映画って、心を揺らすな~と今更ながら再確認。
最近、WOWWOWで見た映画「キャタピラー」
こちらは、寺島しのぶさんがベルリン映画祭で主演女優賞を受賞した作品。
反戦映画と言われているが、
私はそれよりも人間の本能を思い知らされた感じがした。
ちなみに、この作品を見て、私は3日ほど心が重くなった。
今もちょっと重さが残っている。
これから見る人もいると思うので、内容は書けないが、
とにかく、人間の業や欲、本能を思い知らされる。
あらすじに書かれているくらいを言うと、
戦争で四肢と聴力をなくし、顔に大やけどを負った夫が帰ってくる。
周囲は夫を軍神とあがめ、妻は国民の義務として軍神の世話を押し付けられる。
外では軍神だけど、家では食欲と性欲だけを押し付ける夫。
しかも、この夫は、出征前も決して良い夫ではない、暴力夫。
映画では、この夫が帰国してからの、夫婦の生活がメインになるが、
この間の寺島しのぶさんが演じる妻のいろんな心の動きに共感。
私なら、3日くらいで夫をほうっておいて夜逃げしそうだが、
あの時代には、それができないのもよくわかる。
だって、生き神様のお世話をするのは、
大事なお役目だと刷り込まれているし。
見終わって、何がどうとはいえないが、
ど~んっと重いものが残る。
時間がなく、DVDに撮り3日に分けて見たのだけど、
3日とも憂鬱な気分で眠りについた。
戦争ってなんだろうってところまで考えるなんて、
やっぱりこれは反戦映画なんだと感じたりした。
今、思い出したが、12月8日は太平洋戦争の開戦日だ。
平和って、本当に大切なんだと身にしみた。
やっぱり、映画って、心に効く。