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今日でいよいよチェコも最終日。
2週間前の今日、チェコにやってきたとは思えないほど長く感じた。
まるで2ヶ月も前のことのよう。
従兄弟のフラット見に行ったのだって、ひと月も前みたいに感じるわ。

いつも滞在最後の日になると思うことだけど、ああすればよかったとか、あんな事言わなければよかったとか
あんな事もしてあげる予定だったのにとか、後悔の嵐。
まるで人生最期の日のよう。
すでにこんな「人生最期の日」をこの5年間の間に10回以上経験しているのに、
いっつも同じように後悔している私って、ホント進歩がないわぁ。
それでもその後悔の量も少しは減ってきているならいいけどね。
いつになったら少しは納得のいく自分になれるのか。ふぅ。

でもとにかく、出来ることからやるしかないと、朝食の支度にとりかかったのは午後12時ちかく。
・・・毎度毎度ごめんよ、ピー。
全く反省してません、私。 (- -)

さて今朝のメニューは、酢豚ならぬ「酢エビ」。
なんで「エビチリ」のとき「トリチリ」で、酢豚のとき「酢エビ」なのか・・・。
そう、それはここがチェコだから。
いえ、単に冷凍エビが冷凍庫に残っていたからというだけですが。 (^-^;
しかもこのエビ、エビチリなんかでは到底使う事が出来ないミニサイズ。
ほら、よくチャーハンなんかで使うような、冷凍されたやつですね。
でもこれでも高いんですねぇ、チェコでは。
値段忘れたけど、500~600円くらいしたような。(ちっちゃい袋なのに!)
そんで「酢エビ」なんか作ったもんだから、もうどこにエビがいるのか分からないほど。
でも日本から持っていったルーを使ったから、味自体は悪くなかったと思うけど。

それからシャワー浴びて (なにしろこの先24時間は風呂に入れないので) パッキング開始。
終了したのは4時近く。
後は、キッチンのお掃除やら、部屋の片付けやらで、気がつけばフラットを出る30分前。
いやーん、最後なのにのんびりしてるヒマないわ!
でもピーがポルトワインを持ってきてくれて、ちょっとの間ワインで乾杯。(明日からのピーの自由に?)
そしてあっという間にアパートを出る時間!
17時に出て、空港に18時に着けば、フライト時刻19時半には余裕で間に合うハズ。
フラットの最寄駅パンクラツからメトロA線でムゼウムまで行き、そこからメトロC線に乗り換えてデイビツカへ。
そこから空港行きのバスで15分ほど。
空港に向かう途中、デイビツカのバス停から1つ目のすぐのところには、ピーの勤務するオフィスが見えた。
ガラス張りのかなりモダンな、それも結構大きいオフィスビル。
プラハではかなり珍しいよねぇ、この手の建物。
まるで東京のビルみたい。

マドリッドやリスボンもそうだけど、プラハも空港がかなり市内中心部から近い。
デイビツカも市内中心部と言えるので、つまり中心部からバスで15分ほど。
マドリッドもメトロで10分ほどだし、リスボンも車で15分程度だった。
でもこの3都市、いづれも首都だっていうんだから、スゴイよねぇ。

空港には予定通り18時頃到着。
昔は、チェックインカウンター周辺には、自動小銃をかかえた兵士がウロウロしていて
なんだか不気味なところに来ちゃったなぁ~とか思ったものだけど、
そういえば今回は全く姿が見えない。
ピーに聞くと、そのセキュリティ(?)はなくなったらしい。
まあねぇ、あれって一般の旅行者にはかなりチェコのイメージ悪くうつるわよ。
観光に力入れていきたいのたら、もっとスマートなセキュリティ考えないとね。

それにしてもいつも異なる航空会社で来てるにも関わらず、なぜかカウンターはいつも同じ。(一番奥の端っこ)
一体どういうワケなのか?
他のカウンターは使っていないのか? 飾りか!? (←まるで北○鮮の空港か)

さすがにクリスマス当日なだけに、お客さんの姿はほとんど見えない・・・。
大韓航空のカウンターにも、2組の乗客しか見当たらない。
それなのに座席指定をお願いしたら、なんだか色々確認を始まって、あまり空きがなさそう。
他のスタッフに「~列目、出しちゃっていい?」と聞いている。
別に無ければどこでもいいから、はやくしてよ~と思ったけど、ようやくチケット出してくれた。
シート列は、57。
ということは、もしかして最後尾か? やったね!
私の一番好きな場所よ、最後尾って。
リクライニングがあまり出来ない事もあるけど、
それでも後ろの座席のこどものキック攻撃を受けることが絶対ないこの席が最高!

