ところが、またしても船酔いが・・・
あぁ、気持ち悪いー。
ライセンス取得まで、残り1ダイブなのに、ゆらゆら揺れて、吐きそうよ~!

「じゃあ、皆行くよー!」とカッシーのお声がかかるも
気持ち悪くて無理ー! もうダメぇ~。とギブアップコールを送る私。
「・・・じゃ明日もう1本潜る!?」
え・・・それはヤダ。
「大体潜らないと、もっと気持ち悪くなるよ!」
そうかもしれないけど、ホントに気持ち悪いのよ。
レギュレータ咥えたまま吐いちゃったらどーなるの?
海中で窒息死なんて、イヤ~!

・・・といろいろ考えたけど、ここまで来て潜らないのも情けないので
覚悟を決めて潜る事に。

それに日本から水中カメラも持ってきたのに、一本目では自分をエントリーさせることで精一杯で
カメラの事なんて、すーっかり忘れてた私。
でも2本目で、どうにか一緒にエントリーすることに成功!

2本目も、アオウミガメと遭遇する事が出来たものの、水中カメラの撮影可能深度は10メートル。
この日私達は15mほど潜ったため、
アオウミガメと遭遇したときは、シャッターが水圧で下りなかった・・・ (- -|||)

それでも、クマノミやパープルビューティ、ナマコにイソギンチャクなど
様々な魚たちの撮影に成功~!

そして最終スキルチェックも無事終了し、ライセンス講習最終日もクリアっ!!!
やったねぇ~♪

約40分のダイビングを終了した後
20キロのタンクを背負ってボートによじ登り、合計4キロのウエイトを外し
マスクやスノーケルも全て外して、やっと身軽になり
さぁー帰ろうとボートがモアルボアルの桟橋に戻ろうとした矢先、
ビーチから突き出した小屋の上にいる現地の子ども達が、海上の方を指差しながら何やら叫んでいる。

すると、それを聞きつけたフィリピン人スタッフがカッシーになにやら叫び
それを聞いたカッシーは、
「ジンベイザメだって、皆行くよっっっ!!!!!」
ヽ(≧▽≦)ノ
と叫び、あっという間に、マスクとスノーケルとフィンだけつけて、海中へドッボーン!!!

ジンベイザメ!?
( - -)???
と一人ボーゼンとする私を取り残し、他のメンバーも、次々と海中へ飛び込んだ。

・・・ナニソレ?

カッシーが指差す方向には、変わった形の巨大な魚(サメ)が見えた。
平べったくて、黒い巨大な物体。
サメと言われても、通常私が想像するサメとはかなり違う感じだけど。
そんな近づいて大丈夫なの?
噛み付かれたりしないのかしらね?

そんな事を考えながら、ボートの上からサメを眺めていた私に
「ウエノさーん、何やってるのよ、早く飛び込んでっ!!!」とカッシーが叫ぶ。

そんな事言われても、やっと全スキルも終わったってのに
なんでサメごときで、また水の中に戻らなくっちゃならないのよー。
かんべんしてよ、もう~!

ボートと平行して泳いでいたジンベイザメは、気がつくと姿が見えなくなった。
皆がキョロキョロと辺りを見回して探していたら、カッシーが
「ボートの下っ!」
と私の方を指差した。

んっ?と思って下を覗き込むと、真っ黒で巨大なジンベイザメが私の真下に!
す・すごいデカイ・・・まるでクジラ。
ヽ( ̄▼ ̄|||)ノ
よく皆こんなデカイサメを海中で追いかけまわす気になるわねぇ。

と、このとき私は「ただの巨大サメ」を見た、という認識しかなかったが、
ホテルに帰ってからも興奮覚めやらぬカッシーが、至る所でこの事件を喋りまくっていたのを聞いて
ようやくそれがどれ程貴重な体験だったのかを理解できた。

