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プラハを飛び立って1回目の機内食は、念願のビビンパ。 (画像1)
やっぱりこれが出ないと大韓航空に乗った気がしないもんね。
う~ん、美味しいわ、ビビンパにわかめスープ♪
機内食が終わると、またもやワルシャワ上空で乱気流に遭遇。
行きもこの辺で乱気流になったのよね。
ここらへんで気流が乱れやすいのかしら。
でも10分くらいで乱気流は収まったのだけど、シートベルト着用サインがいつまでたっても消えない。
トイレに行きたいのに・・・。
乱気流が治まってから10分、20分、30分・・・いっこうにサインは消えない。
さすがに他の乗客もしびれを切らし、席を立ち上がり始めた。
もー、この便の機長っていい加減なんじゃないのっ!?
結局その後1時間もシートベルトサインはつけっぱなしだった。

ソウル到着1時間前に2度目の機内食。
今回はお茶漬け。 (画像6、7)
うーん、機内食でお茶漬けって初めて食べたわ。
でもさっぱりして美味しいね。

ソウル・インチョン空港に到着したのは14時。 (画像8~12)
インチョン空港の周辺は、どこまでも続く干潟。
前は何か養殖してるようなのも見えたのよね。
まるで早朝みたいな白っぽい空気の中、点在する島々が美しく浮かびあがる。
天気は快晴、定刻通りでベストコンディションのランディング。
毎回こうだと楽だけど・・。

乗り換え待ち時間は、約4時間。
この間におみやげをいくつか購入しなくては。
なにしろチェコのクリスマスのおかげで、最後のおみやげ購入ラストスパートが出来なかったし。
でも、とりあえずやっぱりソウルまで来たんだから、キムチを食べに行かないとね~!

キムチチゲとビビンパで迷ったけど、よく考えてみたら数時間前に機内食でビビンパ食べたんだっけ。
ということでキムチチゲに決定。 (画像13)
10分ほど待ったところで、電光掲示板に私のオーダー番号が表示された。
カウンターまで取りに行くと、そこにはグラグラに吹きこぼれそうなほど煮たったキムチチゲの姿が。
う~ん、美味しそう!
ではさっそく、いただきます~☆
あ、あっつーい!
それにからーい!!
やっぱり本場のキムチは美味しいわぁ♪
でも空港でもこんな辛めに作ってるなんて、スゴイわ。
どおりで、韓国人の姿ばっかりなわけだ。
免税店は日本人ばっかりなのに、ここにはほとんどいない・・・。

2年前チェコに行った時もソウル経由でこのインチョン空港に立ち寄ったっけ。
そのときもヨン様のポスターがあちこち至る所に飾ってあったけど
今回もポスター、写真、等身大の看板(?)など、至る所に置いてあった。
いまだ人気は衰えていないのね・・・。(といっても日本人向けだろうけど)
でも今回は、全て「ロン毛のヨン様」になっていて、ちょっとキモい・・・。
日本でいうなら、キムタクみたいな人気なのかもしれないけど、さわやかさがマニアっぽさになってる感じ。
キライなわけではないんだけど、ロン毛はちょっとコワイわ、ヨン様・・・

インチョンからの機体はジャンボ。座席は主翼の付け根ど真ん中の窓際。
これも私の好きな機体と座席の組み合わせ。
他機種に比べると、ジャンボは機体の揺れが少ない(というかゆったりしてる?)し、
主翼の付け根部分の座席は、前方や後方に比べて揺れが伝わりにくい。(機体の横軸上だからかな)
それにジャンボのパイロットというのは、大抵経験豊富な人たちらしいしね。
(他機種からグレードアップしてくるから)
それじゃあ残り2時間半、頑張って飛んでね!

そんな私の祈りも最終段階に入る中、ジャンボも最終アプローチに入る旨のアナウンスが入った。
プラハ出発直前に父に電話を入れたとき、成田はかなりの悪天候が予想されるから
着陸できるかどうか怪しいよ、と言われたが、
機長のアナウンスには特に天候のことは含まれてなかった、と思う(聞き逃してなければ)。
しかし高度がさらに下がり始め、ギアダウン(車輪出し)されると、ものすごい風を切る音が足元から響く。
さらにギアダウンによる失速を補い、揚力を得るためのフラップも最大限に引き出されると
かなりの揺れと振動が客室に響き渡る。
座席のモニターに示されている着陸予定時刻まであと5分となっても、雲に覆われて地上は全く見えてこない。
視界相当悪そう・・・それにこの揺れ、なんだかスゴイわ、季節はずれの台風でも来てるみたい・・・
ホントに着陸出来るのかなぁ~、大丈夫かしら・・・???
とドキドキ・ビクビクする私をよそに、機長のアナウンスが入る。
「キャビンアテンダント、レディフォー・ランディング!」
よろめきながら最終チェックを行っていたCAも、足早に、そして座席にぶつかりながらジャンプシートへ戻る。
あぁ~いよいよね、頑張って、コクピットクルー!
無事に成田に降りられますように・・・
それでも地上はまだ視界に入ってこない、雲の中なのか霧の中なのか、主翼の先も見えないほど。
もう地上は相当迫っているはずなのに。
着陸まであと3分なのよっ!
もしや・・・ゴーアラウンド(着陸復航)なんてなったりして・・・
いやだぁ、コワイよ~。 (> <)
そう思った瞬間、見えた! なつかしの、成田の田園風景!!
だけどかなり高度は低く、見えたと思った数秒後には空港もインサイト!
ふーこれってディシジョンハイト(着陸決心高度)ぎりぎりなんじゃないかしら。
空港が視界に入ってからも、揺れはひどくてエルロンは鳥の翼みたいにパタパタいそがしく上下してる。
でもエンジン出力のばらつきは感じ取れないから、なんとか大丈夫かな・・・
しかし滑走路上空に入って車輪が接地する2秒前くらいには、揺れがピタっとおさまった。 スゴイ!
メインギアが接地した後、ノーズギアも接地すると、スポイラーが立ち上がり、逆噴射スタート。
滑走路が濡れていたためか、かなりの距離までいってからようやく機体は止まった。
それにしても、接地直前までの揺れがウソのような滑らかなランディング。
お見事~!!!

荷物を受け取り、税関を抜けてから、車を預けてあるパーキング会社に電話すると
ちょうど今いる出口のすぐ前のまで、迎えのバスが来てくれるそう。
じゃあ外に出て待ってるかな~と思い、出口を出ると・・・そこは暴風雨圏!
な、なにこれぇ、台風!? 12月なのにっ???
屋根があるにもかかわらず、出口を出た瞬間、横なぐりの暴風雨で瞬時に全身びっしょびしょ!
よくこんなで着陸出来たわねぇ!
なんて感心している場合ではない、一体私、宇都宮まで運転して帰れるかしら・・・
あぁ、最後の最後でやられたわ~~~。 (T T)