さて、ボーディングタイムが19時なので、後30分以上ある。
ピーが「新しいターミナル行ってみる?そっちならお茶できるよ」と言ってきたので
よし、行こう、ケーキ食べよう~☆
以前は壁があって行き止まりになっていたところの先にガラスのドアが出来ていて
その先が新しいターミナルになっていた。
ターミナル1は、到着階と出発階が同じという、かなり規模の小さいターミナル形式だけど
ターミナル2は、到着階1階、出発階2階と分かれていた。
それで出発階へと上がっていくと、割合広めのカフェエリアが登場!
おぉ、スゴイじゃない、ターミナル2! (画像6~11)
いつもプラハから出発するときって、出発前にろくにお茶も出来なくて、
最後のお別れもなんだか暗~い感じになってしまっていたけど、これなら明るく楽しく出発できるわね!
ケーキが並ぶカウンターを見つけ、チョコレートケーキとカプチーノを注文。
しかしこれが結構高い。
チョコケーキ75Kc(450円)、カプチーノ65Kc(390円)。
まぁ空港なんて、どこも割高な料金設定になっているから、この程度は仕方ないかーと思ったけど
ケーキカウンターから少し離れた所のサンドイッチカウンターに、寿司パックも置いてあった。
どれどれ、と思ってのぞき込んでみると、にぎり5個、のり巻き3個ほど入ったものが、
なんと530コルナ(3200円)!!! (画像9)
だ、誰が買うっていうのよ、こんなもの!?
日本のスーパーで買ったら、せいぜい530円よ。通貨が違ってるわよっ!

7時になって搭乗時間となったので、ターミナル1へと戻り、私は出国カウンターへ。
次の再開はいつになることやら・・・。 (- -)
何度も後ろを振り返り、手を振りながらゲートへ向かう。
が、出国審査からゲートへ向かう途中にもすれ違った人はたったの一人、
そしてゲート周辺にもほとんど人がいない。
てことは、中もガラガラなのかなーと思い、機内へ入るとアジア人(韓国人)がいっぱい!
もしかしてこれ、どっかから飛んできた便なのかしらね。
私の席はやはり最後列の窓際。しかも2列座席の隣は空席。よかったぁ~。
少し経つと飛行機がゲートを離れ、滑走路に向かいだした。
滑走路に向かう途中の、機体チェックの様子が窓から見える。
エルロンを上げ下げしたり、スポイラーを立てたり・・・
と思ったら、突然機体が止まり、サイレンをくるくる回した車が近づいてきて、機首付近で停止。
・・・なんだか、いやぁ~な予感。
すると少しして機長アナウンスが入り、
「安全に離陸を行うため、当機はこれから凍結防止のための防氷剤を散布しますので、
10分ほど離陸が遅れますことをご了承ください・・・」
というようなことを説明してきた。
韓国語・チェコ語・英語の順で説明が終わる頃には、
2台のデアイシングカーによる防氷剤散布が始まろうとしていた。
まずは主翼、そして尾翼。
最後列に座っていたため、尾翼の散布はまさに目の前。
うーん、迫力。 (画像12~15)
しかし、雪が降っているわけでもなく、気温もそんなに低いわけでもないのにめずらしいね。
離着陸、200回以上経験してるけど、初めて見たわこの作業。
まさか・・・大丈夫なんでしょうねぇ、このフライト・・・

そんな私の緊張をよそに、エアバス330-400は漆黒のプラハ上空へと飛び立っていったのでした。
あとはここからインチョンまで10時間半のフライト+成田までのフライト2時間半、
さらに成田から2時間強のドライブで、22時間後には宇都宮だわ! ・・・と思ったのがホント甘かったのよねぇ。