ジンベイザメ :世界最大の魚。スキューバダイビングの世界では、「ダイバーの憧れ」とされる。
日本人インストラクターKの話(フィリピン在住1年): 生まれて初めて見たよーーーっ!!!
日本人インストラクターYの話(フィリピン在住2年): 2年いるけど、見たことない~!
フィリピン人インストラクターJの話 : 人生で4回ほど見たよ~

インストラクターの話を総合すると、どうやら現地にいても数年に一度見られるかどうか
というくらい目撃例は少ないらしい。

ふぅ~ん。
そんなスゴイものだったのかぁ。
へえぇぇ~。
・・・それでも全くありがたみの分からない私。 (- -;

ランチはモアルボアルのダイビングショップのプールサイドで
フルーツ盛り合わせとサンドイッチ。 (画像26~28)
日本人客5名は一緒のテーブルだけど
フィリピン人スタッフは隣りのテーブルで、ごはん(白米)を手づかみで食べていた・・・
ボートに酔って気分の悪い私は、パンよりも白米の方がいいな~と物欲しそうに見つめていたら
「こっちのも食べる?」
と聞いてくれた。
ホント、フィリピン人って気さくでいいわぁ!

帰り道は、セブシティにある巨大ショッピングモールへ。
しかし与えられたショッピングタイムは、1時間15分。
そして4階建ての総面積は、おそらく宇都宮最大のショッピングモールの5、6倍はありそう・・・
しかもすごい人・人・人!

ノドが乾いていたので「マンゴーシェーク」を買って(画像29)
1ヶ所しかないトイレになんとかたどり着き、
その後「スイカシェーク」を買ったら、ショッピングタイム終了・・・
も~、ショッピングタイム意味なしっ!!!

今日のディナーは、ダイビングショップでメンバー達と一緒に。
このとき判明した事は、初日からずっと一緒だった男2人組の片割れ君が
ナント同郷だったこと。
それで、セブ島にて栃木ネタでもり上がったのだけれど
私の本当に聞きたかった事は、実はこの二人の関係・・・

実は最初彼らを見たとき、カップルだと思ったの。
ちょっとボーイッシュな奥さんかなと。
だって、雰囲気がねぇ・・・男二人ってノリじゃなかったのよ。
なんか、初々しいっていうか、よそよそしいっていうか。
でもすっごい仲良くて、絶対ケンカとかしない。(←妄想?)
説明が難しいんだけど。
敢えて言うなら、新婚旅行!?みたいな。

これが、男性だと分かったのは自己紹介のとき。
まぁ確かによく見れば男にも見えた。
でも、声は高いし、優しいし、大人しいし・・・
はっきり言って、彼が男なら、私でも男になれそうな感じよ。

でも実は彼、2年もイギリスに留学してたらしく、今の仕事でもイギリス出張が多いとか。
びっくり・・・
よく無事に帰って来れたわねぇ。
身包み剥がされて、襲われて今ごろテムズ河に沈んでいてもおかしくなさそうなのに。(超偏見)

ホントにこのカップル(勝手に妄想)、ナゾな人達で、もっと時間があったら色々聞けたのにっ!
残念でなりません・・・

ディナーの後は、皆でライセンス取得記念写真の撮影。 (画像36)
絶対取れないと思ったのに、ホント我ながらよく頑張った!!!
おめでとう~♪

ディナーの後、部屋に戻ると、電話がプルル。
昨日のメンバーさん達が今から飲みに行くというので、今日もご一緒することに。

行き先はマクタン市内の超ローカル・バー。
焼き鳥屋みたいな屋台もあって、注文に奮闘するH君。 (画像39)
あまり英語が得意でない彼だけれど、知っている単語を駆使してコミュニケーションとってる。
彼を見ていると、言葉じゃないんだなぁ~と本当に思い知らされた。
私も見習わなくては!

でも言葉じゃないなら何なのって言われると・・・う~ん、なんだろう彼の場合。
度胸!?
あとは笑顔・・・かな?

う~ん、見習うのはやっぱりムリか・・・(ハイ、もちろん後者が!)
Ψ(`∀´)Ψ