マルクス兄弟① | airheads

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Queen中毒もぐこのマニアック洋楽戯言◎

ずっと前から書こう書こうと思ってはいましたが、いつも何となく後回しにしてました。

今日こそ書きます。マルクス兄弟について!


といっても文章力がなくてどう書いたらいいかわからないから、

以前書いていた日記から抜粋します。やたらマルクスの話題が出てくるんだ!




*マルクス捕物帖、ローマの休日、カサブランカ、リトル・ミス・サンシャインのDVDを借りました。

早速マルクスを見た。みんな年とったけど(1946年のものだから)、コメディセンスは健在で動きも若々しい。

チコのピアノはいつ見ても幸せな気分になる…見てる最中ずっと笑顔。てか、チコって結構演技派だなって思った。掃除機でカツラ吸っちゃうシーンと、エレベーター落下のシーンが面白かった。

偉そうな人、格式を重んじる人たちへの反抗、それにアナーキーな雰囲気が強かった。

仲良さそうな3人を見るとホント微笑ましい。でも年取ったZEPPO氏も見てみたかったなぁ…。


*カサブランカを見ようと思ったけど集中できないのでやめた。マルクスが見たい…(痛)


*てゆーかマルクス捕物帖はカサブランカをパロっている?舞台の設定がまず一緒だし、

ドイツ人を敵にしてるところとかルーレットがイカサマなところとか…。2本を同時に借りた私ってすごい。笑


*さっきシンドラーのリストやってて見ようかなと思ったけど長いので途中でやめた。

ユダヤ人虐殺のシーンを見ると、マルクス一家もアメリカに移住しなかったらこんな目に逢ってたのかな、と

想像して心が痛む。たまたまマルクスはアメリカに行けたけど、同じように才能のある人たちがたくさん

殺されたのかなと思うとやるせないです。しかしアメリカに移住してくれたサムとミニーに感謝!


*今日久々にHorse Feathers(ご冗談でショ)を見た。

ZEPPO氏も好きだけどやっぱりハーポが好きだなぁ。あの映画では一段と可愛くて。

全てのシーンが可愛いけど馬にチュってするところが一番好き。なんか彼は永遠に少年、というか子ども?

という感じで、あの時点で43歳だなんて信じられない。大人にならない魔法でもかかってるんじゃないかって

思う。こんなにハーポが好きだけど、あの映画で一番好きなシーンはチコのピアノ、もしくはZEPPO氏の歌(笑)。

チコのピアノは何回見ても幸せな気分になれる。それも一種の魔法?(←Kind Of Magic...lol )

あのシーンは特に、共演のテルマさんの笑顔がとっても可愛くて、それも相乗効果となって幸せな気分に

なるのかもしれない。数々のマルクス映画の共演女優の中でダントツに好き。ホントに笑顔が素敵で…

兄弟みんなと仲良しな感じがいいよね。特にピアノの後でチコとじゃれあってるのが微笑ましい(´∀`)

あぁ、感想書き出すと止まらない!!!もう好きすぎる!!!!!


*今日、DVD返しに行ったついでに「ヘアスプレー」「コーラスライン」の2本のミュージカルものと、借りようか借りまいか

悩んだ末、マルクスのA Day At The Races(マルクス一番乗り)を二度目のレンタル(笑)。どうしても手に入らないのなら

借りるしかないと。3ヶ月ぶりくらいに見たんだけど(youtubeで部分的には見てたけど)、

やっぱり好きだ―――――――――!!!!!

mixiでも同じこと書いてる人がいたけど、名作「カモ」の前の「ご冗談」、「オペラ」の後の「レース」が

個人的にはお気に入り。でもカモもオペラも大好きだけど…。レースはマルクスと出会った記念すべき作品。

最初見た時はどんな人たちかも知らなくて、3人の第一印象は、チコ…「渋い…でもいい人そう?」

ハーポ…「子供?」グルーチョ…「おじさん…」程度だった。でも見ていくうちにコメディセンスのレベルの高さに驚き、

「70年以上前にこんな面白いこと言ってる人がいたの!?」とすごい衝撃を受けた。それに黒人たちが歌い踊る

スウィングなど…現代的な音楽は50年代くらいからだと思い込んでいた私は、「戦前にこんなノリノリな音楽が!?」と

さらにびっくり。私、完全に戦前をナメてました(笑)。アラン・ジョーンズは始め見た時は「うさんくさい…」と思ったけど

今見るとやっぱりイケメンだなぁと思う(笑)。あんなのが彼氏だったら素敵すぎる。演技も自然で爽やかで良い。

あれがZEPPO氏だったら…さらにハチャメチャなことになってしまう。思うに、グルーチョとチコは話術で笑わせたり

ストレートに面白さが伝わってくるけど、ハーポとZEPPO氏はちょっと違う。何とも言えずシュール。

まぁハーポは体張ってるし、ワハハハハって面白さなんだけど、ZEPPO氏は何故だかクスっと笑ってしまう。

ぱっと見ハンサムなのに、この人どこかおかしい…みたいな。何がどうおかしいのかは説明できないんだけど。

さすが、オフでは兄弟の中で一番面白かっただけあって、何もしてなくても面白さが滲み出てしまうんだね。

なんで出演してないZEPPO氏の話になってるんだ?そうそう、あと初めて見た時思ったのが、

チコの衣装のセンスの良さ(笑)。チェック柄のシャツかわいい!って思いました。あと2人の楽器演奏能力の高さ。

楽器演奏するってのは知ってたけど、こんなにレベル高いとは。チコもハーポも。ハーポがハープ弾く時急に

表情変わるなっていうのは最初見た時から思った。でもホント、最初見た時子供だと思ったよなぁ。

まさか40代だなんて。40代って言われるより、「けだもの」のいくつ?って聞かれて5(歳)って答えるシーンの方が

信じられる(笑)。何かもう好きって言うか、愛してるわ。愛くるしい。ZEPPO氏も大好きなのだけど、

どっちか一人に会えるって言われたらハーポ選ぶ。ハーポは楽しそうだけど、ZEPPO氏は会話に困りそう(笑)。

そして今日気付いたこと。彼らの映画を見てる最中、私は幸せでずーっと笑顔。でもある部分だけ、

笑顔じゃなくなる時がある。それはハーポの演奏シーン。あまりにも素晴らしいので笑う余裕すらなくなるほど

見入ってしまうんですね。ハーポ自身も真剣だし。あああ、やはり書き出したら止まらないマルクス話。

せっかく借りたんだから一週間毎日見よう!(ムリ?)



超ダラダラ長文ですみません。自分でもこんなに書いてると思わなかった(゚Д゚)

ちなみに兄弟は基本的に長男チコ、次男ハーポ、三男グルーチョの三人なのですが、

最初の頃のパラマウント時代だけは末っ子のゼッポも出演してました。

日記の中でゼッポのことを何故"ZEPPO氏"と書いているのかは自分でもよくわかりません(笑)。

次はもうちょっと簡潔に作品の感想などを書いてみようと思います。