エール・ドゥ・リーブル。

エール・ドゥ・リーブル。

 フランス・イタリアをずば抜けて愛するバックパッカーです。

 建築旅日記を中心に繰り出しながら、日常のよしなしごとも織り交ぜていきます!

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みなみな様、ひさかたぶりでございます。
GWも終わり、そろそろスーツでは汗ばみ始めたこの時期に。
なんと、今年初の日記です。


近況のご報告ですが、転職致しました。
昨年の暮れからCIブランディングを手掛ける企業で働いております。


前職時代からマーケティングに興味を持っていまして。
不動産営業に居場所としての違和感を感じ始めていたなかで、マーケティングってなんだ?と、ふつふつ。


それからマーケティングについて調べるうち、幅広い範疇を指すコトバであるのがわかってきました。
なんとか業界の裾野に潜り込もうと画策しましたが、異業種からの転職であるのと年齢がネックになり、転職探しが難航。
転職エージェントに相談したり、ネットで片っ端からマーケティング会社を調べてリサーチする日々。
募集の有無にかかわらずトライするも撃沈…という連敗つづきのなかで、拾ってもらったのが今の会社です。


マーケティングの中でも、うちはCIブランディングという分野を手がけています。
CIというのは、コーポレートアイデンティティの略です。
企業理念や組織体制、事業計画のようなコンサルちっくなこともするし、ロゴデザインや会社案内・ポスター・ブックレット等のツール企画やデザインもやります。


もともと縁があったのかもしれません。
モノを売るより、物事がうまく流れるような仕組みを考えるほうが好きだったし。
美しいデザインのものも好き。
「ことば」に遊びゴコロを宿らせるのも好き(これは、まぁ、寒いダジャレとの評がもっぱらですが)だし。


これまでに建築をかじったプロセスがありますが、これも今思えば、建築そのものより建築を練り上げていくコンセプトメイキングの部分に強く惹かれていました。
ですから、構造計算や法規の講義そっちのけで、設計課題のコンセプトを練るべく街を歩くのが常でした。
建築とマーケティングは調査→問題提起→コンセプト→改善という思考の流れがとてもよく似ていると思うのです。
マーケティングの世界に惹かれるものを感じたのも当然かも。


街を歩き、店に入り、雑誌を読み、旅をし、人に会うと、残念に思うことがあります。
それは、顔が見えないこと。
特徴がない、二番煎じ、平均点と言い換えてもいいかもしれません。
人に強い印象を与えるのは、「何が売りなのか」がはっきりしているものだと思うのです。
ですから、見た目はおしゃれだけど、美味くもまずくもないカフェは残念だし。
どこにでもあるような商品ばかり並ぶ雑貨屋さんも残念です。
めちゃ個人的な感じ方だけどね。
言ってる自分がキャラうすいんだけど。
ボク自身が目立つ必要はない。立ち位置は一歩引いたとこでいい。


でも。
だからこそ。
焦点をしぼれば、輝きだすモノ、街、店、ヒトっていっぱいだと思う。
そんな絞り込みと輝きを引き出す力が、ボクの才能になれば素晴らしいな、と。


自分のなかに眠る才能…
一説によれば「35歳までに芽が出なければそんなものはない」らしい。
それがあるのかないのか、いま試したいと思った。


自己分析というものを、いろんな方法でさんざんやりました。
でも結局、どれも同じ結果になるんだよね。
だったら試すしかないじゃない。
ないならないで諦めもつく。


最終的な夢や目標はひとまず横に置いて。
これまでさんざんフラフラしてきたけど。
最後のトライしてみようかと。


やっと職場にはなじんだけど。
いまの身分、来月まで試用期間。
なので、不安はあります。
毎日終電、休日出勤当たり前、ゴハンもろくに食べれない毎日ですが、まずは正式採用をクリアすべく働いております。
(入社して2ヶ月で5キロ痩せました)
分からないことだらけの世界で、無茶ぶり指示を飛ばされ、叱責を喰らいながら食らいついております。
(異業種への転職、たいへんですぜ~)
なかなかミクシィ更新はままなりませんが、どうぞ変わらぬご愛顧をたまわりますようお願いします。(固いかたい)


それでは、また。
ふらりと書きます。

 二人は大阪市内のコンビニでたむろしているところを、雇われ王子に捕獲されました。


 まず白い缶のコンパーナを飲みました。

 まろやかなコクがあり、どろっと流れ込んでくる感じ。

 缶コーヒーの水っぽい感じが物足りなく感じていたのですが。

 これは濃厚で、絶品!!

