I Hate U
あなたに憎んで欲しかったの。
まさか、あなたの愛情が
ここまで深いとは思わずに
付き合い始めたけれど。
いつからか、
あなたの目に映る私という人が
私とは別人のように感じはじめて。
あなたの見ている『美しい私』は
あなたから『愛されている私』は
私には馴染みが無さすぎて
だからこそ
自分を失いそうでこわかった。
もう少し、気楽に愛されたかった。
だから…。
心が逃げた。
あなたと会えなくなってわかった。
愛されることに臆病になって
結局、愛想をつかされて
こんなに苦しむくらいなら
自分を失くすおそれをかなぐり捨てて
あなたの胸に思いっきり飛び込んで
『あなたを愛してあなたに愛される』
そんな私に迷わずなれればよかった。
ありがとう。
もう手遅れだけど。
ごめんなさい。
あなたが死ぬほど恋しい。
💜朗読