桜が綺麗な日、鶯の声が聞こえる中、第一子となる娘がこの世界に生まれてきてくれました。
出産は奇跡の連続で、
立ち会いという言葉では足りないほど一緒に陣痛出産を乗り越えてくれた夫、
信頼と尊敬しかない助産院の助産師さん達、
パワーを送ってくれた家族や大切な人達、
そして何より、頑張ってお外の世界に会いにきてくれた娘、
みんなにただただありがとうが溢れた時間でした。
もちろん経験したことのない痛みだったけど、
痛い最中でさえ想像の何百倍も幸せで、いっぱい笑ってたな。
助産師さん達がそんな私に笑ってたくらい。
動物的で、あたたかくて、神聖で、生きるということを全身で感じられた特別な経験。
全ての命は奇跡だというほんとは当たり前のことを、ズドンと突きつけられたような感覚だった。
産後、お部屋に戻って仮眠から目を覚ました時、
隣には10ヶ月を同じ身体で過ごしてようやく会えた小さな娘、
ソファには疲れ果てて眠る夫がいて、
あぁこれはいつか私がこの世界を旅立つ時に思い出す景色だろうな、と思いました。
私を母に、夫を父にしてくれた娘ちゃん。
ありがとう。ありがとう。
これまであなたのいない世界を楽しく生きてきたのに、
もうあなたのいない世界は考えられません。
完璧な母になんてなれないけど、
私の全てを懸けて愛させてね。
いつだってすぐに泣けちゃうほどの愛おしさで溢れたこの優しくて尊い時間を、
一瞬一瞬噛み締めながら過ごしたいと思います。
身体のボロボロさや眠さも含めて♡笑
あたたかいお気持ちを送ってくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
新メンバーが増えた我が家を、
これからもよろしくお願いします♡
アイリ