 「エスプレッソ飲んだど感」が満たされます。

 ウマし、です。


 いけてるコンビニにて、雇われ王子に大好評発売中。


 スターバックス・ダブルショット スペシャルサイト

 http://www.starbucks.co.jp/doubleshot/index.html

 美味いプリンを見つけた!
 熱が冷めないうちに日記を書いてやれ、と勢い余ってフランス語タイトルを付けてみる。

 その名は「黄金比率プリン」。
 黄金比率とは、この世で最も美しいとされる比率のこと。
 (よく言われるのは、縦横の比率が約1:1.618の長方形のプロポーション等。
 タバコの箱や名刺は、この比率で作られているとかいないとか。)
 ということは、この世で最も美味いプリンということなのではっ!?

 …ハードル上げ過ぎちっち。

 はじめのヒトクチ、衝撃的でした。
 絶妙な甘さ、その甘さを巧みに転がす軟らかさ。
 これまで食べたプリンの中でも5指に入ると、雇われ王子内でもっぱらのウワサ。
 欲を言えば、カラメルがちと苦い。
 内容量が少ないので、すぐカラメルの地層に到達する。
 むぅ、プリン部分だけ貪欲に食べ散らかしていた~い。

 と。
 発売後一年も経って、今頃感想を述べてみる夕べかな。

 森永乳業HP
 http://www.morinagamilk.co.jp/products/brand/ougon/index.html

 今夜の宿と決めたのは、「HOTEL SILA」。駅前徒歩1分、格安。文句なし。

 クラシックなエレベーターで昇った先のワンフロアを家族経営しているようだ。

 木造のクラシックなエレベーターで趣は好きなのだけど、いかんせん動きが鈍いので階段の方が早い。



 フロントで対応してくれた女将さん、ボクを見て一声、「まぁ、なんてこと!」。

 …はて?

 「どうして今日に限って日本人が多いのかしら!?今さっきも日本人がチェックインしたのよ。」とのこと。

 トリノは美しい街だけれど、ミラノに比べればまだまだ日本での認知度は低いように思う。冬季オリンピックで一躍有名になったけれど、街のキャラ自体は知名度ほど伝わってないように思うけどなぁ。

 「ユベントスの試合が今夜あるねん。ユベントスは日本でも人気やからね。」というようなことをおぼつかない片言で伝えると、なんとなく納得したみたい。

 なんだか人懐っこい感じの女将さんで、頼んでないうちから宿泊料をまけてくれた。

 むぅ、ラッキー♪


 部屋に荷物を置いて駅前に出ると、日本人の集団が。

 ロータリーの反対側にある高そうなホテル前で、ユベントスカラーの白黒にペイントされた観光バスに乗り込んでいる。

 あの人らはサッカー雑誌によく出てる観戦ツアーの団体かもしれへんな。

 今夜のカードは、ユベントスvsACミラン。サッカー好きなら大注目の1戦で、ツアーが組まれるのも当然だった。

 余談だが、このシーズンにユーベ(ユベントスの愛称)は優勝。2部降格する前の豪華メンバーが健在だった。カンナバーロ、テュラム、ザンブロッタにヴィエラ、エメルソン、前線にはイブラヒモビッチもいた。監督はカペッロ。

 ミランでは10番をルイコスタが着け、コスタクルタも現役。シェフチェンコはまだチェルシーに移籍する前だった。

 まさにスター軍団の激突で、こんな陣容の中で念願のデルピエロのプレーを観れるのかと思うと20:30のキックオフが待ち遠しかった。



 閑話休題。

 結局、駅前以外で日本人を見かけることは一度もなかった。

 駅前のカルロ・フェリーチェ広場は駅前のロータリーにもかかわらず、穏やかな空気が流れ人気も少ない。中央には芝生のスペースもあり、たわむれる市民の姿も。

 この日は快晴で太陽も暖かく、アルプスのふもとゆえの冷え込みを緩めてくれていた。

 まずは都市軸に沿って歩いてみようと思い、このカルロ・フェリーチェ広場からローマ通りを突き当りの王宮まで直進するルートを選んだ。

 どうでもいいが、なぜローマ通りというのだろう。大阪の目抜き通りが御堂筋ではなく東京通りだったら困惑するのだが…まぁ、ええか。

 こうしてテクテク歩みだしたのだが、日曜日の昼下がりなのに人通りがまばらやなぁ。みんなどこで憩ってんねやろ。

 ところどころにオリンピックフィーバーの残影が残ってて面白い。駅前には五輪オブジェの噴水があったし。通りにはイルミネーションの電球が裸体をさらす。閉まっている雑貨屋のウィンドーを覗くと、「ありがち土産」の数々が今も飾られている。

 ほどなくサン・カルロ広場に入る。おっと、ここはさっきの広場とキャラが違うぞ?




 広い平面を石畳が覆う中庭風の空間で、シックというかクラシカルな雰囲気。

 土足やけど靴脱がなあかんような。

 周囲はポルティコが取り囲む。その軒下に沿って商店が並ぶが、あいにく日曜でたいてい休業。いくつか開いてる店もあるので、後で寄ってみようかな。

 ドン突きのカステッロ広場まで来た。ここに出るといきなり賑わっている。若者の姿が多く、彼らの好きそうな店も多い。ロックライブみたいなイベントも開かれていて騒がしい。トラムも滑り込んでくる。そうか、トリノっ子はここに集まっとったんやなぁ…

 マクドも発見!おすすめはロデオバーガー…だそうだ。なぜテキサス…?




 う~ん、ザワザワしてて落ち着かない雰囲気。早よ移動しよ。

 追い立てられるようにカステッロ広場を脱出し、街一番の観光スポットというモーレ・アントネッリアーナに行ってみることにした。

 展望台もある高層建築だが、ビルではなく石造りの塔。高い建物の少ないトリノではよく目立つ。展望台からトリノの都市計画っぷりを拝見としゃれこむつもりだったのだが。

 なんと、着いてみれば長蛇の列丸出し!…5秒で引き返すことにする。そこまで執着してないもので…

 前回来た時のお目当て建築は、ユベントスのホームスタジアムであるスタディオ・デッレ・アルピ。

 それと、レンゾ=ピアノ設計のリンゴットという、自動車工場を改築したショッピングセンターだった。どちらも見学済みだったので今回特定のターゲット建築はない。

 なので、夕方駅前に戻りスタジアム行きのバスに乗り込むまで、じっくりトリノの路地裏を歩き回ってみることにした。

 先日、南海電車に乗り込んだところ、これがニューデザインの車両でして。
 わりと以前から走っていたようで、なかなかお目にかかれずでした。
 前バージョンの車両とあちこちデザインが変わっていたので、なにげに観察。
 特にえぇやん!と思ったのが、シート部分に立つ2本のバーです。
 ドアとドアの間の7人掛けの座席シートがあるのですが、そこに座席を区切るように金属製のカーブがかったバーが設置されているのです。
 こういった車両は他社でも以前からあり、珍しくはないのですが…

 従来から南海の長シートは定員7名です。
 たいていみんな詰めて座らないため、いつも6人が座り半端な隙間がちょこっと空く状態になる。
 こんな隙間にダイブを敢行できるのはオバちゃんくらい。
 それがし、わずか一騎では突撃もままならぬ有様でおわす。
 疲れて難波から乗り込む時などは、アンタがもうちょい詰めたら座れるのに!と。
 足をガバッと開いてるオッサンサマやら、ケータイに夢中な若いネーちゃんサマやらに少々の怒気を抱くこともある。
 でも、その気持ちも分かるのです。
 なぜなら、従来の南海の一人あたりの座席幅は非常に狭かった。7人掛けだからと正直に7人座ると、肩が密着して身動きできない。降りる頃にはえらく肩が凝って座れて楽なんだか苦しいんだか。
 本は読みにくいし携帯は覗かれそう。女性なら体がくっつくのもいい気はしないのでは。
 それに7つに区切られてるわけじゃないから、一人が大きく幅とったら誰かが詰めても隙間は空かない。こういう時は全員に動員を求めないと7人目は座れない。
 これはなかなか、がっつり勇気要りそう。てゆうか、がっついてる。

 その点で、このバーの存在は大きいと思う。
 もともと立ったり座ったりしやすいように握るためのバーだそうで、ボクが思ってるようなことは狙ってないのかも知れないけど。
 この2本のバーはシートを2:3:2に区分する位置にあるんです。
 ここは定員3人でっせ、と明らかで。もし座りたそうにしてる人がいてスペースがなかったら、既に座っている2人ないし1人が幅取りすぎというのが傍から見て分かります。
 バーがあるから、それ以上足も開けないしね。
 もしバーがなかったら、誰かが幅とってても6人を動かすために詰めてとは言いにくいでしょう。
 相手が1,2人なら強気で、詰めてアピールもできそう(笑)
 座る人も自然と、このスペースは2人・3人で座るもの、と最初から幅をとらないようマナーを守るように思います。

 明確に壁で区切っているわけではないのですが。
 ただバーがあるだけで。まるで仕切られているかのように空間の境界を意識するという点が面白いな~と思った次第。
 ラッシュ時の階段とか、ごったがえす地下街の通路とか。多様な速度・方向性を持つ動線が交錯する空間に応用できないかな。
 ほんとに壁で仕切ったら窮屈になっちゃうから。
 ん~、ものすごく歩きやすい混雑になるかも。

 心理的パーティションとでもいいましょうか、こういう仕掛け、興味深いです。
 物理的なモノではなくて形がないんだけど、ある行動を促したり空間の境界を意識させる仕掛け。
 探せば色々な場所で実用されていそうなので、注目しながら歩いてみたいと思います。

 そうそう、O脚のボクも足を閉じて座るように気をつけます。